沖縄都市モノレール完乗の旅(ネオパークオキナワ軽便鉄道)
与那原駅舎を見学した後に向かったのは名護市にある「ネオパークオキナワ」だ。ここは沖縄本島中部にある体験型動物園なのだが、その施設の一つにかつて沖縄を走っていた軽便鉄道を模した列車が運行されている。遊園地などにある遊戯鐡道の一種で正式な鉄道ではないので私の乗りつぶしの対象にはならないが、せっかく沖縄に来たのだから乗っておきたい。与那原から沖縄自動車道経由で1時間半ほどのところにあり、ちょうど12時ころに到着した。平日のせいか利用客は少なく、駐車場はガラ空きだった。入園料と軽便鉄道乗車料金込みで1,560円を支払って入場した。
軽便鉄道の運転は平日は1時間間隔になっていて、私は12時30分の便に乗車した。先頭は蒸気機関車風だが、実際は第3軌条から集電する電気機関車だ。その後ろに客車5両をつないでいる。機関車は実際に沖縄を走っていた軽便鉄道を75%のスケールで再現したようだ。乗客は私のほかには小さな子どもをつれた家族が一組だけだった。
軽便鉄道はところどころで停車しながら園内の動物を観察しながら1周する。進行中に動物や軽便鉄道を紹介するアナウンスが適宜入る。コースは鉄橋あり、トンネルあり、踏切ありで変化に富んでいる。
鳥が放し飼いにされたところもあり、野趣あふれたところを進んでいく。
車庫もあり、中では予備機が待機していた。1周1.2km、所要時間20分のショートトリップだが乗り鉄でも楽しめる内容だった。
最近のコメント