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新車乗車記

2024年9月23日 (月)

関西貨物線ツアー(阪急プライベース)

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京都河原町2号線発の列車の乗り終えて再び京都河原町駅に戻ってきた。ここから8時35分発の準特急大阪梅田行きに乗車する。準特急はかつては京王にもあった種別だが今は阪急のみとなっている。阪急では7月から特急、準特急の一部編成にプライベースと呼ばれる有料の特別車両を連結していて、これから乗る列車にもプライベースが連結されている。車両の中央部にドアが設けられ、客室がその両側に広がっている。かつてのJR九州の特急ハイパーサルーン783系と同様の構造だ。

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車内は1人掛けと2人掛けの席が並んでいる。濃いグリーンのモケットが阪急らしい。シートはどっしりとして重厚感がある。37_20240814085601

シートには大きなヘッドレストがあり、二人掛けのシートの間にはさらにパーテーションが設置され、プライベート感が増している。プライベースはプライベートとスペースを掛け合わせた造語だ。

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シートテーブルはひじ掛け部分に収納されているタイプで、広げても半分に折った状態でも使用できる。車内の装備はシンプルだが質実剛健さが感じられる。

プライベースにはアテンダントが乗車している。乗車には予約サイトであらかじめ500円の指定券を予約しておく必要があるが、予約せず車内でアテンダントから購入している人も多い。まだすべての編成にプライベースが連結されているわけではないので、来た編成に連結されていれば利用しようとする人も多いのだろう。アテンダントはタブレット端末を持っていて無札の客が乗ってくると空席を確認し、すぐに客を誘導していた。

基本的には充実した設備だが実際の走り出してみると気になる点もある。窓割りと座席の位置が不適切で、要は目の前に幅広な窓枠があって、窓外がシームレスに眺められないのだ。観光客の利用も多い車両だから、これはかなりのマイナスポイントだ。

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途中駅から乗って来る客も多く、最大7割程度の乗車になり人気のあることがよく分かった。終点の梅田駅はプライベースの広告のオンパレードで阪急の力の入れようが分かる。ホームで写真を撮っている人も多かった。

2024年4月19日 (金)

北陸新幹線敦賀延伸+αの旅(金沢・越前たけふ)

朝酒でいい気分になって、長野を出ると富山まで朝寝を楽しむ。

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金沢駅に8時43分に停車し、2分停車の後にいよいよ新線区間に突入した。グランクラスに乗って来る人はさすがにいなかったが、普通車付近には乗車待ちの行列ができていた。

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真新しい高架橋の上を高速で走行していくが、車窓から見る限りは新線区間を走行している感じがしないのは不思議だ。左に白山車両基地を眺めながらスピードを上げていく。

安定した走行で最初の停車駅小松に到着。通過線のない相対式2面2線のシンプルな構造の駅だ。

加賀温泉、芦原温泉と通過し、9時13分福井駅に到着。ここは新幹線駅では珍しい1面2線の島式ホーム駅になっている。

福井を出ても新線を走行している感覚が乏しい中、9時22分越前たけふ駅に到着した。ここで下車する。敦賀まで乗車しなかったのはこの後、新幹線各駅を見て回る予定だからである。

2023年9月20日 (水)

大人の休日パススペシャルグリーン用の旅(スペーシアX1)

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東武日光駅からは11時55分発の特急スペーシアX4号浅草行きに乗車する。スペーシアXは今年7月にデビューした東武のフラッグシップ特急でDRC(デラックスロマンスカー)、スペーシアに続く3代目だ。

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ちょうど日光駅にはスペーシアX、リバティ、初代スペーシアが停車していた。車両は6両でコックピットラウンジ、コックピットスイート、個室、プレミアムシート、レギュラーシートなど多彩な座席が用意されている。私はこの中でプレミアムシートを予約してある。レギュラーシートより580円高いが設備の充実さを考慮するとむしろこちらの方が割安だ。しかも私は金券ショップで東武の株主優待乗車券を買ってあり、それが正規運賃より580円安いので実質的にプレミアムシート代がただになっているのと同じだ。

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ドア横には液晶ディスプレイがあり、行き先や列車種別が表示されているとともに、今回新しい試みとしてディスプレイに動画が表示され車内の設備の様子が分かるようになっている。動画付きの行き先表示はおそらく他の鉄道会社ではないだろう。

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こちらが私が乗車したプレミアムシート。通路をはさんで2席と1席になっている。電動リクライニングシートでフットレスト付きだ。枕にはスペーシアXのロゴが入っている。シートがバックシェル型になっていてリクライニングシートをいくら倒しても後ろの席の人に影響はないのはうれしい。

2023年9月13日 (水)

大人の休日パススペシャルグリーン車用の旅(宇都宮ライトレール1)

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宇都宮に7時13分に着き、東口のライトレール乗り場に向かう。テレビなどでおなじみの車両はすでに入線していた。土曜日の早朝なので客は少なく全部で15名程度だ。普段使いしている地元客だけで運転席の後ろで前を眺めている人はいない。

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3両編成でドアは各車両に付いている。乗る客はドア横にあるICカードリーダーにタッチして乗車する。現金利用の客はホームに設置されている整理券を取って乗る。バスや他の路面電車のようにドア横に整理券発行機がないので慣れないとそのまま乗ってしまう人も多いのではないだろうか。

車内アナウンスでは「この電車は各駅停車芳賀・高根沢工業団地行きです」と言っている。現在は各駅停車しかないが、将来的には快速運転が予定されているので、わざわざ「各駅停車」と言っている。

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座席配置はボックスシート主体で、連結部分にロングシートが配置されている。シートは低反発の素材でできていて座り心地はなかなかいい。

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7時24分、宇都宮駅東口停留所を出発。駅前を直角に左に曲がる。シーサスクロッシングがあり、試運転車両がここを逆走した際、脱輪事故を起こしたが今は痕跡はない。

2021年11月16日 (火)

ベイサイドブルー


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以前横浜市営地下鉄の川和車両基地に入線するイベントに参加した際、参加者特典でみなとみらいチケットが配られた。横浜みなとみらい周辺のバス・地下鉄の1日乗車券である。それを使って横浜市営バスのベイサイドブルーと呼ばれる連接バスに乗ってきた。横浜駅東口を出て、パシフィコ横浜を経由して山下埠頭に至るルートで運行されている。

連節バスはバスを電車のように連結させたもので、カーブをクネクネ曲がる姿がユーモラスだ。全長18mもあるが、後部車両が特殊な台車で、牽引免許なしで運転できるようになっている。


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横浜駅東口バスターミナルから乗車。日曜の午後なので混んでいるかと想像していたが、座席がほぼ埋まる混み具合だった。私は最後部の席に座る。バスなのに4人がけのボックスシートになっている。タイヤハウスの突起の関係でそういう構造にならざるを得ないようだ。


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交差点での右左折の時には前の車両だけ先に首を振って、後から後部車両がそれに着いていく仕組みになっている。鉄道車両ならばカーブの時、先頭車が見えたりするが、バスでは連節バスに乗らない限り味わえない経験だ。


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横浜の街を右に左に車体をくねらせ、約25分で終点山下埠頭に到着した。






2018年3月18日 (日)

小田急GSE初乗車

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 昨日から運行が始まった小田急新型ロマンスカーGSEにさっそく乗ってきました。

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 車体はオレンジ一色という特急車両では珍しいカラーリングです。運転席が2階にあるのはロマンスカーの伝統です。展望席の窓ガラスが少し大きくなったようです。しかし車体は連接台車でなく、7両の固定編成になりました。

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 座席はこんなカラーリングです。センスがあるようなないような。シートは薄くて座り心地はよくはありません。

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 シートポケットはこんな感じで、ペットボトルホルダーと傘のホルダーが付いた珍しい形です。

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 Wi-Fi装備で専用チャンネルからは自分のスマホで運転席の展望映像が見られます。これは新しい趣向です。展望席が取れなくても雰囲気が楽しめます。画像は東北沢駅を通過するところです。

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 乗車記念カードです。いい思い出になります。

 なお、今回の複々線化完成のダイヤ改正で最速のロマンスカーは新宿・小田原間をノンストップで59分で走破することになったので、これにも乗ってみたいものです。

2018年2月13日 (火)

E235系初乗車

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 次世代の通勤電車「E235系」に先日初乗車しました。走行音が心なしか静かな感じがしました。

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 ドア上部だけでなく、網棚上部の広告スペースも液晶パネルになっています。

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 中吊り広告は今まで通りです。つり革が黄緑なのが特徴的です。他の線に投入されるときは、その線のラインカラーに合わせるのでしょうか。

 車内が混んでいて全体を把握するのは難しかったですが、乗っている限りは特徴は感じにくかったです。



2017年8月17日 (木)

レトロな銀座線

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 先日銀座線に乗った時のことです。レトロな雰囲気の銀座線にたまたま乗り合わせました。車両自体は新型の1000系なのですが、開業当時の銀座線の車両を復元したものになっています。

 窓の上下にある帯の部分は画像では出っ張って見えますが、実際には視覚効果を利用しているため、まっ平らです。

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 車内は木造風で手すりは真鍮のような色合いです。緑のモケットの座席もいい雰囲気です。2編成しかないので乗り合わせる機会は少ないですが、昭和初期の面影を残す電車で一度は乗ってみたいものです。

2017年5月 3日 (水)

東武鉄道新型特急リバティ

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 先月から運行を開始した東武鉄道の新型特急リバティに乗ってみました。基本編成は3両ですが、連結されて6両で運転することもできます。途中で分割されたり、併結されたりして様々な行き先の列車として運行できるようになっています。先頭車のイメージは精悍で、分割併合ができる車両には見えません。

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 Revatyの名前の由来は自由で(リバティ)バラエティな列車という造語のようです。そのおかげで会津田島などへも運行されることになりました。

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 従来のスペーシアにあったようなヘッドレストに組み込まれたスピーカーや読書灯などはなくなりました。また従来のどっしりしたシートのイメージもありません。個室もなくなりました。

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 ごく普通のノーマルの特急に成り下がってしまった感じで、旅へいざなう魅力的な特急というイメージは全くありませんでした。ただし列車の走りは快適で、浅草から栃木までの1時間08分はあっという間でした。

2017年4月28日 (金)

小田急ロマンスカーEXEα

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 小田急の30000形ロマンスカーEXEがリニューアルされて、EXEαとして再登場しました。展望席がなく、車両としての魅力が乏しく、ロマンスカーらしくない車両として、あまり評判はよくありませんが、塗装やシートを変えて登場してきました。10両編成を組むことができるので輸送力は抜群です。

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 αの表示が付加されています。αというくらいですから従来はなかった設備が付いています。

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 それが各シートに付いている傘立てです。上の丸いでっぱりに傘の柄をかけて下のわっかに傘を入れるようです。雨の日は傘の置き場に困るのでこれは便利な設備です。さすがEXEαです。

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 これは1996年にEXEが登場したときに買った記念の缶ビールです。