鉄道の日全国乗り歩き(ひこぼしライン2)
宝珠山駅から先は単線の線路を専用道化したので道幅は狭い。しかしその狭さゆえに鉄道車両から見るような景気が展開している。
窓外は棚田や里山のような景色が展開しのどかな気分になってくる。途中の筑前岩屋駅からはハイキング帰りのグループも乗ってきて立ち客も出る混み具合いになった。
ところどころトンネルがある。釈迦岳トンネルは全長4,000mを超える長いものであった。これを抜けると彦山駅に到着する。終戦直後、この近くのトンネルで大規模な爆発事故があり、多くの犠牲者が出た。二又トンネル爆発事故と呼ばれるものだ。
ここで対向のBRTと交換する。対向車は2台続行運転だった。彦山からは再び一般道を走行する。道の駅歓遊舎ひこさんにバス停が設けられいるが、にぎわう道の駅とは対照的に乗ってくる人は誰もいなかった。
バスは相変わらず5分程度の遅れで運転していて回復する兆しはない。添田のひとつ手前の停留所でも5分遅れで通過した。ここから添田駅まではダイヤでは8分かかることになっている。ところが実際にはわずか1分で走破した。結局終点添田には定刻の2分前に到着するという結果になった。
バス停の隣が鉄道のホームで段差なしで乗り換えができるようになっていた。JR九州では新八代や武雄温泉などでも対面乗り換えができる構造で、シームレスな乗り換えに配慮している。
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