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2024年10月

2024年10月31日 (木)

185系C1編成と巡る鉄道のまち大宮(初めに)

JR東日本大宮支社から【10月13日(日)9:40開催】~オオ ヒソ オソ ミフ!185系C1編成と巡る鉄道のまち大宮~「JR+イベント商品」と題するツアーが発売された。オオ、ヒソ、オソ、ミフはそれぞれ電略と呼ばれる駅名の略称で、順番に大宮駅、東大宮操車場、大宮操車場、南古谷駅を表している。185系に乗ってこれらの駅、操車場を巡る列車が運行されるのだ。車庫線好きには見逃せない。具体的な行程は以下の通りで、あらかじめかなり細かいところまで告知されている。

大宮駅7番線から185系に乗車し、東大宮操車場へ出発 着発線⇒洗浄線⇒引上げ1(折り返し)⇒収容線⇒着発線⇒大宮駅通過⇒大宮操車場中1番線⇒留置1番線(折り返し)⇒下り1番線⇒大宮駅13番線⇒川越貨物単線経由⇒南古谷駅着発線⇒川越車両センター構内1~9番線(いずれかを使用)⇒通路線⇒南古谷駅上り1番線(3番線)(折り返し)⇒大宮駅7番線

私は以前は単に車庫に入ったということだけで満足していたが、最近は何番線に入ったのかということまで気にするようになった。他の参加者もそこまで知りたいという人が増えて来たのだろう。

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9時50分頃大宮駅で受付手続きを済ますと出発までまだ1時間弱待ち時間があり持て余す。駅構内にベックスコーヒーショップがあったので、朝食を兼ねてそこで時間調整をした。

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配布された資料を見ると、うれしいことに今日入る車両基地の配線図が用意され、どういうルートで入出庫するかわかるようになっていた。これは非常にありがたい。

2024年10月30日 (水)

輝き続ける栄光の列車名缶ビール

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イオンで鉄道デザインの缶ビールを発見しました。新幹線誕生60年の記念缶で国鉄特急と新幹線のそろい踏みです。つばさ、とき、かもめの新旧車両がデザインされています。それぞれ在来線特急から新幹線に昇格した栄光の列車です。つばさは485系非貫通タイプ、ときは181系ボンネット型、かもめは485系貫通タイプとデザインも凝っています。呑み鉄には外せない一品です。

2024年10月29日 (火)

ありがとう青春18きっぷ

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2024年冬季発売分から青春18きっぷの商品内容が大幅に改定されました。青春18きっぷ始まって以来の大変更と言っていいでしょう。5日間有効、複数人使用が可能だったのが、連続5日間、単独使用に変わりました。合わせて連続3日用のきっぷが販売されること、自動改札が利用できるようになることなどの変更もあります。自動改札が利用可能になるのは大きなメリットですが、それ以外はデメリットのほうが大きいです。

特に連続5日間もしくは3日間使用を余儀なくされるのはこのきっぷの利便性を大きく損なうもので、週末毎に利用するといった使い方ができなくなります。誰もが連続して休みを取れるわけでもないので批判が大きいようです。それを救済するため3日間用を発売するのでしょうが、1日あたりの単価が3,333円となっていて、5日間用の2,410円より大幅にアップしています。今までが安すぎたということはあるかもしれませんし、区間によっては利用者が集中しすぎの状況もあり、そのあたりを緩和する必要性もあるのかもしれませんが、利用者の納得は得がたいでしょう。

私は青春18のびのびきっぷと呼ばれていた1982年発売開始時からの利用者で、当時は5日間8,000円でした。初めて利用した時の記事はこちらです。普通列車の夜行が多数運行されていた時代で、このきっぷで全国を乗り回り国鉄全線完乗を果たしました。あれから40年以上経ち、同じく国鉄時代からの周遊券やフルムーンパスがなくなり、このきっぷが残っていること自体が不思議なことかもしれません。

発売当初19歳でまさに青春だった私も今や還暦を過ぎました。青春18きっぷを利用して最後に旅行したのはもう10年以上も前で、これからも使う予定は無さそうです。普通列車でのんびり旅に出る体力も無くなりました。大人の休日倶楽部パスは連続5日間、18,800円で新幹線、特急の指定席が利用できるので、どちらが使い勝手が良いかは明らかです。

青春18きっぷの改定反対のネット署名なども始まっているようですが、私としては今回の改定を冷静に受け止めたいと思います。

「ありがとう青春18きっぷ!」

2024年10月28日 (月)

北九州モノレール車両基地見学(帰り)

火の山ロープウェイを乗り終えて、ロープウェイ乗り場前のバス停から下関駅に向かう。ちょうど15時26分のバスがあり、これを逃すと1時間後になるので絶妙な接続である。

20分ほどで下関駅に到着。駅構内でおみやげを物色し、16時16分発の小倉行きに乗車する。ステンレス製の415系1500番台で国鉄時代から走り続けている車両だ。

小倉駅でのぞみ50号に乗り換えた。下関から首都圏へ帰る場合所要時間が微妙で、乗り換え案内などを検索しても小倉から新幹線で博多に出て福岡空港から飛行機で帰るルートが最初に示されるが、小倉から新幹線で帰っても所要時間は20分ほどしか変わらず、乗り換えが少なくかつ料金は飛行機の半分以下なので、私は楽をしたいので新幹線にした。新横浜まで4時間以上かかるのでグリーン車にした。早特で予約できたので通常のグリーン料金より5,000円も安く乗れるのでとてもお得だ。

のぞみ50号はN700Sでグリーン車も快適だ。小倉発車時点で2割程度だったが、新山口、広島、岡山と続々と乗ってきた。

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小倉で買った東筑軒のかしわめしを夕食とし、スゴイカタイアイスで今回の旅を締めくくった。

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今回の旅では北九州モノレールの車庫線が乗りでがあり大収穫だったが、御船印も20社目を取得してひとつの区切りが付いたのも大きかった。これで北九州モノレール車両基地見学の旅を終わります。

2024年10月27日 (日)

北九州モノレール車両基地見学(火の山ロープウェイ)

唐戸港に着き、次の目的は火の山ロープウェイになる。唐戸からはサンデン交通バスで10分ほどのみもすそ川で下車する。ここから急坂を上ること約5分でロープウェイ乗り場に着いた。

火の山ロープウェイは山麓の壇ノ浦駅と山頂の火の山駅間全長438m、標高差165mを4分で結ぶ交走式ロープウェイで山頂からの眺めが良いことで知られている。1958年開業の昭和レトロなロープウェイだが、今年11月で運行を休止し3年後にリニューアルしてゴンドラタイプの搬器で運行が再開される予定である。

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14時40分の便に乗車。まんじゅという名前が付いた搬器で10人も乗るといっぱいになる小ぶりなもので満員で出発した。冷房もないのでかなりきつい。

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所用時間4分で山頂駅の火の山駅に着いた。

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山頂駅の上が展望台になっている。眼下に関門海峡、関門橋、門司港の街並みが広がる最高の眺めが展開している。

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下りの便は15時ちょうどだが、それだと乗ってきたのと同じ搬器になるので1本遅らせて15時20分の便で下った。こちらはかんじゅという名前が付いていた。まんじゅ、かんじゅは下関沖の無人島に因んでいる。

2024年10月26日 (土)

北九州モノレール車両基地見学(関門汽船)

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車両基地内見学を終えて、先ほどのルートを逆に進んで企救丘駅に戻り、小倉に帰ってきた。ここで私はツアーから離団した。ここから先は筑豊本線経由で熊本に向かうのだが、すでに経験済みの区間で目新しいところがないからだ。Tさんもここで離団した。

小倉発13時41分の列車で門司港に向かい、駅から5分ほどのところにある関門汽船乗り場に向かった。

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乗り場で御船印が販売されている。これで20社目の御船印となり、一等航海士となったことはすでに紹介した。

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14時10分の便に乗船する。満席の状態で日本人より外国人のほうが多い。右手に関門橋を見ながらの眺めの良いコースだ。私は2階のオープンデッキに出て景色を眺めて過ごした。

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船舶の往来が頻繁でかつ潮の流れも速い海域で操船には神経を使うだろう。しかし船はわずか5分で対岸の唐戸港に着いた。

2024年10月25日 (金)

北九州モノレール車両基地見学(企救丘車両基地内見学)

車庫線5番線に到着し、昇降台から地平に下りて、さらに地下道を通って検修庫に入った。ここで北九州モノレールの担当者から説明を受け見学が始まる。

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こちらは全般検査中の車両。

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松本零士さんの直筆のサインが車体に記されている超貴重な車両だ。

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開業当時は直流モーターだったが、その後インバータ制御の交流モーターに切り替えたため、モーターの数が少なくて済み、台車に空きスペースが生じたとのこと。

ゴムタイヤはブリヂストン製だが、仕様が特殊で受注生産になり、多摩モノレール、大阪モノレールなどと協調してまとめて発注して経費節減に努めているとのこと。走行輪は乗用車と同じくタイヤに溝が掘ってあるが案内輪は溝がなく、これは初めて知った。

モノレールの車両は日立製作所製だが、跨座式の4両編成モノレールを製造できるメーカーが同社しかないため、製造コストがなかなか削減できないのが悩みらしい。

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こちらは明日解体される予定の北九州モノレール開業時からの初代車両。解体せずに保存する方法も検討したらしいが、費用面で実現に至らなかったようだ。

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北九州モノレール建設のDVDも見せていただいた。1980年代前半の記録だが、古さを感じさせないものだ。日豊本線の線路上にモノレールの桁を横断させる工事の映像では下を583系が走行していた。

2024年10月24日 (木)

北九州モノレール車両基地見学(企救丘車両基地)

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10時22分に小倉に到着し、ここから北九州モノレールの貸切列車に乗り換える。今回は知った顔がいないと思っていたが、車両が別で気が付かなかっただけでTさん、Kさんとご一緒だった。車内で情報交換して私の知らない情報を教えてもらい今後の乗り鉄計画に役立ちそうだ。

次の平和通駅までは単線並列区間で我々の列車は進行左側の線路を走行した。右側の線路に乗ったかどうか記憶があいまいで不安になる。私の乗り鉄ルールでは複線区間はどちらかに乗れば可としているが、こういう特徴的な区間は両方とも乗っておきたい気持ちはある。

道路上の高架線で小倉の街を進み、旦過駅で右手に火災で焼け落ちた商店街を眺め、競馬場前駅の先ではわざわざ停車して競馬場を窓外から眺めさせてくれた。

企救丘(きくがおか)駅に到着し、ここからいよいよ車両基地に直通する。これが今日の最大の目玉である。

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高架上にある企救丘駅から半時計周りにスロープを下っていく。4分の3周し建屋を抜けたところで構内運転士に交代する。構内運転士への交代は他の鉄道会社でも時々見かける。その後洗車機を抜けてさらに進む。右上には企救丘駅が見えており、ほぼ一周したことになる。

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工作車が留置されている脇をさらに進み、留置線の5番線で停車した。結局1周半ほど走行したわけでは、なかなか乗りでがある車庫線で大変満足だった。

2024年10月23日 (水)

北九州モノレール車両基地見学(小倉まで)

ホテルの朝食を済ませ腹ごなしも兼ねて博多駅まで歩いてみた。9月下旬というのに朝から日差しが強い。20分ほどで博多駅に到着した。駅前でツアーの受付を済ます。発車まで30分以上あるので、冷房の効いたホームの待合室で時間調整する。

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ツアー列車は8時48分に博多駅1番線を入線してきた。車両は今までも何回か乗っているSL人吉用50系客車だ。参加者は30名ほどと少なくひとりでワンボックスを利用できた。

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車両は水戸岡鋭治さんデザインの重厚な仕様だが老朽化は否めない。車内放送でも1号車展望ラウンジの子ども用シートが破損していることを告げていた。

8時53分、博多駅を発車。まず千早駅2番線に停車。このホームは通常は1日1本しか使用されないホームのようだ。団体列車なのにドアが開いてホームに降りられる。

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ツアー参加者には駅構内のベーカリー「トランドール」で売っている調理パンが2個配られた。あらかじめ知らされていることだが、朝食代わりということだろうか。こんな簡素な食事付きツアーは初めてだ。

9時47分、海老津2番線に停車。ホームに降りて撮影をしていると年配のご婦人が近づいてきて、「SL人吉の客車かしら」と声をかけられる。団体貸切列車で小倉で折り返し筑豊本線経由で熊本まで行くと教えると、前に乗ったことがあるとのお話。この駅で白いかもめに抜かれるところを撮りたかったのに声をかけられタイミングを失した。

その後は運転停車などもなく快調に飛ばし、10時22分、小倉駅に到着した。

2024年10月22日 (火)

北九州モノレール車両基地見学(博多)

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多比良港から45分で長洲港に到着。長洲港からは20分ほど歩いて長洲駅に着いた。夕方17時というのに日差しは強く、途中にあったセブンイレブンでアイスを買って食べながら歩く。長洲は金魚の町のようで駅前に大きな金魚のモニュメントがある。17時45分発の大牟田行きに乗り、大牟田で西鉄に乗り換える。西鉄側の駅前にはかつて西鉄で活躍した路面電車が静態保存されていた。屋根も付いており保存状態が良さそうだ。

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西鉄大牟田駅発18時23分の特急に乗車し西鉄福岡に向かう。5000形の重厚な走りを楽しんだ。

今夜の宿は西鉄福岡駅南口から5分ほどのところにある東横インが取れている。福岡市内はどこもほとんど満室で最初は別のホテルを予約してあったが、数日前に空きが出てこちらに変更した。

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こちらがホテルの朝食。メニューはおにぎりとドーナツしかないシンプルなものだった。他では簡単な惣菜や副食が付いてくるのだが、これほどあっさりとした東横インは初めてだ。しかしおにぎりは種類が多く、全部で7種類ほどあった。とても全部食べきれないので、明太子とおかかのふたつにしておいた。

2024年10月21日 (月)

北九州モノレール車両基地見学(有明フェリー)

多比良駅から歩いて10分ほどで有明フェリー乗り場にやってきた。有明フェリーはここ多比良港と対岸の長洲港を45分で結んでいる。16時の出港まで少し時間があったのでターミナルビルで時間調整する。ここで御船印を購入。

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御船印は当社で運航しているフェリーと同じく3種類あったが、売店の人がこれから乗るのが有明きぼうだと教えてくれたのでそれにした。有明きぼうは定員450名、乗用車67台収容可能で平成26年に就航した比較的新しい船である。

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ターミナルビルでは御船印は売っているのに乗船券は販売しておらず、乗用車はゲートで、徒歩乗船の客は船内で購入する方式になっている。船内はグループ向けのボックスシートと前向きに座る普通のシートがある構造だ。

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最初はガラガラだったが、車で乗船する人が乗ってくると3分の1くらいの座席が埋まった。同じ有明海を航行するフェリーなのに先ほどの九商フェリーとは異なり、利便性が高く利用者も多そうだ。フェリーは3層構造で1階、2階が車両甲板、3階が客室となつている。

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さらに屋上もあり展望デッキとなっている。展望デッキから出港の様子を眺める。普賢岳が遠ざかって行く。

船内の売店でご当地名産の多比良産ちくわが販売されていた。プリプリとした弾力のあるちくわでおいしかった。

2024年10月20日 (日)

北九州モノレール車両基地見学(島原鉄道)

九商フェリーを乗り終えて島原港に着いた。ここから島原鉄道に乗る。港からは5分ほど歩いたところに駅がある、島原鉄道に初乗りしたのは1987年でちょうど国鉄が民営化した年にあたる。すでに国鉄全線完乗を果たしていた私は民鉄完乗に向けて各地を乗り歩いていた時期である。その当時の島原鉄道は加津佐が終点だったが、普賢岳火砕流により路線短縮を余儀なくされ、これから乗車する島原港が終点となった。

島原港駅はかつては相対式2面2線ホームの駅だったようだが、片面は線路がつながっておらず単線の終点駅で駅員もいなかった。

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これから乗るのは15時04分発だがホームには列車はない。当駅終着14時10分の列車がいったん隣りの島原船津まで回送され、再びこの駅まで回送されるようだ。

島原港を出た時は5人ほどしか乗っていなかったが、その後各駅で意外と乗ってきて島原を出た時には通路にも立ち客が出る混み具合になった。

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海に近い駅で知られる大三東駅では黄色いハンカチがはためいていた。

19_20241001225801 多比良駅で下車し有明フェリー乗り場に向かう。列車のアナウンスでもフェリー乗り換えについて触れていた。

2024年10月19日 (土)

北九州モノレール車両基地見学(九商フェリー)

立野駅からは11時32分発の肥後大津行きに乗車する。ちょうど観光列車かわせみやませみと交換になった。肥後大津で熊本行きに乗り換え、12時28分に熊本駅に到着した。

ここから御船印購入を兼ねて九商フェリーに乗る。九商フェリーは熊本港から出ているが、フェリー利用者向けに熊本駅から港まで無料シャトルバスが運行されているので好都合だ。熊本駅の新幹線口駅前ロータリーが乗り場となっている。

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電話予約をしてあり、名前を名乗ってマイクロバスに乗り込む。発車時刻が近づくと全部で10人くらいになり、定刻12時50分に出発した。マイクロバスなのにオートマチック車で振動が少なく乗り心地がいい。約25分でフェリー乗り場に到着。この港は人工島とのこと。シャトルバスは船のボーディングブリッジに横付けされ、客はそのまま船に乗り込み、船内の売店で乗船券を買う仕組みになっている。

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乗船券とともに御船印も購入する。乗船したフェリーくまもとの図柄になっている。

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フェリーくまもとは総トン数1,165、旅客定員600名、バス10台、乗用車30台を収容でき、1996年に就航した。1、2階が車両甲板、3階が客室となっており、客室にはさらに特別室も設置されているという豪華仕様だが、乗客は30名程度と少なく閑散としている。乗り慣れている人はシートに横になって寝ている人もいた。

海は凪いでいて揺れはほとんど感じない。熊本を後に島原へと向かう。

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進むに連れて普賢岳がだんだん近づいて来る。大火砕流で多くの被害者を出したのは1991年のことで今から30年以上も前になるが、その被害の様子は今だに記憶に新しい。

2024年10月18日 (金)

北九州モノレール車両基地見学(南阿蘇鉄道2)

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立野駅新線区間を乗り終え、列車は第一白川橋梁にさしかかった。この鉄橋が熊本地震で損傷したため、南阿蘇鉄道が長期間不通になっていたが、今は完全に復旧した。橋の手前で運転士が橋の案内をするとともに、「これから徐行するのでカメラをご用意ください」と放送した。乗客がいっせいに席を立ち写真を撮り始める。

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橋の高さは約60mで高千穂橋梁ができるまでは日本一高い橋梁だった。高千穂鉄道廃線後は大井川鐵道の関の沢橋梁が日本一で水面からの高さは約70mである。

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途中駅の南阿蘇水の生まれる里白水高原駅はかつては日本一長い駅名で知られていたが、現在はそれをトヨタモビリティ富山Gスクエア五福前(五福末広町)停留場に譲っている。ところが車内放送では単に「白水高原」とだけ放送している。長い駅名であることは変わりないので、もっとPRすればいいのにと思う。途中駅では外国人観光客の乗り降りが意外とあり、常時20人くらいの客をキープしながら高森駅に到着した。今年の2月にドライブの途中で立ち寄った時は一部工事中だったが完成したようだ。

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駅のホームは10両編成でも停車できそうな長さだった。

帰りの列車には遠足の幼稚園児が乗っていたり、インバウンドの観光客も多くいたりして、席が埋まっていて後部運転台に立って後方展望を楽しみながら過ごした。

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終点の立野駅では南阿蘇鉄道専用ホームに入線した。乗り換え時間が30分ほど時間があったので駅を出ると、駅前に創業明治40年ニコニコ屋というまんじゅう屋があり、そこで売っていたニコニコ饅頭400円を買い求めた。中華まんの生地にこしあんが詰まった小ぶりのまんじゅうが8個入っていた。今日は朝食がまだで、お腹が空いていたのでちょうどよかった。

2024年10月17日 (木)

北九州モノレール車両基地見学(南阿蘇鉄道)

肥後大津駅からは当駅始発の南阿蘇鉄道直通列車に乗車する。南阿蘇鉄道は2016年の熊本地震で中松・立野間が長く運転見合わせとなっていたが、昨年7月全線での運転を再開した。その際、従来は線内運転のみだったのが1日2本だけJRに直通する列車が運行されるようになった。南阿蘇鉄道とJRの間には渡り線が設けられ、直通列車だけがそこを走行することになったので渡り線マニアとしては見逃せない。

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9時26分発の高森行きに乗車。肥後大津発車時点で15名ほど乗車している。ここはまだJR線内だが運転士は南阿蘇鉄道の社員で、1日フリー切符の販売案内などもしている。私は当初1日フリー切符を購入するつもりだったのだが、肥後大津駅でうっかり高森までの直通切符を買ってしまい、記念に残るものがなくなり後悔した。車両は新型のMT-4000形で乗り心地も良い。JR線内を快調に進みJR立野駅2番線に到着した。

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ここで時間調整したのち、いよいよ南阿蘇鉄道に進入し、直通列車運転に伴い新設された線路を走行する。

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左から南阿蘇鉄道の線路が近づいてきて合流し新線区間は終了した。距離は100mちょっとと思われたが今までなかった線路なので貴重な区間である。

2024年10月16日 (水)

北九州モノレール車両基地見学(初めに)

JR九州トラベルデスクから「北九州モノレール車両基地見学&50系客車原田線走行の旅」と題するツアーが発売された。北九州モノレールの企救丘車両基地に直接乗り入れる列車が運行されるようだ。となると車庫線好きには見逃せない。博多駅からSL人吉に使用されていた50系客車に乗って小倉駅まで乗車し、北九州モノレールに乗り換えて車両基地見学を行い、再び小倉駅から50系客車に乗って筑豊本線経由で熊本駅に至る経路となっている。筑豊本線経由のルートは過去に経験済みで、なおかつ熊本解散が18時59分と遅く、その日のうちに帰れないのでモノレール見学後は離団しようと思うが、いずれにしても見逃せないツアーである。無事予約も完了したので、開催日前日の9月28日から九州入りして御船印収集やロープウェイ乗車をしながらツアーに参加しようと思う。

京急の羽田空港ターミナルビル駅に5時50分に到着し保安検査場に向かう。まだ混雑はなくスムーズに保安検査を終えて5分ほど歩いて5番B搭乗口に着いた。ここから6時25分発のJAL623便熊本行きに搭乗する。すでに搭乗が開始していて待たずに飛行機に乗り込むことができた。

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搭乗機はボーイング737-800で、通路をはさんで3列席が並ぶタイプだ。運良く隣りの2席は空席でゆったり過ごせそうだ。定刻6時25分前にドアが閉まり、その後離陸待ちもなくすぐにD滑走路から離陸し右旋回して進路を西に取った。今日は朝からトントン拍子で無駄のない動きだったが、秋雨前線による雲で視界がほとんど効かないのは残念だ。

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名古屋市上空で機長アナウンスがあり、高度38,000フィートを航行中とのこと。強い向かい風を受けており、到着は5分ほど遅れる見通しとのアナウンスがあったものの結局定刻どおり8時05分阿蘇熊本空港に着陸した。

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空港からは肥後大津駅までの無料シャトルバスが出ている。バスと言うほど大きくはなく、ワゴン車だが、それに7人ほどの客を乗せて出発し、15分ほどで駅に着いた。

2024年10月15日 (火)

マンホールカード

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乗り鉄仲間のKさんからマンホールカードというものがあるのを教えていただきました。最近はデザインやカラーが施されたものをよく見かけますが、それがカードになったものです。市役所や観光案内所などで無料でもらえます。鉄印や御船印などは有料ですが、こちらは無料なのです。調べてみると1,500以上の自治体、団体で発行されており、新規の発行も相次いでいるようです。

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所用で出かけた時に国立駅前でとりあえず1枚ゲットしてみました。三角屋根の旧国立駅舎と大学通りの桜がデザインされています。カードの表面にはマンホールそのものの写真とそのマンホールが所在している場所の位置情報、裏面にデザインの由来が記されています。この構成はどのカードも共通のようです。カード自体もしっかりとしていてコレクションに最適です。旅の途中で無理なく集められるものはできる限り集めたいと思いました。

2024年10月14日 (月)

都営地下鉄新宿線瑞江駅通過線

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都営地下鉄新宿線の瑞江駅は外側に通過線のある1面4線構造の駅です。外側線は急行が通過します。新宿線の急行に乗った記憶がはっきりしないので先日都内に出たついでに乗ってきました。

本八幡行きの急行は休日だと夕方のみ、新宿方面行きの急行は朝のみ、それぞれ数本しか運転されないので2回に分けて乗ってきました。朝は本八幡発8時06分の橋本行き、夕方に新宿17時03分発の本八幡行きに乗りました。

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通過線は待避線と壁で隔てられているので駅を通過している感じは乏しいですが、駅の前後でポイントを渡る音がするので通過していることは分かります。こういう通過線の乗車の有無まで気にし出すとキリがありませんが乗れるものは乗っておきたいものです。

2024年10月13日 (日)

NewDays鉄道の日フェア

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NewDaysでは鉄道の日を記念してフェアを開催しています。パッケージに新幹線のイラストが描かれたおにぎりやサンドイッチなどが販売されています。その他にもクリアファイルなどのグッズも販売されています。その中で私は山形新幹線E8系と400系イラスト入りのヤマザキランチパックを買ってみました。せっかくならばE3系まであると完璧だったので少々残念ですが、さくらんぼジャムとラフランスクリームがおいしいランチパックでした。

2024年10月12日 (土)

一等航海士称号取得

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2年前から集め始めた御船印が20社に達し、「一等航海士」の資格を取得しました。ご覧のような認定証とシリアルナンバー入りカードがもらえます。私は429番目の一等航海士でした。

いちばん最初に手に入れたのは東京九州フェリーそれいゆで、その時は自然体で集めるつもりでいたのですが、だんだん気合いが入ってきて旅のコースに御船印を組み入れるようになってきました。20社目は関門汽船で、その時の様子は追って紹介します。

一等航海士の次の目標は「船長」で、新たに40社集める必要があります。だんだん取得しにくいところになっていくのでどれくらい時間がかかるかわかりませんが、このブログで紹介していきたいと思っています。

2024年10月11日 (金)

トレインボトルカバー

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今NewDaysで伊藤園のお茶を買うトレインボトルカバーが付いてきます。デザインはドクターイエローやHC85系など全6種類あります。私は山形新幹線E8系でした。E8系はまだ乗っていないので近いうちに乗りたいと思っていた車両なのでラッキーでした。

2024年10月10日 (木)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(帰路)

河内長野駅渡り線を乗り終え、17時07分発の急行難波行きに乗車し、難波で御堂筋線に乗り換え、18時過ぎに新大阪駅に着いた。今日はJR東海ツアーズのずらし旅を利用している。乗車予定の列車は19時ちょうど発ののぞみ246号である。もっと早い時間帯の列車でも間に合うが、ずらし旅ではこの時間が帰りの最初の便になる。

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ずらし旅では体験クーポンが付いていて、アクティビティや食事が体験できる。今回は新大阪駅構内の「大阪のれんめぐり」でも利用可能なグルメクーポンを利用して。ここには6店舗あり、いずれも大阪グルメで有名な店が入っている。私はその中で洋食の店横尾でポークミルフィーユサンドをテイクアウトで選んだ。店内で食べることも可能だが、帰りの新幹線で食べたいからである。

発車までかなり時間があるが、新幹線改札内は待合室がいっぱいで座るところがなく困惑した。仕方ないのでホームのベンチで発車まで時間をつぶした。新大阪駅は新幹線改札内は待合室の容量が乏しいので、今後は近隣の駅で時間調整した方がいいかもしれない。

のぞみ246号はグリーン車を予約してある。ずらし旅だと3,500円ほどの上乗せで利用できるのでありがたい。日曜日夕方の上りなので普通車は混んでいるようだが、グリーン車は4割くらいの乗車で空いている。

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先ほどのミルフィーユサンドをいただく。肉は分厚いのに柔らかで、パンが薄くて肉だけを食べている感じだ。合わせて売店で買い求めた京かるねのペッパー味も食す。

今回の旅では東吹田検車場に入れたのが最大の収穫だが北千里駅引き上げ線、北加賀屋駅中線、河内長野駅渡り線も走破でき、効率良い旅ができ大満足だった。

2024年10月 9日 (水)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(河内長野駅渡り線)

北加賀屋駅中線を体験したのち、次の目的地は南海電鉄の河内長野駅になる。四つ橋線から南海への乗り換えは普通ならば難波となるが、私は北加賀屋から2駅目の岸里駅で降りて南海の天下茶屋駅まで歩いて乗り換えた。所用時間は5分ほどだったから隠れた乗り換え駅だ。

天下茶屋発16時17分の区間急行に乗車し河内長野駅に向かった。河内長野駅は2面4線構造で、この駅で折り返し運転ができるように片渡りの渡り線が2台設置されている。その両方を体験するのが今回の目的である。

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まず河内長野発16時48分の各停難波行きに乗車する。この列車は上り列車だが下り2番線から逆方向に発車する。これでまずひとつ目の目標をクリアした。

この列車を次の千代田駅で下車し、16時56分発の河内長野行きに乗車する。

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この列車は折り返し運転のため河内長野駅の上り4番線に入線した。これで短時間で河内長野駅の2台の渡り線を走破できた。

2024年10月 8日 (火)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(北加賀屋駅2番線)

淡路駅で阪急のイベントが終了し、私のこれからの目的は大阪メトロ四つ橋線北加賀屋駅中線2番線になる。この駅は緑木検車場がある関係で中線のある2面3線構造になっており、出庫車両は中線から発車するようになっている。平日の早朝は出庫列車も多いが、土休日は16時台に3本だけ中線発の列車がある。この中線に乗るべく梅田乗り換えで現地に向かった。大阪メトロ梅田駅で土休日用の1日乗車券を購入する。620円なので3回乗れば元が取れる。

大国町で御堂筋線から四つ橋線に対面で乗り換え、15時45分北加賀屋駅に着いた。

2番線にはすでに16時01分発の列車が入線していた。しかし発車15分前だというのに車内灯は消えおり、運転士、車掌もいない。これからこれが運用に就くのか不安になる。

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発車時刻が近づいても一向に運転士は現れず、車内灯も点かず不安な思いのまま待っているとようやく発車5分前に乗務員が現れドアが開き乗車できた。

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16時01分、中線を発車。中線を端から端まで乗るため最後部の車両に乗車した。

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中線を走り終えて本線に合流したが、線路の構造上は中線の方が直進していて、本線の方が分岐していた。

2024年10月 7日 (月)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(東吹田検車場2)

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撮影会が終わり、車両に乗り込んで検車場建屋内に移動した。ここで庫内での車両撮影会となる。日差しが遮られるのでありがたいが、中の気温も相当なもので、ところどころに送風機があるもののほとんど役に立っていない。普段ここで作業している人の苦労が偲ばれるというものだ。

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かつて万博輸送時に使用されていた方向幕が残っていてこれは超レア物だ。万国博EXPO'70という表記が懐かしい。

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駅名票やヘッドマークも展示されていた。

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こちらは庫内で見かけた安全に関する標語。その中で「憶測に頼らず、確認の励行に務めます」というのがあり、これは自分の職場でも使えそうだ。

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庫内での撮影会も終わり、検車場を出発し本線に合流し、淡路駅に到着した。最後にここで淡路駅の屋上に上り、現在進行中の駅高架化工事の様子を見学する。駅付近の高架化工事は完了しているが、前後の取り付け部分はまだ半ばという感じで完成が待たれている。

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屋上から地上に下りて本日のツアーは解散となった。こちらは参加記念グッズ。メモ帳やボールペン、付箋などの他にサランラップもあった。今までの鉄道のイベントでサランラップをもらうのは初めてだ。

2024年10月 6日 (日)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(東吹田検車場1)

正雀車庫の撮影会が終わり、続いて大阪メトロ東吹田検車場に向かう。私は東吹田検車場の知識がなかったが、大阪メトロの検車場にもかかわらず、阪急の正雀駅と相川駅と間に存在していた。堺筋線は大阪の中心部を走るため検車場用地が確保できなかったので、ここに設けたようだ。

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まず本線から左に分岐し、検修庫建屋内の2番線に停車する。ここで進行方向を変えて、今度は14番線に進んだ。

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ここで車両から降りて撮影会となる。右は大阪メトロ堺筋線66系で、この検車場は大阪メトロ専用なので阪急の車両が入るのは超レアな光景だ。外部からの撮影を防止するため検車場のフェンスには目隠しのブルーシートが張られている。我々は高い代金を払って参加しているので、一般の人が場外から撮影して参加者から苦情が出ないよう配慮されている。

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ただ跨線橋は大阪メトロの管轄外なのでそこから撮影を試みている人も大勢いた。

会場は日陰になる部分がなく気温35度を越える中での撮影会は撮り鉄にも応えるようだ。他の撮影会ならば時間いっぱいまで粘って撮影する人を多く見かけるが、ここでは皆グロッキー気味で早々に撮影を切り上げていた。

そんな中、テレビ取材のクルーもいて、参加者にインタビューをしていた。先ほどの正雀車両基地は阪急の管轄だが、こちらは実質大阪市の管轄なので、一声をかければ取材に来る報道機関もいるのだろう。

2024年10月 5日 (土)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(正雀車庫)

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万国博西口駅跡を出発し、淡路駅から京都本線に入り、十三駅の9号線という引き上げ線で折り返す。十三駅は京都線、宝塚線、神戸線が合流する駅で列車の運行も頻繁なのでここで折り返すのは至難の業だ。

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11時15分に引き上げ線を出て、今度は京都線を下り、正雀駅のホームのない線に到着した。ここから隣接する正雀車庫26番線に入る。ここは以前に入ったことがある。

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ここでまず昼食タイムになる。社員食堂に誘導される。本日は社員食堂は休業だが、カレーライス240円、そばうどん80円など超格安の値段が表示されていて、普段は工場の職員で賑わっているのだろう。

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その社員食堂でとても簡素なお弁当をいただく。

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昼食が終わると、車両基地内で撮影会となる。車両は右から、我々が乗ってきた引退間近とされている3300系、すでに廃車扱いとなり車籍がない旧2300系、プライベースを連結した新2300系となっている。新旧2300系の横並びに参加者は歓喜していた。ただ日差しは非常に強く、早々に撮影を切り上げる人も多かった。

2024年10月 4日 (金)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(北千里駅引き上げ線)

北千里でTさんと落ち合い、受付を済ます。今日の参加者は100名限定だが知った顔も多い。今後の乗り鉄情報の交換などを行う。

10時10分になり、一同は北千里駅2号線ホームに移動する。私はB班で3号車に乗ることになっている。まず10時15分着の北千里止まりの大阪メトロ車両が入線してきた。この列車は本来はこのホームでそのまま折り返すが今日に限ってそのまま引き上げ線に取り込まれる。

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続いて我々が乗る貸切列車が回送で入線してきた。

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参加者の乗車が終わるとすぐ引き上げ線に入った。ここは3号線と呼ばれている。ここでしばらく待機することになり担当者から参加御礼のあいさつがある。各車両には3〜4名の担当者が乗っていて手厚い体制だ。運転士も同乗していて運転に関する質問も受けてくれる。阪急の制服は他社のようなカラーのワイシャツではなく普通の白のワイシャツで、伝統を大切にする阪急らしい。先ほど乗り換えたJR新大阪駅では脱帽で勤務していたが、こちらは制帽もしっかりかぶっている。

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引き上げ線での待機が終わり10時37分、北千里駅2号線に戻った。北千里を出るとかつて万国博西口駅があったところで停車した。今は当時の面影は全くないが、1970年の大阪万博の時にはここからも会場に入れたようだ。

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レプリカの駅名票がこのイベントのためだけに設置されていた。開催期間中は神戸や宝塚からの直通列車も運転されたとのこと。

2024年10月 3日 (木)

Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」(北千里まで)

大阪メトロと阪急の共催で「Osaka Metro ×阪急電車「特別列車乗車&検車場撮影会」と題するツアーが発売された。阪急の正雀車両基地と大阪メトロの東吹田検車場に乗り入れて車庫内で撮影会が行われるイベントで車庫線好きには見逃せない。定員100名の抽選制となっていて私は抽選に外れてしまったが、乗り鉄仲間のTさんから空き枠を譲っていただけることになり、同行者として参加してくることになった。開催日は9月8日の日曜日で大阪まで日帰りで行ってきた。

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まず新横浜発6時11分ののぞみ1号でスタート。約30%ほどの乗車だ。現在東北信越フェアを開催中のNewDaysで買った酪王カフェオレと酪王カフェオレクリームパンで朝食とする。

今年は東海道新幹線開業60周年にあたり、特設サイトが開設されていて車内でそれを楽しむ。著名人30名の新幹線にまつわる思い出エッセーやポッドキャストによる新幹線講座などのコンテンツがあり、新大阪までのひとときを楽しく過ごせた。

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新大阪に8時16分に到着し、ここからイベントの集合場所である阪急北千里駅に向かう。新大阪駅は阪急との相性が悪く、大阪まで行って梅田乗り換えとするか、地下鉄西中島南方で阪急南方駅に乗り換えるという方法が一般的だが、私は大阪ひがし線でJR淡路駅に行き、そこから阪急淡路駅まで5分ほど歩くルートを取ってみた。これが意外とスムーズだった。JR線の車内アナウンスでも阪急乗り換えを紹介していたし、実際乗り換え客もかなりいたから地元ではよく知られたルートのようだ。

9時24分に北千里駅に到着して乗り鉄仲間と合流した。

2024年10月 2日 (水)

鉄ちゃん石破茂、首相に就任

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石破茂さんが内閣総理大臣に選出されました。石破さんは鉄道ファンで知られています。鉄道に関する知識は正確で、単にちょっと鉄道好きというレベルではありません。事務所でのインタビューの際にも背後の書棚に鉄道模型がしっかりと展示されているのをよく見かけます。こんなに鉄道に詳しい首相はおそらく佐藤栄作さん以来でしょう。佐藤栄作さんは旧鉄道省に入省し、二日市駅長を勤めるなどし、最後は運輸事務次官まで上り詰めた後、政界に転身しました。

石破首相は鳥取の選挙区と東京の往復に使った寝台特急出雲には1000回以上乗ったと豪語するほどで日本でいちばん夜行列車に乗った総理大臣かもしれません。寝台料金分は宿代にあたるので議員パスの対象にならず自己負担ということも言っていました。

同じく鉄道好きで知られる前原誠司さんとのYouTubeでの対談番組でもお互い譲らぬ鉄道愛を語っていたりします。https://youtu.be/rlyJUU_nM7I?si=LoodaE7y1GoT-u8f

石破さんが首相になり鉄道の未来がどう変わっていくのか気になるところではありますが、一議員と首相との立場は大きく異なり好き嫌いで決められる話しでもないのでその点は触れません。しかし私にとっては親近感のわく首相であることには違いありません。今後に注目したいと思います。

2024年10月 1日 (火)

第20回伊豆急全線ウォーク開催

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今日から第20回伊豆急全線ウォークが開催されます。猛暑の夏を避けて秋スタートとなりました。以前も秋スタートの時期が長かったので昔に戻ったようです。今回が第20回ということで感慨が深いです。私は第3回の時に初めて参加して第5回からは毎回参加しているので、今回が17回目となります。その間、駅の無人化が進んだり、ルールの変更が行われたりしましたが、伊豆急沿線を歩くコンセプトは変わっていません。

前回までは全行程を3つに分けていましたが、今回は6つに分かれました。歩く総距離は変わりませんが、バッジをもらえる拠点が増えると歩くのにも励みになります。

また3区と4区では伊豆の古道東浦路(ひがしうらじ)を歩くサブルートが設定され、本ルートとは別のルートを歩くこともできます。以前にも別ルートが設けられていた時代もあったので変化を付けることができるのでありがたいです。

また南伊東・川奈間、川奈・富戸間、富戸・城ヶ崎海岸間、伊豆北川・伊豆熱川間、伊豆熱川・片瀬白田間のルートも大きく変わったのでこれも楽しみです。

気候が穏やかな時期になったら、景色を楽しみながら完歩したいと考えています。

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