新型クラウンで行く初夏の北海道ドライブ(黒岳ロープウェイ)
ホテル大雪をチェックアウトし、車で1~2分のところに黒岳ロープウェイの乗り場がある。ロープウェイも広い意味で鉄道の仲間で索道に分類される。私は最近ロープウェイもなるべく乗るようにしているので宿泊場所の近くにこういったものがあるのはありがたい。
黒岳ロープウェイは昭和42年竣工で全長1654m、高低差629mの4線交走式ロープウェイで最大定員101名となっている。稚内公園ロープウェイが2006年に廃止になったので、ここが日本最北の普通索道になっている。私は9時ちょうど発の便に乗った。乗客は10人程度と少ない。稚内公園ロープウェイに乗ったときの記事はコチラ。
出発するとあっという間に高度を稼ぎ、山麓駅がすぐに小さくなった。右手には大雪山系の主峰黒岳が見えている。とがった岩山でマッターホルンを思わせる。
ロープウェイ山頂駅に到着するとさらにその先にリフトがある。このリフトは冬はスキー用、夏は登山用に運行されているのだが、スキー場らしきものは周囲に見えない。線路長1109m、高低差217mの平成3年建設のペアリフトで半時計周りに回転している。
リフトはロープウェイと違って風を受けて自然の空気を存分に楽しめる。高度が高いから気温は低いはずだが、それほど寒さを感じない。ときどき下って来る客とすれ違うが外国人が多い。
リフトの山頂駅(7合目)に到着しリフトを下りる際には係員が引っ張るようにして誘導してくれた。
山頂駅付近は黒岳登山道の入り口になっていて専用の門があり、監視の係員がいる厳重な造りになっていた。
下りのリフトは上りとはまた違った景色が展開する。回りの山々が低く見えるから、ここがいかに高度が高いかよく分かる。
リフトを降りて、10時発のロープウェイに乗り換える。ダイヤは20分間隔なので乗ってきた搬器と同じになると思ったら臨時便が出たのか、行きとは別になったのはラッキーだ。
« 新型クラウンで行く初夏の北海道ドライブ(ホテル大雪) | トップページ | 新型クラウンで行く初夏の北海道ドライブ(赤いサイロ) »
「旅日記」カテゴリの記事
« 新型クラウンで行く初夏の北海道ドライブ(ホテル大雪) | トップページ | 新型クラウンで行く初夏の北海道ドライブ(赤いサイロ) »
コメント