暫定開業だった虎ノ門ヒルズ駅にコンコースが完成しました。それまでは上り、下りのホームがそれぞれ独立していて、ホーム間の行き来ができなかったのです。
ホームは地下1階にあり、改札は地下2階にあります。従来はこの地下2階の改札がなかったのでホーム間の行き来はいったん地上に出て一般道路を歩かねばなりませんでした。
改札前には虎ノ門ヒルズステーションタワーがあり、駅と直結しています。地下鉄の駅とビルが直結しているのはよくありますが、このようなおおきな吹き抜けがあるのは珍しいです。
吹き抜けの反対側から眺めた虎ノ門ヒルズ駅です。ホーム階の下に改札コンコースがあるのが分かります。ダイナミックな構造でかなりお金のかかった駅であることが感じられます。
3月18日に開業した幕張豊砂駅に行ってきました。JR東日本千葉支社管内では東松戸駅以来25年ぶりの開業となります。新習志野と海浜幕張の間に位置し、駅前にイオンモールがあり、イオンモールのためにできた駅で、駅の建設費の一部をイオンが負担しています。それまではここに来る公共交通機関はバスしかなかったので、私が前回来た時は幕張からバスで来ました。その時の記事は以下のリンクをご参照ください。
http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-8be1.html
http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/steamlocomotive.html
駅名票と同じくらいイオンモールの案内が幅をきかせています。これが何ヶ所も掲示されていました。
ホームは下り線が地平、上り線が高架という2層構造の珍しい駅で東鷲宮駅に似ています。
下り線の地平ホームの前には京葉車両センターが広がり、京葉線と武蔵野線の車両が多数留置されていました。
一方、上りホームからは京葉車両センター側は見えませんが、イオンモールが一望できます。どちらのホームも眺めが良いです。お近くをお通りの際はいったん下車して駅の様子を見ていただくことをおすすめします。
天王寺ではるかを降りて大阪環状線で大阪駅に戻る。梅田貨物線は移設に伴い大阪駅に近いルートを走行するようになったため、そこに新ホームを設けることになった。梅田北口エリアにあるため「うめきた新駅」と呼ばれることもあるが正式には大阪駅のおおさか東線乗り場になる。
大阪環状線の福島方のホームの端まで行くと下に降りる階段があり、そこを進んでいくと5分ほどでおおさか東線ホームに出る。通路の途中には意匠を凝らした柱や天井がある。
おおさか東線21番ホームに降りてみると、このホームだけフルスクリーンホームドアが設置されている。列車のドアの位置にあわせて、ホームドアがスライドするようになっている。あたかもふすまが動くように自由自在にホームドアが動く仕組みになっている。運転頻度が高い線区だと耐久性に問題がありそうだが、特急ホームでの運用ならば問題なさそうだ。
こちらは顔認証方式の自動改札。あらかじめ顔写真の登録をした人定期券利用者だけが試験的に利用できる。まさに顔パスで、時代も進歩したわけだ。ただ顔認証登録をしていない人も、ゲート入り口で一般のICカードをタッチすることで改札を抜けられるようになっている。
地上に出てみるが周辺は工事中で見るべきところはなく、すぐに地下に降りる。
今回のおおさか東線用ホーム開設に伴い、うめきた地下口改札から大阪駅西改札間の間は無料で通り抜けできるルールが設けられた。両改札の間のみを移動し途中でホームを通行しない場合に限り、券売機で無料の通行証が発行されるのだ。改札間の所要時間は20分以内の制限がある。ICカード利用の場合も同様で、両改札間を行き来するのであれば料金は差し引かれない。私も試しに利用してみたが、実際に利用する人は皆無だろう。というのもわざわざ地下改札まで降りて、アップダウンのある地下通路を進んで再び地上に出るくらいならば、最初から地上を歩いたほうがはるかに早いからだ。利用できる改札がふたつしかないから、よほどの物好きか鉄道マニア以外は利用しないと思われた。
なお梅田貨物線の地下化に伴い、地下ホーム前後の勾配が急になり、この区間を走行する貨物列車に補機が連結されるようになったが、残念ながらそのシーンを見ることはできなかった。
還暦記念ということで東京駅にある東京ステーションホテルに泊まってみました。東京ステーションホテルは東京駅開業の翌年1915年の開業で100年以上の歴史を有する日本を代表する名門ホテルです。松本清張、川端康成、内田百閒など数々の文豪もここに泊まり、作品の着想を得たり執筆を重ねたりしました。東京駅丸の内駅舎復原に伴い、ホテルもリニューアルされましたが、それでも歴史の重さがしっかりと感じられます。
部屋の窓からは東京駅前が見えます。普段は駅前からこちら側を眺めているので不思議な気持ちです。駅周辺は期間限定のライトアップになっています。
こちらは翌朝の様子。行幸通りが真正面に見えています。
部屋の壁には開業当初の赤レンガが露出しています。赤レンガが露出している部屋は4室しかないとのことで、この部屋に泊まれてラッキーです。
ホテルの廊下はとても長く先が見通せないほどです。
廊下の壁には東京駅に関する写真やポスターなどが飾られています。全部で100枚くらいはあったと思います。
東京駅の改札が見える場所や、駅のアナウンスや発車メロディが聞こえる場所もあります。
朝食会場は4階にあり、東京駅駅舎の中央部三角屋根の部分になります。
泊まってみると東京駅丸の内駅舎はそのほとんどが東京ステーションホテルということが分かりました。宿泊することにより東京駅をより深く体感できると思います。皆さまもぜひ一度お泊まりになることをおすすめします。
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