上田電鉄別所線開業100周年の旅(撮影会)
車庫内で停車した後タラップが取り付けられ、一行は下車した。ここで今まで乗ってきた東急1000系の撮影会が開催される。東急当時の元町・中華街、雪が谷大塚、多摩川、五反田などの行き先も表示できるので撮り鉄には気合が入る内容だ。
1000系の撮影会が終わると続いて建屋内に移動し東急5200系車両の撮影となる。すでに電装は解除され自走できず職員が数人がかりで押して移動させてきた。動力部分は動作しないが架線から集電し前照灯を点けることは可能のようだ。
2編成横並びの状態。5200系は「渋谷・桜木町」と「急行」のヘッドマークを付けている。
日吉行きの行き先票も用意されていた。行き先票は状態がいいので後から作ったものかもしれないが、往時を偲べるいい演出だ。
撮影会は1時間以上に及び、撮り鉄の人は時間を目いっぱいに利用して最後の最後まで撮影に余念がなかった。
撮影会が終わり、20時20分、下之郷駅から出発する。行きは車庫まで乗り入れたが帰りは駅のホームからの乗車となった。乗車した車両は先ほど乗ってきたものではなく、楕円形の窓が特徴のマルマドリーム号だった。かつて走っていた5250形電車の特徴だった丸い窓を再現した車両で昭和レトロの雰囲気を醸し出している。
20時50分、上田駅に戻り、ツアーは解散となった。上田駅発21時29分のあさま632号に乗り換える。指定席を取っていたがガラガラだった。今回は開始時間が遅いツアーだったが、開始から終了まで4時間ほどで拘束時間も長くなく効率的なツアーだった。
これで「上田電鉄別所線開通100周年の旅」を終わります。
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