大人の休日パススペシャルグリーン車用の旅(根室本線代行バス)
サホロリゾートを発車し、狩勝峠の上りになりバスは登坂車線を進む。あたりは霧で視界が効かない。晴れていれば十勝平野の絶景が広がるところだ。宮脇俊三さんの時刻表昭和史の中でも、旧制中学4年の時初めて北海道狩を旅した際、長年楽しみにしてきた狩勝峠が霧で何も見えずがっかりするくだりがあったが、それを思い出す。
峠を下ると霧も晴れてきた。バス代行区間の一駅目の落合駅。駅舎は意外ときれいな状態が保たれていた。駅構内の跨線橋は閉鎖され使用できないようになっていた。ここからは1名乗ってきた。
続いて幾寅駅。こちらは高倉健の映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台になった駅。今も訪れる人が多いと思われる。ここでも1名乗ってきた。
幾寅・東鹿越間にある踏切。今は列車が来ないのでバスは一時停止せずに通過した。
バス代行の終点東鹿越駅に到着。途中道が混んだ訳でもないのに2分遅れでの到着となった。結局、代行バスには一般客と思われる人は私の見る限りは赤ちゃんを連れた女性1名だけで、他は全員廃線前にこの区間を乗っておこうとする人たちだった。元から人口が少ないのと運転本数が少なすぎて地元の人にとっては利用したくても利用できないのが実情だろう。
前回私がこの区間を訪れた時の記事はこちら。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2017/10/post-b7e7.html
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