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2023年12月 7日 (木)

一ノ関運輸区入線の旅(NSP)

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撮影会を途中退場し、私が向かったのは一ノ関駅から15分ほど歩いた磐井川堤防にあるNSPの歌碑だ。NSPと言っても知らない人も多いだろうが、一関工業高専出身の3人組が結成したフォークグループで1970年代に活躍した。

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代表曲は「夕暮れ時はさびしそう」で、この曲は磐井川から眺めた栗駒山のことを歌ったものとされている。

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フォークギターをかたどったベンチと歌碑が設置されている。

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ちょうど夕暮れ時で本当にさびしそうな雰囲気が漂っている。背後の山が栗駒山だ。1日に数回、ここで曲が流れるようになっている。なおNSPのメンバーのうちふたりはすでに他界している。ご冥福をお祈りします。

歌碑を眺めて駅に戻り、16時49分発のはやぶさで帰る。一ノ関駅の新幹線ホームの発車メロディーが「夕暮れどきはさびしそう」だった。一般に発車メロディーは、はつらつとした曲が多いが、ここは駅メロディーの中でもっとも寂しげな曲だろう。

一ノ関から乗ったはやぶさは出張帰りの人が多く、仙台からはグリーン車も満席になった。

これで「一ノ関運輸区入線の旅」を終わります。

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コメント

「田舎の堤防、夕暮れ時に、散歩するのも、いいけれど...」で始まる歌でしたね。
ラジオから流れてくるのを、よく聞きました。
由来は聞いたことがありませんがニュー・サデスティック・ピンク、略してN.S.Pだったと記憶しています。コンサートでは「N.S.Pとは」「なんて、素敵、プロみたい」とジョークを飛ばしたこともあったそうです。

京葉ラインさま、こんにちは。

昭和のフォークグループ懐かしいですね。NSPはニューサディステックピンクの略ですが、解釈も諸説あるようですね。

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