みどりの窓口削減と宮脇俊三「最長片道切符の旅」
先日の日経新聞に宮脇俊三さんの「最長片道切符の旅」の一節に関してのコラムがでていました。今から45年以上も前のことですが、広尾から枕崎までの最長片道切符の旅に出るため切符を購入しようと渋谷駅を訪れた宮脇さんが駅員と一悶着を起こしながら切符を手にする話です。
そういった昔を懐かしみつつ、最近はみどりの窓口が廃止される傾向にあるにもかかわらず多機能券売機や話せる券売機の使い勝手が悪く利用者の不満を買い結局廃止凍結の動きがあります。それならばいっそのこと最長片道切符も発売できるアプリを開発したらどうかと茶化しています。
昔はみどりの窓口は主要駅にしかなく、わざわざその駅まで買いに行かねばならない時代がありました。その後マルスがパソコンのようになり、こんな駅にもみどりの窓口があるのかと驚くようになりましたが、逆に最近はこんな大きな駅にもみどりの窓口がないのかと驚く時代になりました。
私自身も最近は新幹線や特急はチケットレスで乗車することが多く、窓口で購入することは少なくなりました。シートマップで好みの席を選べるのがありがたく重宝しています。昔は予約できるかどうか、どの席になるのか窓口でドキドキしたものですがそれも昔語りです。
それにしても日経新聞の朝刊コラム「春秋」では宮脇俊三さんの著作が取り上げられることが多く、時代を超えて読み継がれていることを実感します。
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