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『ミスターKの乗り鉄日記』の過去の記事はここから調べられます

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鉄道雑感

2024年10月 2日 (水)

鉄ちゃん石破茂、首相に就任

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石破茂さんが内閣総理大臣に選出されました。石破さんは鉄道ファンで知られています。鉄道に関する知識は正確で、単にちょっと鉄道好きというレベルではありません。事務所でのインタビューの際にも背後の書棚に鉄道模型がしっかりと展示されているのをよく見かけます。こんなに鉄道に詳しい首相はおそらく佐藤栄作さん以来でしょう。佐藤栄作さんは旧鉄道省に入省し、二日市駅長を勤めるなどし、最後は運輸事務次官まで上り詰めた後、政界に転身しました。

石破首相は鳥取の選挙区と東京の往復に使った寝台特急出雲には1000回以上乗ったと豪語するほどで日本でいちばん夜行列車に乗った総理大臣かもしれません。寝台料金分は宿代にあたるので議員パスの対象にならず自己負担ということも言っていました。

同じく鉄道好きで知られる前原誠司さんとのYouTubeでの対談番組でもお互い譲らぬ鉄道愛を語っていたりします。https://youtu.be/rlyJUU_nM7I?si=LoodaE7y1GoT-u8f

石破さんが首相になり鉄道の未来がどう変わっていくのか気になるところではありますが、一議員と首相との立場は大きく異なり好き嫌いで決められる話しでもないのでその点は触れません。しかし私にとっては親近感のわく首相であることには違いありません。今後に注目したいと思います。

2024年9月11日 (水)

旧新橋停車場鉄道博物館収蔵展

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旧新橋停車場鉄道歴史展示室で開催されている企画展「鉄道博物館収蔵展」を見学してきました。北斗星トマムスキー号、瀬戸号のヘッドマークや古い車両銘板などとともに、青春18きっぷのポスターやチラシ、現物のきっぷなどがあり、私はこちらの方に惹かれました。青春18きっぷのポスターは下灘駅のものが4枚もあり旅情をそそります。きっぷは初代ののびのびきっぷのものではありませんでしたが、マルス券ではなく印刷された紙のきっぷで、これを見るだけで学生時代の旅を思い出しました。

2024年9月 4日 (水)

国鉄と言えば・・・

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昨日、国鉄時代の新幹線リレー号マウスパッドを紹介しましたが、その記事をスマホで作成している時の変換予測に驚きました。国鉄と入力するとスワローズ、特急色、労働組合、動力車労働組合と出てきました。

国鉄スワローズは今から50年以上前に消滅した球団で、今ではその存在を知る人も少ないでしょう。

国鉄特急色はクリームに赤色の帯で人気の塗装でこれは分かる気がします。

最後の国労、動労はストを連発して国民の反感を買った労働組合でそういうものまで変換予測されるようです。これも今やその存在を知る人は少ないでしょう。

私は国鉄と言われて思い浮かべるのは分割民営化です。鉄道に興味を持ち始めた1980年代にその議論が高まり、1987年4月には全国一体運営の日本国有鉄道から旅客6社と貨物1社に分割されたのは私の鉄道人生の中でもいちばんエポックメイキングなできごとです。サービスも悪く、車両の魅力も乏しかったけれど、全国津々浦々に線路を延ばしていたあの当時の国鉄にまた乗りたいものです。

2024年8月20日 (火)

払いもどしはじめました

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最近気が付いたのですが、4月から指定席券売機で切符の払いもどしができるようになりました。一定の制約があるようですが、みどりの窓口に並ばなくてもこれで払いもどしができます。最近はみどりの窓口が閉鎖され、ところによってはかなり遠くまで行かなければならないこともあるのでサービスが改善されたと言えるかもしれません。ただ払いもどし手数料は窓口でも券売機でも同額です。

それにしても乗り鉄の私ですらこの取り扱いが始まったことを最近知ったばかりなので世間での認知度はかなり低いでしょう。もっとPRしたらいいと思いますが裏の事情があるのでしょうか。

最近はネット予約でチケットレスで乗車することが多く、キャンセルはネット上で完結するので、券売機による払いもどしはあまりお世話になる機会はなさそうですが、選択肢が増えたことはいいことです。いつか試してみたいと思いました。

2024年7月10日 (水)

NewDays北海道フェア

今年もNewDaysで北海道フェアが開催されています。こちらにいながら北海道気分を満喫できる毎年恒例のフェアです。今年はメロンを素材にした商品が多いそうです。

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そんな中、私は「ほがじゃ」を買ってみました。ほがじゃはじゃがいもをベースにしたおせんべいです。味付けは釧路のザンギ味です。

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中には列車ステッカーが入っていて、261系ラベンダーエクスプレスが出てきました。

そのほかこちらでは手に入りにくいセイコーマートの商品やサッポロクラシックなどもあり、いろいろ買いたくなります。

みなさまもJRの駅に行ったらぜひNewDaysをのぞいてみてください。

2024年7月 9日 (火)

豆相人車鉄道の碑

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かつて人力で運行される人車鉄道というものがありました。熱海と小田原を結んでいた豆相人車鉄道もその一つです。1896年に開業しまし、それまで駕籠で6時間要していたところを4時間に短縮したようです。しかし、その後軽便鉄道に取って代わられ1908年には廃止されました。実際の遺構は残っていませんが、かつての小田原駅があったところに石碑が建っています。早川駅から10分ほど歩いた国道1号線の歩道にあります。

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こちらは豆相人車鉄道の根府川駅跡のプレートです。根府川駅から5分ほど坂道を上ったところにあります。バス停裏の草むらに埋もれるようにして設置されています。

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このあたりは坂道が続くので人車の車夫はさぞかし重労働だったと推察します。

小田原市役所のホームページには詳しい記述があります。

https://www.city.odawara.kanagawa.jp/kanko/spot/p16553.html

2024年7月 6日 (土)

新一万円札と東京駅

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渋沢栄一の新一万円札をさっそく手に入れました。ホログラムの渋沢栄一の顔が浮かび上がる手の込んだお札です。渋沢栄一は様々な企業の設立に参画し、私の勤務している会社も過去をさかのぼるとそのひとつらしいです。大先輩のお札を手にしたのですが、慣れないせいかまだおもちゃのお札のような感じがします。

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裏側には復原後の東京駅が描かれています。日本を代表する駅舎がお札の裏に刷り込まれていて鉄道ファンとしてとてもうれしい限りです。一緒に新幹線か1号機関車でも描かいてくれればなお良かったのですが、さすがにそうはいかないようです。

表も裏も私に関係あるお札を手にして、前の一万円札の時には感じなかった親近感を感じています。お金を大事にして経済をしっかり支えていきたいと誓った一日でした。

2024年7月 1日 (月)

ダイヤ作成講座(ダイヤ作成講座2)

講座の合間の休憩時間には担当者とのコミュニケーションタイムもある。撮影禁止だが実際のダイヤグラムがたくさん展示してあり、それを見ながら担当者が我々の質問に答えてくれる。担当者は乗務員や列車指令、保線担当などいろいろだが、皆スジの読み方のプロで我々の質問にていねいに答えてくれる。最近は老眼が進み、細かい文字が見づらく、かなり顔を近づけないとダイヤグラムを読み取れないのは困りものだがやむを得ない。

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ダイヤグラムと一口で言っても実際にはいろいろなタイプがあることも初めて知った。車両や運転士、車掌の運用を示す運用図表、保線作業時に必要になる見張りダイヤ、構内入換時に必要になる構内ダイヤなど使用目的に応じ何種類もある。

また列車指令の人が実際に使用したダイヤグラムも展示され、ダイヤ乱れがあった時の修正や発生した突発事象などが手書きで記されていた。熊と遭遇という表記もあって現場の緊張感が伝わってくる。ダイヤグラムの上段には担当者名が書かれていて何時から何時まで誰が担当したかも分かるようになっている。

国鉄時代にはダイヤ改正の何か月も前にスジ屋が旅館に泊まり込んで、全国規模のダイヤの調整を行っていたというのを阪田貞之さんの「列車ダイヤの話」(中公新書)で読んだことがあったので、今もそういうことがあるか聞いてみたが、若い人だったのでそもそも過去にそういうことがあったことすら知らなかった。

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午前中の講義が終わり、3階の社員食堂に移動して昼食となる。平日はここで供食が行われるが、この日は日曜日なので営業は行われていない。5〜60人は入れるスペースでゆったりと食事ができるようになっている。我々は新潟米膳という新潟の郷土料理満載のお弁当をおいしくいただいた。食堂の隅ではスイカペンギングッズなどの販売も行われていた。

2024年6月27日 (木)

東西線運休激安乗り歩き(書泉グランデ)

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大機関車展の見学を終えて神保町の書泉グランデに向かった。書泉グランデの鉄道書コーナーは以前は6階と5階の2フロアを使用していたが、いつのまにか5階だけになっていた。しかも鉄道グッズのコーナーが半分くらいを占めていてだいぶ構成が変わってきた。さらに驚いたのが鉄道紀行文学の最高峰に位置付けられる宮脇俊三さんの著作が文庫本だけわずか10冊程度しか置かれていないのだ。紙媒体の鉄道書が衰退しネットから情報を得る時代になったが、鉄道書のバイブルとされる宮脇俊三さんですらこの状況だから種村直樹さんの著作などは見つけることはできなかった。

私は今回「北海道の簡易軌道」を購入した。簡易軌道は北海道の開拓に大きく寄与したにもかかわらず資料が少ない。以前「釧路・根室の簡易軌道」という著作があったが、今回は北海道となっており、道北の歌登町営軌道や道央の当別町営軌道なども取り上げられていて読み応えがあった。また実際に簡易軌道の跡を訪ねる場合に便利な探訪ガイドもついており、遺構散策にも役に立ちそうだ。これを手に散策に出たくなる内容だ。

今日は東京メトロ東西線の運休に関連しての普段は乗れない渡り線や逆走運転などを体験でき、しかも割安な運賃で移動ができて、収穫の大きな一日だった。これで「東西線運休激安乗り歩き」を終わります。

2024年6月26日 (水)

東西線運休激安乗り歩き(大機関車展)

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竹芝で東海汽船の御船印をゲットし、次は旧新橋停車場鉄道歴史展示室に向かった。ここでは現在企画展「大機関車展」が開催されている。かつての鉄道車両は機関車が牽引するものが大半だったが、その後電車、ディーゼル車の進展で活躍の場が狭まり、現在は貨物列車の牽引が主になっている。その機関車も動力が蒸気から電気、ディーゼルに移っている。そういった過去からの流れを写真と資料で概説したのが本展示だ。DD51機関車の取り扱い説明書などもあり貴重な資料が多かった。

かつては日本の石炭消費の3割を国鉄が占めており、国鉄の電化を推進することにより、貴重な石炭を他産業に回し、日本の戦後復興につなげるという政策があったようだ。

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そんな展示を身終えて1階に降りると伊藤園のおーいお茶ミュージアムというのができていた。以前は銀座ライオンのレストランがあったところで長らく空きスペースになっていた。

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ここではおーいお茶の歴史を知ることができ、おみやげコーナーなども併設されている。おーいお茶は夏場に売り上げが落ちるお茶を冷やして販売することにより売り上げアップにつなげようとするのが狙いだったが当初はまったく売れなかったらしい。

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