185系伊東駅車庫入線体験(あまぎ3号)
日本の旅・鉄道の旅サイトから「185系で行く伊豆撮影旅 ~昭和から令和を駆け抜けた車両で伊豆へ~」というツアーが発売された。大人気の185系を使用して伊豆での撮影を楽しむものだ。このツアー名だけからでは分からないが、開催内容をよく読み込むと、その中で私の目に留まったのが、伊東駅での車庫入線体験だ。車庫に入れるとなるとこれに乗らない手はない。予約開始時間に予約を入れ無事参加できることになった。
開催日は9月2日土曜日、集合は品川駅8時ちょうどだ。今年は猛暑が続き、9月といえども今日もかなりの暑さが予想されている。参加者は約200名程度で、渡された席番によると行きは窓側、帰りは通路側になっているから、1人2席利用のゆったりした旅にはならないようだ。知った顔は今回はIさんだけだった。
ツアー列車は8時40分品川駅8番線に横浜方から入線してきた。車両の老朽化は隠せず、緑のストライプ塗装がはげているところもあり、185系の命とも言える部分だけに残念だ。
発車すると国鉄風のアナウンスで始まり懐かしい。この列車は特急あまぎ3号という設定になっている。まず「お待ちどうさまでした」という車掌長の案内で始まった。国鉄時代は「お待たせいたしました」ではなく「お待ちどうさまでした」と言っていたのだ。「停車中にトイレを使用しないでください」とか「ゴミはデッキのくずもの入れか座席の下に置くように」というアナウンスもあり、よく研究されている。横浜駅到着前の乗り換え案内では1973年当時のダイヤで紹介されて、西鹿児島行き急行桜島・高千穂や急行東海2号・御殿場2号、普通列車の伊東・沼津行きなど多層建て列車が紹介されていた。これほど手の込んだ擬似アナウンスは珍しい。運行開始当初のあまぎは東京駅を出ると次の停車駅は網代だったそうで、数年して横浜にも停まるようになったとのこと。いろいろ勉強になる。
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