武蔵野線側線探検イベント(初めに)
「武蔵野線開業50周年記念!E233系で巡る武蔵野線側線探検イベント」がJRE MALLから発売された。武蔵野線は貨物線として計画された経緯もあり、側線や待避線がある駅が多い。今回のイベントではそういった線のいくつかを、普段は武蔵野線を走らない中央線用E233系で乗り回るツアーである。申し込み開始と同時に予約して無事参加できることになった。するとその晩乗り鉄仲間のTさんから、4人集まると運転席後方の区画を予約できるという知らせをいただき、そちらに加えていただけることになった。こういうイベントだと運転席後方に人が集中して満足のいく画像が撮れないことが多いからありがたい。さっそく自分の予約はキャンセルした。
武蔵野線は1973年4月1日に旅客営業を開始し今年で開業50年の節目にあたり、イベントや記念グッズの販売が多く行われていて、本件もその一環である。私と武蔵野線の関係は古く、東浦和駅近くにある見沼通船堀を見学するために開業年に早くも利用している。見沼通船堀は高低差のある二つの川を結ぶ運河で、閘門と呼ばれる堰を設けて高低差を克服するようになっていて、仕組みはパナマ運河と同じだ。これが江戸時代に建造されており、当時の土木技術の高さを現代に伝えるものとして高く評価されている。見沼通船堀に関して詳しくはこちらをご覧ください。https://www.city.saitama.jp/004/005/006/008/p077111.html
当時は日中は40分に1本しか運転されず、その時も前の電車が行った直後だったのでだいぶ待たされた。その後大学時代に通学で4年、社会人になってから通勤で8年ほど利用した。最近は日中も10分間隔で運転され時刻表なしで乗れるようになり当時とは隔世の感がある。
ところでレイルウェイライターの種村直樹氏が新聞社を退職し、フリー活動を始めたのが武蔵野線開業と同じ日で、氏の著作にはときどきそのくだりが出てくる。
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