鹿島臨海鉄道鹿島臨港線ナイトツアー(奥野谷浜まで)
神栖からは車内灯を消して運転する。今回のツアーの目的は工場夜景見学なので、それがよく見えるようにとの配慮だ。速度も時速10㎞程度に落として走行する。実際に工場夜景に興味があるひとがどれほどいたかはよく分からない。ただ鉄道ファンのほうが多いのは確かだ。車内灯が消されたので前面展望は改善したが、左右の景色は背丈を上回る樹木があるので昼間乗っても視界が聞かないかもしれない。
工場夜景が展開するところでは停車して、じっくり眺められるような配慮もされている。ただ沿線工場の地図などが配られているわけでもなく、どれが何の工場なのかは全く分からない。今回はツアーの主催者から何の資料も渡されていないのだ。通常こういったツアーだと関連資料の配布が常識だが、今回はあっさりしていて、配られたものはお弁当1個だけでお茶もない。
踏切が意外と多いのは意外だった。線路の建設が昭和40年代だから当然と言えば当然だ。この区間を旅客列車が走るのは初めてだが、沿線でこの車両を撮影している人はほとんどいなかった。日没後なので撮影が難しいからだろうか。
19時14分、終点の奥野谷浜に到着。線路がさらに左に分岐していてグーグルマップで見ると数百mほど線路が延びているが、この先はおそらく引き込み線扱いで営業キロの設定はないのだろう。これで長年の念願だった鹿島臨港線に乗れて大満足だった。
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