北九州モノレール車両基地見学(南阿蘇鉄道2)
立野駅新線区間を乗り終え、列車は第一白川橋梁にさしかかった。この鉄橋が熊本地震で損傷したため、南阿蘇鉄道が長期間不通になっていたが、今は完全に復旧した。橋の手前で運転士が橋の案内をするとともに、「これから徐行するのでカメラをご用意ください」と放送した。乗客がいっせいに席を立ち写真を撮り始める。
橋の高さは約60mで高千穂橋梁ができるまでは日本一高い橋梁だった。高千穂鉄道廃線後は大井川鐵道の関の沢橋梁が日本一で水面からの高さは約70mである。
途中駅の南阿蘇水の生まれる里白水高原駅はかつては日本一長い駅名で知られていたが、現在はそれをトヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)停留場に譲っている。ところが車内放送では単に「白水高原」とだけ放送している。長い駅名であることは変わりないので、もっとPRすればいいのにと思う。途中駅では外国人観光客の乗り降りが意外とあり、常時20人くらいの客をキープしながら高森駅に到着した。今年の2月にドライブの途中で立ち寄った時は一部工事中だったが完成したようだ。
駅のホームは10両編成でも停車できそうな長さだった。
帰りの列車には遠足の幼稚園児が乗っていたり、インバウンドの観光客も多くいたりして、席が埋まっていて後部運転台に立って後方展望を楽しみながら過ごした。
終点の立野駅では南阿蘇鉄道専用ホームに入線した。乗り換え時間が30分ほど時間があったので駅を出ると、駅前に創業明治40年ニコニコ屋というまんじゅう屋があり、そこで売っていたニコニコ饅頭400円を買い求めた。中華まんの生地にこしあんが詰まった小ぶりのまんじゅうが8個入っていた。今日は朝食がまだで、お腹が空いていたのでちょうどよかった。
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