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渡り線・回送線・車庫線

2023年9月28日 (木)

大人の休日パススペシャルグリーン車用の旅(電車事業所入線)

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Nさんのお話しが続く中、電車事業所前停留所を過ぎ、市電車庫の前を通り越したところにある本線上で停車した。ここで方向転換して内回り線から外回り線への渡り線を通り、再び停車する。

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ここから本線は右折するが、我々の車両は車庫に入るので交差点を直進した。車庫線は複線で分岐する。

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車庫に入るとすぐにいったん単線となるが、

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すぐにいくつにも線路が分岐し、いちばん左の線に入り停車した。ここでトイレ休憩を兼ねて全員下車する。

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左手奥が電車事業所の建物。ヘッドマークは札幌LRTの会製作のもの。

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検修庫が6番線まであり、さらにその奥にもループ状に線路が広がっているらしい。構内では車両の入換があるので注意して撮影してほしいとの指示があり、奥までは行けなかった。

約10分後車庫を出発し内回り線をすすきのに向けて進んで行く。14時20分、すすきの停留所でいったん停止したのち、すぐ折り返して貸切電車専用ホームに入り解散となった。札幌LRTの会の熱意を感じるとともに、沿線案内もためになり、参加者も多く盛況で、これで無料で乗れるのは申し訳ない気持ちだ。寄付などを受け付けてくれるならば申し出をしたい気持ちになった。

2023年9月27日 (水)

大人の休日パススペシャルグリーン車用の旅(すすきの出発)

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集合時間の10分前頃に再び貸切電車専用の乗り場に行くとすでに数名の参加者と主催者が集まっていた。名前を申し出て参加が認められた。特に札幌市民であることなどの確認は求められなかった。貸切電車は内回り線からきて、いったんすすきの停留所に停車したのち、折り返して専用ホームに入ってきた。使用される車両は昔の塗装に塗り替えたリバイバルカラーの243号車で、塗装資金はクラウドファンディングで調達した。

参加者は27名でロングシートの車内は満席だ。参加者は地元の高齢者が多く、乗り鉄は私以外にいない。

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13時01分、専用ホームを左に分岐してすぐにすすきの停留所に停車する。わずか10mほどの区間だが、めったに乗れない区間を制覇した。

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この貸切電車は札幌LRTの会の運行で、同会は市電の札幌駅前延伸を目指した活動をしており、今回のイベントは札幌市電の便利さを体感してもらうことで延伸気運を盛り上げる貸切試乗会という位置付けになっており、無料で乗車できる。札幌LRTの会ではそのほかにも10月には路面電車や地域交通の専門家などを招いてパネルディスカッションなども予定されている。主催者のあいさつに続いて地元のNさんから電車の進行に合わせて各停留所周辺の街の歴史などの詳細な案内が行われる。レジュメまで用意してくれていて後から振り返るにも最高だ。案内が詳しすぎて次の停留所までにその街の説明が終わらないほどだ。

2023年9月 6日 (水)

185系伊東駅車庫入線体験(伊東駅車庫6番線)

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片瀬白田駅での車内イベント、撮影会が終わり、ここで進行方向を変えて伊東駅に向かう。座席が変更となり往路とは別の席が割り当てられ、私は通路側の席になる。

伊東駅ではまず2番線に停車した。ここから駅に隣接する留置線に入る。留置線は3本あり、そのうち伊東駅寄り(車庫4番線)には横須賀線用E217系が止まっている。一般客がホームから撮影できないようにする目隠し用車両だ。一般客が勝手に撮影して高い料金を払っている参加者から苦情が出ないようにするための措置だ。E233系などでなく、横須賀線の車両を持ってくるとは手が込んでいる。今日大船から回送されたらしいがE217系が伊東線を走るのは初めてではないだろうか。

私はここから熱海方に進んで本線上で折り返して留置線に入ると予想していた。南伊東方に引き上げ線があるのは知っていたが、有効長が短くかつ線路に雑草が繁っていたり、線路脇の樹木が張り出していたりして、使用されていないのではないかと思っていたからだ。ところが予想に反して南伊東方に動き出し、引き上げ線に入った。線路脇の樹木が車体に触れてバチバチと音を立てる。

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引き上げ線には踏切があり、折り返し運転のため、しばらく踏切を閉鎖する。

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引き上げ線で折り返し、留置線に入る。その際運転士の信号喚呼の音声を車内に流してくれた。「識別点灯、入換進行、転轍開通、パターン接近、パターン解除」など普段聞くことのない用語も聞かれた。

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列車はいちばん外側の留置線で停車した。ここは車庫6番線と呼ばれていた。

2023年8月30日 (水)

いつのまにか乗っていたレア区間(門司駅引き上げ線)

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 2008年11月、熊本始発の寝台特急はやぶさに乗車した際、車両に乗ったまま門司駅引き上げ線に入りました。はやぶさは門司で大分始発の富士と併結する関係で、6番線に停車するとすぐに下関方の引き上げ線に入り、5番線に到着した富士に連結されました。この併結は毎日行われていましたが、それに乗りたくてはやぶさを選択したのではなく、廃止がうわさされていたA個室寝台への乗車が目的でした。したがって引き上げ線の様子もまったく画像に収めておらず、今思うともったいないことをしたと思います。

2023年8月29日 (火)

いつのまにか乗っていたレア区間(名古屋駅東海道線→関西線渡り線)

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 名古屋駅は東海道線、中央線、関西線が集結する中部地方最大のターミナルです。現在、それぞれの線は基本的に線内で運転が完結していますが、かつてはそれぞれの線を行き来する列車が運行されていました。

 私は1978年3月に東京発の寝台特急紀伊に乗車した際に、東海道線から中央線を横断し関西線への渡り線を通りました。寝台特急紀伊は名古屋まで寝台特急いなばと併結運転を行い、名古屋でいなばのと分割を行います。名古屋に停車した際、ホームが右側に見えた記憶があるので6番線に停車したものと思われます。ここで機関車を付け替え、進行方向を変えて関西本線に転線しました。今思えば転線の様子をしっかり眺めておけば良かったと悔やまれますが、その当時はまだそこまで細かいところまで気にするレベルではありませんでした。当時の配線は現在とは多少異なるとは思われますが、基本的には変わっていないはずです。

 寝台特急紀伊はその後亀山で再び進行方向を変え、紀勢本線を紀伊勝浦に向かいました。2度も進行方向を変える珍しい列車でした。

2023年8月26日 (土)

いつか乗ってみたい区間(近江神宮前駅渡り線)

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 京阪電鉄石山坂本線近江神宮前駅は相対式2面2線構造の駅で、駅に隣接し車庫があります。

出庫の関係で早朝に4本だけ坂本比叡山口行きにもかかわらず、石山寺行きホームから逆方向に発車する列車があり、駅北側の渡り線を通過します。こういう列車があると乗らずにはいられません。いつか乗ってみたいものです。

 

2023年8月25日 (金)

いつか乗ってみたい区間(野田阪神駅2番線)

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大阪メトロ千日前線野田阪神駅は相対式2面2線の構造で、通常は1番線のみ使用されます。2番線は降車専用ホームになっていて、平日10本、土休日3本だけ2番線に入ります。2番線は発着本数が少ないため、ホームドアやエスカレーターがありません。2番線に入った列車はその後回送列車となるため2番線から乗車することはできません。駅構内図でも2番線側はグレーに塗られています。めったに列車が入らない2番線ですが、いつかは乗ってみたいと思います。

2023年8月23日 (水)

奥行臼トロッコサンデー

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北海道の標津線奥行臼駅跡でトロッコに乗れるイベントが8月27日までの日曜日に開催されています。軌道自転車と軌道バイクの2種類が楽しめるようです。奥行臼駅はホームや線路が現役に近い形で保存されていて、私は以前訪問したことがあります。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-e597.html

ぜひ行ってきたいところですが、日程が合わないため今回は参加できません。過去に同じ取り組みが行われたので来年もあるかもしれません。詳しくはこちら。https://betsukai.jp/kyoiku/culture/bunkazai/cho_bunkazai/okuyuki_eki/torosun/

奥行臼では簡易軌道の自走客車を動態保存する動きもあり、動向が気になります。この点に関してはこちらをご参照ください。https://betsukai.jp/kyoiku/culture/bunkazai/shisekikouen/kihonkousou/

一方、標津線代替バスが廃止される動きが加速しており、こちらも気になります。https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a78025444b67f92b738a175c96de5e3d7eb6c834

2023年8月17日 (木)

オムライス電車の旅(流山駅構内入換体験)

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車庫内で撮影会がひと通り終了し、11時15分に車両に戻るよう指示があった。流山駅の発車時刻は11時49分の予定なので少々早いなと思っていたら、サプライズで車庫内で入換体験を行うといううれしいアナウンスだ。

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揺れるので席を立たないでくださいという指示があり、満足行く写真は撮れなかったが、それでも大満足だ。

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まず1番線から車庫1番線に入り、折り返し山1番線、車庫2番線、山1番線、車庫1番線、流山駅1番線と移動した。他の側線には車両が留置されていたので、空いている線は全て入ったことになる。

11時49分、流山駅を発車し、馬橋駅には12時ちょうどに到着した。

2023年8月11日 (金)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(門司港駅電留線)

櫛田神社のお参りを終えて、博多駅には7時10分頃に到着し、ツアーの受付を済ます。参加者は50名程度で、昨日豊橋鉄道に参加している人は見当たらなかったが、顔だけ知っている時々見かける年配の方が1名いた。

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ツアー列車は「いさぶろう・しんぺい」で本来は肥薩線で運用に就く車両だが、肥薩線が災害で不通になっているので、こちらでアルバイトをしているようだ。

7時44分、博多駅2番線を出発。門司港までは通常の旅客線を進むので気合いが入らないが、それでもあまり接しない景色なので気分転換になる。時々途中駅で後続車に抜かれるため待避する。

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九州鉄道記念館の副館長の宇都宮さんが本日の参加記念証などを持って車内を回ってきた。この方はかつて食堂車に勤務していた方で、その鉄道知識を買われて鉄道記念館で解説の仕事をしている。今日も門司港に着いた後、館内を案内してくれることになっている。

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門司、小森江と過ぎて門司港駅の手前で右に分岐し電留線に入った。本来運転席後部で入線の様子を写真に撮りたいのだが、営業線ではないので着席するよう指示があり、満足行く画像は撮れなかった。

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九州鉄道記念館横の電留線1番線に到着した。列車が到着すると同時にブラスバンドによる銀河鉄道999の演奏が流れ、歓声と拍手に包まれる。乗っている我々は認識がなかったのだが、この列車の到着が九州鉄道記念館開館20周年の記念イベントのひとつに組み込まれていたのだ。タラップが取り付けられ、そこから下車すると、いかにもおえらがたと思われる人から記念グッズが入った紙袋を手渡される。私に袋を差し出してくれた人は後ほど北九州市長と判明した。その他、JR九州社長、ミス北九州、門司港駅長などがいた。

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列車から降りると開業記念式典が行われ、我々は間近で観覧することになった。

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