新型クラウンで行く初夏の北海道ドライブ(釧路川カヌー体験2)
約1時間20分ほどのんびりと川下りを楽み、終着点の岩保木水門に到着した。日差しもなく快適なクルーズだった。このあたりはこの日みたいな晴れるでもなく曇るでもない天候のことが多いらしい。
岩保木水門は釧路市内の洪水防止のため1931年に設置され、ここで旧釧路川と新釧路川が分流する。洪水が想定される場合は水門を閉じ、平時は舟運のため水門を開ける運用を想定していたが、鉄道の開通や新釧路川の水運整備などで水門を開ける必要がなくなり、また水門を開けると釧路港に土砂が流入するなどの問題もあり「開かずの水門」として現在に至っている。水門自体は老朽化により1985年に新水門に切り替えられたが、旧水門もその歴史的価値から保存されている。
乗ってきたカヌーをワゴン車の屋根に乗せて出発地点に戻った。コースの途中ではスタッフの方が写真撮影をしてくれていたが、これが後ほどメールで送られてきた。昔はこういう写真を割高なお金を払って買わされることがよくあったが、今はこうなっているようだ。時代は変わったものだ。
カヌー体験を終えて、スタッフの人からおすすめと紹介された細岡展望台に来てみた。釧路川の蛇行の様子がよくわかる。ここにも外国人観光客が訪れていた。ここには1999年に訪れたことがある。その時の記事はこちら。あの時は観光客はひとりもおらずセルフタイマーで撮影した。
http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2012/07/1999-de1f.html
その後立ち寄った900草原。900ヘクタールあるのでそう呼ばれる。
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