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2024年10月27日 (日)

北九州モノレール車両基地見学(火の山ロープウェイ)

唐戸港に着き、次の目的は火の山ロープウェイになる。唐戸からはサンデン交通バスで10分ほどのみもすそ川で下車する。ここから急坂を上ること約5分でロープウェイ乗り場に着いた。

火の山ロープウェイは山麓の壇ノ浦駅と山頂の火の山駅間全長438m、標高差165mを4分で結ぶ交走式ロープウェイで山頂からの眺めが良いことで知られている。1958年開業の昭和レトロなロープウェイだが、今年11月で運行を休止し3年後にリニューアルしてゴンドラタイプの搬器で運行が再開される予定である。

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14時40分の便に乗車。まんじゅという名前が付いた搬器で10人も乗るといっぱいになる小ぶりなもので満員で出発した。冷房もないのでかなりきつい。

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所用時間4分で山頂駅の火の山駅に着いた。

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山頂駅の上が展望台になっている。眼下に関門海峡、関門橋、門司港の街並みが広がる最高の眺めが展開している。

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下りの便は15時ちょうどだが、それだと乗ってきたのと同じ搬器になるので1本遅らせて15時20分の便で下った。こちらはかんじゅという名前が付いていた。まんじゅ、かんじゅは下関沖の無人島に因んでいる。

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コメント

 下関の火の山ロープウエイには開業直後の幼稚園の遠足で乗車しました。当時はまだ関門橋は架かっていませんので、景色がだいぶ違います。門司から人道トンネルを歩いて渡ってきました。ロープウエイの後は、下関駅まで山陽電気軌道の路面電車で移動しました。狭軌の路面電車が西鉄ばかり見てきた私には興味深々でした。下関駅からはまだ全線直流電化だった関門トンネルをEF10が牽引する客車列車で九州へ戻りました。いずれにせよ、半世紀どころか60年以上も前の話でした。

ロープウェイ、路面電車、EF10とはずいぶん鉄分の濃い遠足ですね。今では乗れないものにたくさん乗られていてうらやましいです。

このロープウェイも架け替えられるので、新しいロープウェイから関門橋を眺められてはいかがでしょうか。

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