山形・岩手レア線乗り歩き(山形車両センター)
山形車両センター行きイベント列車は14時10分に受付が始まる。ツアーの参加告知メールと運転免許証を提示して受付完了となった。乗り鉄向けのイベントではないので40名程度いる参加者のなかで知った顔はいない。
受付を済ますとその隣りにある待機場所で列を作って待たされる。他のイベントではいったん自由解散となることが多く、こういうのは珍しい。
参加者がそろい、4番線に移動する。719系2両編成で我々は先頭車に乗車するよう指示を受ける。14時45分に山形駅を出発。車内では着席を義務づけられ、立ちながらの撮影や運転席後方での撮影は禁じられている。せっかくの車庫線入線だが満足いく写真が撮りにくいのは残念だ。
まず本線を上り、車両センター手前でいったん下り線に転線した後、さらに右に分岐し車両センターに入った。
車両センターに入るとまず洗車体験が行われた後、さらに奥に進んで建屋内の2番線に入り停車した。山形駅からの所要時間は約5分だった。
建屋内では右にはE3系、左には719系が停車していて、しっかりと撮影したいところだがここから先は撮影禁止とされていた。
走行ルートは上図のとおりである。ここで私の目的は達せられたが、ここからが本題の鉄道古物販売会である。山形駅ホームの番線表示板、シートクッション、乗務用カバン、ホームの時刻表、運賃表などざっと100点ほどが展示されていた。イベント列車の申し込み順で購入できるようになっている。参加者の1番人気は山形駅山形新幹線ホーム番線表示板で、5枚ほどあったがあっという間に売り切れになった。私はこういうグッズ関係は興味がなく、しかも旅の途中に大荷物を抱え込むこともイヤなので、出品されていたもののうちいちばん安くて小さかった犬釘500円を購入した。今や木のレールに犬釘を打ち付けてレールを固定することはほとんどないから超貴重な品物かもしれない。
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