新津駅から新潟駅に戻り、「普段と違う信越本線乗車体験」は終った。短時間に普段入れない線に3箇所も入れて大満足だった。ここで乗り鉄仲間と別れ、私は新潟12時27分発のとき320号に乗車した。画像はイベント参加のおみやげと参加者向け福引の景品。缶ビールはイベント参加者のKさんからいただいた季節限定のサッポロクラシック「春の薫り」で、私がサッポロクラシック好きなのを知っていてわざわざ札幌から持ってきてくれたのだ。以前も季節限定バージョンをいただいたことがあり、その時は誘惑に負けて冷えていないものを飲んでしまった。今回は冷やして飲んでくださいとKさんから忠告を受け、家に帰って冷やしてから飲んだが、ホップの香りが満喫できるビールらしいビールだった。
13時40分の高崎で下車し、13時49分発の高崎線に乗り換える。この列車は熊谷駅で後続の特急を待ち合わせるため1番線に入る。熊谷駅は2面4線構造で、1番線、3番線が待避側となっているが、待避側に入るのは1日数本しかない。それに乗るのが今回の目的である。高崎始発の列車なので普通車でもじゅうぶん座れたが、JREバンクの特典グリーン券でグリーン車に乗車した。
籠原駅を出るとグリーン車から先頭1号車に移動して運転台後ろから分岐の様子を確認した。車内の自動放送では左側のドアが開くと言っていたが、熊谷駅では基本的に2番線に入線するので自動放送はそれが前提とされているのだろう。その後の車掌の肉声では右側と訂正していた。
草津・四万2号と緩急接続する。
熊谷駅発車すると右に分岐し、本線に合流した。
走行ルートはご覧のとおり。
上沼垂信号場を出て信越本線を上っていく。新津駅の手前で上り線から下り線に転線し、下り線をしばらく逆走した後、右に分岐しホームのない7番線で停車した。画像は7番線から新津駅ホームを眺めたもの。
ここからさらに先に進み、上り引き上げ線で停車した。ここは「ダイヤ作成講座」の時に入ったことがある。
上り引き上げ線で折り返し、新津駅1番線で停車した。
小平駅1番線を出発し、拝島線を小川に向けて進む。萩山駅を通過した後、ブリヂストンの工場脇を抜けて、小川駅ではホームのない5番線にサプライズ入線した。
小川駅は2面4線でホームは4番線までなのだが、4番線の東側にさらにホームのない5番線があり、列車はそこに入線してくれた。
ここで待機した後、本線に合流して鷹の台駅に向かった。
小川駅入線から鷹の台駅2番線までのルートはご覧のとおり。
鷹の台駅は2面2線の交換可能駅で、朝夕のラッシュ時はここで交換し、日中は1番線のみを使用する。2番線は両方向に発車可能である。
鷹の台駅で折り返し、再び小川駅5番線に入った。
鷹の台駅2番線から小川駅5番線を経由して東村山駅に向かう。ルートはご覧のとおり。
厚狭駅前のホテルを朝5時半にチェックアウトし厚狭駅に向かう。この時間帯に厚狭駅に来たのは、1日1本だけ使用される2番線からの列車に乗車するためである。5時38分発の下関行きがそれである。厚狭駅在来線ホームは1番線から7番線まであり、そのうち1番線が災害で不通になっている美祢線用、その他の番線が山陽本線用になっているが、2番線が使用されるのは早朝の1本だけなのである。
あたりはまだ暗く窓外を眺めることはできないのは残念だが、いくつもポイントを渡り本線下り線に合流した。
この列車を長府で下車する。長府駅は1面2線の島式ホームなのに乗り場が1番線と3番線になっており、2番線が欠番になっている。かつては2番線もあったのだろうか。
長府駅から小月駅に戻る。小月駅には中線があり、当駅発着の列車が入線する。
小月駅発着の列車は毎時1本程度あるので難易度は高くないがせっかく近くに来たので乗っておきたい線である。
12時14分、鶴来着。集合は12時50分とかなり余裕がある。大半の客がこの電車でやってくるのだから、もう少し集合を早めたらいいと思うが、そういかない事情もあるのだろう。
受付を済ますと参加記念グッズなどをいただく。そのうちひとつが北鉄バスのボックスティッシュで、大きすぎてこれからの道中邪魔になりそうだ。
少し時間があるので線路の様子を見てみた。かつての白山下方面は廃線になっているが、折り返し用の引き上げ線が残っていて、ここを経由して車庫に入るだろうと推察する。
集合時刻となり担当者から諸注意の後、13時05分2番乗り場に移動する。
車両の窓ガラスが汚れていたので、先ほど撮った写真で代用させていただく。奥から手前に向かって走行する。
白山下方面にある車止めの手前まで進む。
そこで折り返し、今度は2番線の隣りにある線路を走行していく。
洗車機を通過し
ピット線で停車した。運転士はこの線を「車イチ」と称呼していた。車庫1番線の略だろう。ここで再びエンド交換をして来た道を引き返し、元のホームに戻ってきた。この間約15分ほどでロスタイムはほとんどなかった。
この後、運転席の着座体験と除雪車の撮影会が行われた。
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