秋田新幹線回送列車乗車体験(弘南鉄道鉄印)
弘前には約1時間遅れで到着した。大館と白沢では対向の貨物列車が待機していて、特急優先で運行を再開してもらえたのはありがたい。ただ復旧見込みが当初はすぐとの放送だったのに最終的に1時間遅れとずれ込んだ。ありがちな話しではあるが、今回の事故に限らず何とかならないものだろうか。現場の責任者は事故の内容や種類によって復旧にどれだけ要するかは過去の経験値を持っているはずで、復旧見込みが何度もずれるのは現場力が弱くなっている証だろう。
そういう物足りない対応を感じたが、一方で乗客は冷静で車掌に詰め寄る人などはなく、じっと運転再開を待っていた。外国人観光客も乗っており、日本語のアナウンスしかない中、彼らは状況を把握できたのだろうか。
帰りに新青森から乗る新幹線の特急券はすでに発券済みのため、弘前駅の指定席券売機で変更しておいた。
弘前では弘南鉄道の鉄印を収集した。鉄印は国鉄、JRから分離した第三セクター鉄道限定の取り組みだったが、10月から東北地方の私鉄も道南・東北版として地域限定で参加することになった。新たに加入したのは弘南鉄道、津軽鉄道、青函トンネル記念館、青い森鉄道、仙台空港アクセス線、福島交通の6社で、今までの鉄印帳とは別の専用の鉄印帳を用意する必要がある。
こちらが今回購入した鉄印と鉄印帳。基本的なスタイルは従来と変わらない。
鉄印のホームページによると今後地域限定方式で鉄印参加社を増やしていく記述があり、うれしさの反面、新たに訪問しないといけない会社も出てくる訳で大変だ。
弘南鉄道の鉄印を収集した後、弘前発16時15分の青森行きに乗車する。この列車は当駅始発なので先ほどの倒木の影響を受けないはずだが、何のアナウンスもなく5分遅れで入線してきた。この列車に乗務するためホームで待機していた車掌も待ちぼうけで、業務用タブレットを見ながら遅れを確認していた。
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