バス運転手、あいさつ禁止
バスの運転手が自社のバスとすれ違う時、片手を上げてあいさつするのをよく見かけます。ところがこれが事故につながる危険な行為として行わないように徹底する動きがあるようです。実際前方不注意による死亡事故も起きているということで、業界団体では10年ほど前から禁止していますが、最近の調査でも半数の運転手が依然としてあいさつを行なっているようです。
かつては自車バスだけでなく他社も含めバス同士がすれ違う時にあいさつをする光景も見られました。同業者ということで会社の垣根を超えて仲間意識が強かったのでしょう。幼稚園の送迎バスで通園していたミスターK園児はその頃すでに運転手同士がすれ違いの時にあいさつしていることに気づいていたようです。当時の記事はこちらになります。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/1-1cc3.html
だんだんと昭和の風物詩がなくなるようで寂しさを感じますが、これも時代の流れなのでしょう。
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ミスターKさん、おはようございます。
ミスターK園児と同じく、私も幼少期からバスがすれ違う時には運転手同士があいさつする光景を当たり前のように見ていました。特にバス同士がすれ違う時に道を譲ったり譲られたりすると、かなりオーバーアクションでお礼のあいさつをしている光景は、子供ながらに学びがあったような気がします。
運転中のあいさつが危険とあっては仕方ないけれども、少し寂しさを感じますね。
過去のブログを読み直しましたが、ミスターK園児の記憶力には脱帽です。
投稿: ミスターAN | 2023年8月22日 (火) 06時28分
ミスターANさん、おはようございます。
あいさつをしない運転手を見るとむしろ違和感を感じていましたが、こんな背景があったとは知りませんでした。だんだんルール一辺倒になってギスギスした世の中になって、かえって事故が増えるような気もしますが、一方亡くなられた家族の気持ちも理解でき、複雑な世の中になったようです。
投稿: ミスターK | 2023年8月22日 (火) 07時56分