新型クラウンで行く静岡県鉄道スポット巡りの旅(藤枝市郷土博物館)
道の駅でのSL見学や食事を終えて、次は藤枝市郷土博物館へ向かう。車がスマホと連動していて、走行ルートがアプリで確認できるようになっている。所要時間、走行距離、燃費も分かる。この区間の燃費はリッター26.2kmとなっていて、とても2500㏄の乗用車とは思えない低燃費だ。カタログではリッター22kmだが下り坂が多いとガソリンの消費がほとんどない一方、回生ブレーキでの発電量が多く、EV走行時間が多くなるのでカタログデータ以上の燃費となるようだ。
藤枝市ではかつて藤枝と相良地方を結ぶ藤相鉄道という鉄道があった。一方袋井市から相良地方に線路を延ばしていた中遠鉄道という鉄道があった。戦時中に両社が合併するなどして、藤枝市大手から新藤枝を経て新袋井に至る64.6kmの静岡鉄道駿遠線という路線ができた。この鉄道は線路幅762mmの軽便鉄道で、日本一長い軽便鉄道として知られていたが、モータリゼーションの流れなどにより1970年に廃止となった。その駿遠線で活躍していた蒸気機関車B15が藤枝市郷土博物館の入り口に展示されている。背後の駅名票は蓮華寺池公園となっているが、実在の駅名ではなく郷土博物館の所在地である。
館内の常設展示では駿遠線の歴史やタブレット、乗車券などの資料が展示されているコーナーがあった。またここ藤枝は1959年に151系こだまの車両を使用して速度向上試験が行われて、当時の狭軌最高速度の時速163kmを達成したところとしても知られる。記念撮影用スペースも用意されている。
映像コーナーには0系新幹線の座席が設置されていた。リクライニング機構を備えたため座席の回転ができない仕様のシートだ。集団離反型の座席配置で運用されていたもので懐かしい。
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