霧島神宮参拝を終えて次に向かったのが肥薩線嘉例川駅だ。この駅は1903年開業で、駅舎は開業当時のものが今も使用されている日本最古の駅ということになっている。補修されているが、基本構造は当時のままということだろう。私は2007年に特急はやとの風号に乗車した際、停車時間の合間に駅を見学したことがあった。その時の記事はこちら。今回この駅を訪れたのは、ここで販売されている駅弁を購入するためだ。地元の弁当業者「やまだ屋」が販売している「百年の旅物語かれい川」が素朴な味わいで大人気なのだ。お弁当は2日前までの事前予約制で、10時から12時までの間に駅で受け取ることになっている。駅の駐車場には何台もの車が停まっていて、この駅の人気のほどが分かる。駅弁を買うだけでなく、駅自体に興味がある人も多そうだ。
無人駅なのでホームには自由に出入りできる。かつては交換可能駅で相対式ホームだったが現在は駅舎側の1面だけを使用している。桜も咲き始めていて春らしい風情だ。
駅舎の中にはかつて使用していた通票閉塞機が展示されていた。
駅に来たのが11時前だったのでお弁当は後で食べることにする。
東海道新幹線で車内ワゴン販売が終了することになりました。あらかじめ買って乗る人が増えたのと販売員の確保が困難になったことが要因のようです。私の場合も必要な飲食物はたいてい駅で買ってから乗ります。そのほうが多くの種類の中から選べるのと、車内販売だと実際にいつワゴンがやってくるか分からず、好きなタイミングで食べることができないからです。
しかしワゴン販売が廃止されると食後のコーヒーやアイスクリームの楽しみが無くなってしまうのは残念です。特にアイスクリームは新幹線の名物でもあり、あのカチカチに凍ったアイスを溶けるタイミングを見計らって食べる楽しみは最高です。
食堂車がなくなり、ワゴン販売もなくなり、旅の風物詩がまたひとつなくなり、旅情か乏しくなっていくのは残念ですが、これも時代の流れなのでしょう。
今年もNewDaysで北海道フェアが開催されています。北海道にちなんだグルメ商品が多数販売されていて見逃せません。
定番のサッポロクラシックも販売されています。私はこのビールのさわやかな味わい、喉越しが大好きです。
北海道に行かなくても北海道を楽しめるフェア、JRの駅にお立ち寄りの際はぜひ覗いてみてください。
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