またひとつ消える鉄道遺産
JRで往復切符の販売が停止されることが発表されました。青春18きっぷ、フルムーン夫婦グリーンパス、周遊券など昭和の鉄道乗車券が消えゆくなか、それよりも以前から存在する往復切符もなくなるようです。ICカードやネット予約の普及で利用者が減少していることが要因のようです。
私自身も最後に往復乗車券を利用したのがいつか思い出せないほど前になります。かつては片道601km以上となる場合、往復で乗車券を購入したほうが安くなるか否かを勘案しながら最適な乗車券を検討しましたが、ネット予約を利用すると往復割引を利用するよりさらに安く買えたり、そもそも私の場合旅行に変化をつけるため行きと帰りのルートを別にすることが多いので往復乗車券のお世話になることが少ないのです。
往復乗車券が無くなることに驚いているうちに、紙の切符自体が無くなることも近い将来にありうる時代になったのではないでしょうか。寂しくなる思いもありますが、これも時代の流れでしょう。
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