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2023年8月

2023年8月31日 (木)

BRTひこぼしライン開業

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日田彦山線の災害不通区間がBRT(バス高速輸送システム)として復旧しました。日田彦山線は2017年の豪雨災害で添田・夜明間が不通となっていました。鉄道での復旧では多額の費用がかかるので、地域交通を守る手段としてBRT方式で運行が再開されることになりました。一部区間は日田彦山線の線路を利用した専用道となっていて安定輸送が期待されます。鉄道が廃止されることに反対意見を持つ人もいますが、運転本数やバス停が増え利便性は向上するので輸送人員を考慮するとやむを得ない選択だと思います。宇都宮ライトレールに比べると首都圏での取り上げは皆無に近いですが、早く地元の足になってもらいたいと思います。私もなるべく早く乗りに行きたいと思っていめす。

2023年8月30日 (水)

いつのまにか乗っていたレア区間(門司駅引き上げ線)

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 2008年11月、熊本始発の寝台特急はやぶさに乗車した際、車両に乗ったまま門司駅引き上げ線に入りました。はやぶさは門司で大分始発の富士と併結する関係で、6番線に停車するとすぐに下関方の引き上げ線に入り、5番線に到着した富士に連結されました。この併結は毎日行われていましたが、それに乗りたくてはやぶさを選択したのではなく、廃止がうわさされていたA個室寝台への乗車が目的でした。したがって引き上げ線の様子もまったく画像に収めておらず、今思うともったいないことをしたと思います。

2023年8月29日 (火)

いつのまにか乗っていたレア区間(名古屋駅東海道線→関西線渡り線)

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 名古屋駅は東海道線、中央線、関西線が集結する中部地方最大のターミナルです。現在、それぞれの線は基本的に線内で運転が完結していますが、かつてはそれぞれの線を行き来する列車が運行されていました。

 私は1978年3月に東京発の寝台特急紀伊に乗車した際に、東海道線から中央線を横断し関西線への渡り線を通りました。寝台特急紀伊は名古屋まで寝台特急いなばと併結運転を行い、名古屋でいなばのと分割を行います。名古屋に停車した際、ホームが右側に見えた記憶があるので6番線に停車したものと思われます。ここで機関車を付け替え、進行方向を変えて関西本線に転線しました。今思えば転線の様子をしっかり眺めておけば良かったと悔やまれますが、その当時はまだそこまで細かいところまで気にするレベルではありませんでした。当時の配線は現在とは多少異なるとは思われますが、基本的には変わっていないはずです。

 寝台特急紀伊はその後亀山で再び進行方向を変え、紀勢本線を紀伊勝浦に向かいました。2度も進行方向を変える珍しい列車でした。

2023年8月28日 (月)

いつか乗ってみたい区間(熊本電鉄御代志駅移設)

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熊本電鉄御代志駅が昨年10月に移設されました。御代志駅駅前広場整備に伴うもので、ひとつ手前の再春医療センター前駅から右に分岐して新線区間に入ります。今までの御代志駅より少し手前に位置するため営業キロが0.2km短くなったのは少々残念です。駅移設は地元以外では大々的に取り上げられることもなく、私も人から教えられて初めて知りました。九州に行く機会にあわせて乗ってみたいと思っています。

2023年8月27日 (日)

宇都宮ライトレール開業

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 宇都宮駅東口と芳賀・高根沢工業団地間14.6㎞を結ぶ路面電車宇都宮ライトレールが昨日開業しました。路面電車の一部区間延伸は時々ありますが、まったくの新規開業は1948年の富山地方鉄道伏木線以来75年ぶりらしいです。将来的に快速運転も予定されていて、緩急接続ができる停留所もあります。

 一般客が利用できるのは当日の15時からとなっていて変則的です。途中の芳賀町工業工業団地管理センター前停留所からかしの森公園前停留所間には1000分の60という急こう配があるようで楽しみです。実際いつ乗りに行くかはまだ決めていませんがなるべく早く行きたいと思っています。

2023年8月26日 (土)

いつか乗ってみたい区間(近江神宮前駅渡り線)

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 京阪電鉄石山坂本線近江神宮前駅は相対式2面2線構造の駅で、駅に隣接し車庫があります。

出庫の関係で早朝に4本だけ坂本比叡山口行きにもかかわらず、石山寺行きホームから逆方向に発車する列車があり、駅北側の渡り線を通過します。こういう列車があると乗らずにはいられません。いつか乗ってみたいものです。

 

2023年8月25日 (金)

いつか乗ってみたい区間(野田阪神駅2番線)

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大阪メトロ千日前線野田阪神駅は相対式2面2線の構造で、通常は1番線のみ使用されます。2番線は降車専用ホームになっていて、平日10本、土休日3本だけ2番線に入ります。2番線は発着本数が少ないため、ホームドアやエスカレーターがありません。2番線に入った列車はその後回送列車となるため2番線から乗車することはできません。駅構内図でも2番線側はグレーに塗られています。めったに列車が入らない2番線ですが、いつかは乗ってみたいと思います。

2023年8月24日 (木)

走れ!かぼちゃ電車

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新潟県の県庁前駅と燕駅との間36.1kmを結んでいた新潟交通は1999年に廃線となりました。その車両が旧月潟駅で静態保存されていたのですが、9月24日に1日限りで人を乗せて50m走行することになりました。自走はできないようですが、アントに引かせて廃線を動かすようです。車両が緑と黄色の塗り分けなので、かぼちゃ電車の愛称があります。廃線から四半世紀を経て復活するかぼちゃ電車に期待したいです。

詳しくはこちら

2023年8月23日 (水)

奥行臼トロッコサンデー

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北海道の標津線奥行臼駅跡でトロッコに乗れるイベントが8月27日までの日曜日に開催されています。軌道自転車と軌道バイクの2種類が楽しめるようです。奥行臼駅はホームや線路が現役に近い形で保存されていて、私は以前訪問したことがあります。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2017/09/post-e597.html

ぜひ行ってきたいところですが、日程が合わないため今回は参加できません。過去に同じ取り組みが行われたので来年もあるかもしれません。詳しくはこちら。https://betsukai.jp/kyoiku/culture/bunkazai/cho_bunkazai/okuyuki_eki/torosun/

奥行臼では簡易軌道の自走客車を動態保存する動きもあり、動向が気になります。この点に関してはこちらをご参照ください。https://betsukai.jp/kyoiku/culture/bunkazai/shisekikouen/kihonkousou/

一方、標津線代替バスが廃止される動きが加速しており、こちらも気になります。https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/a78025444b67f92b738a175c96de5e3d7eb6c834

2023年8月22日 (火)

バス運転手、あいさつ禁止

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バスの運転手が自社のバスとすれ違う時、片手を上げてあいさつするのをよく見かけます。ところがこれが事故につながる危険な行為として行わないように徹底する動きがあるようです。実際前方不注意による死亡事故も起きているということで、業界団体では10年ほど前から禁止していますが、最近の調査でも半数の運転手が依然としてあいさつを行なっているようです。

かつては自車バスだけでなく他社も含めバス同士がすれ違う時にあいさつをする光景も見られました。同業者ということで会社の垣根を超えて仲間意識が強かったのでしょう。幼稚園の送迎バスで通園していたミスターK園児はその頃すでに運転手同士がすれ違いの時にあいさつしていることに気づいていたようです。当時の記事はこちらになります。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/1-1cc3.html

だんだんと昭和の風物詩がなくなるようで寂しさを感じますが、これも時代の流れなのでしょう。

2023年8月21日 (月)

トレインビューホテルランキング10選

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日経新聞土曜日版にトレインビューホテルのランキングが出ていました。旅行の専門家が選んだ10選で1位はホテルメトロポリタン丸の内です。東京駅北側に位置し眼下に東京駅を発着する新幹線、在来線が眺められます。一般にトレインビューホテルというというと横から線路を眺められることが多いのですが、こちらは縦位置で眺められます。

私は10選のうち第4位のホテル阪急インターナショナルに泊まったことがあります。阪急大阪梅田駅を発着する京都線、宝塚線、神戸線を眼下に眺められ、見ていて飽きません。その時の記事はこちら。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2017/02/post-1251.html

10選に選ばれたホテルは比較的料金お高めのところが多いのですが、いつかは泊まってみたいものです。

以前自宅の風呂の工事の関係で都内のトレインビューホテルを4泊した時の記事はこちらです。あわせてお楽しみください。

http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-2e56.html

2023年8月20日 (日)

東海道新幹線、車内ワゴン販売終了

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東海道新幹線で車内ワゴン販売が終了することになりました。あらかじめ買って乗る人が増えたのと販売員の確保が困難になったことが要因のようです。私の場合も必要な飲食物はたいてい駅で買ってから乗ります。そのほうが多くの種類の中から選べるのと、車内販売だと実際にいつワゴンがやってくるか分からず、好きなタイミングで食べることができないからです。

しかしワゴン販売が廃止されると食後のコーヒーやアイスクリームの楽しみが無くなってしまうのは残念です。特にアイスクリームは新幹線の名物でもあり、あのカチカチに凍ったアイスを溶けるタイミングを見計らって食べる楽しみは最高です。

食堂車がなくなり、ワゴン販売もなくなり、旅の風物詩がまたひとつなくなり、旅情か乏しくなっていくのは残念ですが、これも時代の流れなのでしょう。

2023年8月19日 (土)

オムライス電車の旅(鉄道神社)

勝田で下車し、ひたちなか海浜鉄道に乗り換える。乗り換え改札で1日乗車券600円を購入する。本来であれば1,000円なのだが、県の補助などがあり割引で購入できる。

13時57分発の阿字ヶ浦行きに乗車。単行でロングシートの車両だ。客はロングシートがゆったり埋まる程度の乗車なので、25人くらいは乗っているようだ。割引きっぷのせいか思いのほかよく乗っている印象だ。

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14時25分、終点阿字ヶ浦着。この駅には鉄道神社があり、一度訪れてみたいと思っていたのだ。鉄道車両のキハ222を御神体とし、古レールが鳥居になっている。

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キハ222は1962年製造なので私と同じ歳で親近感がある。当初は北海道の羽幌炭鉱鉄道で使用され、同鉄道が1970年に廃止になるとひたちなか海浜鉄道の前身の茨城交通に譲渡され、2014年まで現役として活躍した。その後阿字ヶ浦駅に留置されていたが、長年無事故で運行されてきた車体にあやかって2021年鉄道神社の御神体として復活したのだ。賽銭箱がないのでお参りだけだが、旅の安全や諸々を祈願しておいた。

阿字ヶ浦から先、国営ひたち海浜公園までの3.1kmは延伸計画があるが、現時点で延長工事が行われている気配はなかった。折り返し14時40分の列車でこの線の中心駅那珂湊駅に戻る。阿字ヶ浦駅は無人だったが、那珂湊駅は有人で鉄道神社のお守りを販売していていたのでひとつ買い求めた。

その後15時29分発の勝田行きに乗車し、ときわ74号で帰路に着いた。

これで「オムライス電車の旅」を終わります。

2023年8月18日 (金)

オムライス電車の旅(オムライス弁当)

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 馬橋駅2番線に到着し、ここでオムライス電車にちなんでオムライスのお弁当が出る。お弁当はオムライス電車の車内で食べてもいいし持ち帰ってもいい。私は次の予定があるのでここでは食べず持ち帰った。合わせてツアー参加のおみやげが渡される。最新のオムライス電車の記念入場券とともに、総武流山電鉄時代の1979年発売の電化30周年記念切符も付いてきた。私は流鉄より総武流山電鉄の名前のほうがしっくりくる。

馬橋から柏に進み、12時50分発のときわ61号に乗車した。JREポイント利用特典で勝田まで本来であれば1,020円の特急券が720円で購入できる。

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車内でさっそくオムライス弁当をいただく。専用掛け紙付きで、掛け紙は保存用のきれいなものも別にもらえた。猛暑なので水分補給を兼ねて昼からビールを飲む。

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オムライス弁当は薄いオムレツがチキンライスの上に乗っかっているもので、チキンライスがパラパラでスプーンが付いておらず箸なので非常に食べにくいがおいしいお弁当だった。

 ときわには1時間乗車し、勝田で下車する。

2023年8月17日 (木)

オムライス電車の旅(流山駅構内入換体験)

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車庫内で撮影会がひと通り終了し、11時15分に車両に戻るよう指示があった。流山駅の発車時刻は11時49分の予定なので少々早いなと思っていたら、サプライズで車庫内で入換体験を行うといううれしいアナウンスだ。

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揺れるので席を立たないでくださいという指示があり、満足行く写真は撮れなかったが、それでも大満足だ。

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まず1番線から車庫1番線に入り、折り返し山1番線、車庫2番線、山1番線、車庫1番線、流山駅1番線と移動した。他の側線には車両が留置されていたので、空いている線は全て入ったことになる。

11時49分、流山駅を発車し、馬橋駅には12時ちょうどに到着した。

2023年8月16日 (水)

オムライス電車の旅(流山駅撮影会)

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列車は流山駅1番線に到着したが、すぐには扉が開かず、この列車の前にもう1編成のオムライス電車を並べてくれた。その後降車して駅、車庫内での撮影会となる。ホームに据え付けた状態だけでなく、車庫に移動して4両や2両、横並びなどの撮影をさせてくれた。

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気温はかなり上っていて撮影にはかなりこたえる。熱心に撮影している人がいる一方で半分くらいの人はホーム上の冷房の効いた予備編成内で待機している。おそらくすでに猛暑日となっているだろう。

オムライス電車のような混色と言えば国鉄時代の末期には101系、103系の転配属で混色編成がよく走っていたことを思い出した。

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こちらはオムライス電車を2本つなげた編成。連結器でつなげただけの状態で、その他の電気系統やブレーキ管は連結されていないので運転するときには後部車両にも運転士が乗務している。

2023年8月15日 (火)

オムライス電車の旅(馬橋駅2番線)

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京成トラベルから『【流鉄】もうすぐさようならオムライス電車!貸切臨時列車で行く車両基地見学ツアー』と題するツアーが発売された。オムライス電車とは流鉄で運行されている赤と黄色の2両編成の電車で、色合いがオムライスのようなのでその愛称がある。この編成は車両整備の関係でやむを得ず混色編成になったものだが、その色合いから思わぬ人気となった。しかしこのオムライス電車も全般検査の関係でまもなく運行終了となり、記念ツアーが開かれることになった。私はオムライス電車自体にはそれほど興味がないのだが、このツアー電車が普段は使われない馬橋駅2番線を発着すると思われるのでこのツアーに参加した。

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8月5日9時過ぎ馬橋駅に到着。馬橋駅は1面2線で通常は1番線のみを使用しているが、すでにオムライス電車が2番線に入線していた。予想通りでうれしい。

参加者は鉄道ファン半分、子ども連れ半分という構成だ。発車は9時29分だが、すでに気温が30度を越えていて冷房の車内で発車を待つ。

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2番線からの発車はめったにないのでその様子を撮影していたら、揺れるのでお座りくださいとの指示。残念ながら2番線からの発車の様子は全ては撮影できなかった。

流鉄では単線で通常は中間の小金城趾駅で交換を行うが、この列車は交換なしで運行した。そのため対向列車が時刻変更になっていた。全線を11分で走行し9時40分に流山駅1番線に到着した。

2023年8月14日 (月)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(帰路)

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12時30分にレトロライン乗車を終えて門司港駅に戻ってきた。ここで昼食タイムとなり、お弁当が渡される。この後は14時40分に門司港駅電留線1番線を出発し2時間ほどかけて博多駅に戻る行程になっている。来た道を引き返すだけなので私はここで離団し、家に帰ることにしている。門司港発13時07分発の列車で小倉駅に到着。小倉駅では短距離切符が不正乗車に使われている可能性が大きいとして、170円区間の乗車券を券売機で販売することを一時中止し、窓口で対面販売することにした。170円区間の切符は隣の西小倉駅までしか乗れないが、300枚発売されたうち30枚しか回収されていないらしい。JR九州では無人駅では簡易型のIC改札しかなく、短距離乗車券で遠方の駅の改札をスルーすることも可能だ。対策にかかるコストと不正乗車による減収とを天秤にかけて、今回の方策はベストな選択なのだろう。ワンマン運転や駅の無人化で不正乗車の余地は広がっているように思うが正しく運賃を払っている人が馬鹿を見ないようにしっかり対策を取ってもらいたい。

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 小倉駅で13時31分発ののぞみ32号に乗り換える。今回はEX早得でグリーン車を割引料金で予約してある。通常予約より3,000円ほど安くなっている。

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 このお弁当はさきほどのツアーで参加者に配られたもので、福岡の焼き肉店「ヌルボン」の焼き肉弁当だ。肉が柔らかく、量も多くて大満足だ。

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 食後に車内販売で買った淡路島のヨーグルトアイスをいただく。新幹線のアイスクリームというとカチコチという印象があるが、こちらはヨーグルトが主体のせいか、ほどよい柔らかさで食べやすかった。あわせて渡されたパンフレットによると、山陽新幹線ではあらかじめ予約しておくと、座席まで駅弁を届けてくれるサービスがあるらしい。3日前までの予約が必要だが、主要な駅弁が対象になっているのでニーズはありそうだ。グリーン車は平均3割程度の乗車で、私の隣の席も最後まで誰も乗って来なかったので快適な旅を楽しめた。

これで「豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅」を終わります。

2023年8月13日 (日)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(北九州銀行レトロライン)

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九州鉄道記念館の見学が終わると続いて、北九州銀行レトロラインの乗車になる。乗り場に向かう途中、国鉄バスの展示が行われていた。つばめマークが懐かしい。

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北九州銀行レトロラインはかつて当地を走っていた貨物線跡を活用してトロッコ列車を走らせているもので私は一度乗ったことがある。その時の記事はこちら。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2009/05/post-7e7d.html

さらにそれ以前に「海峡トロッコ潮風号」として運行されたことがあった。その時の記事はこちら。http://mktabi.cocolog-nifty.com/blog/2008/12/post-bc9a.html

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12時ちょうどに鉄道記念館前を出発。

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車両は2両で前後に機関車を配したプッシュプル運転で、関門橋を眺めながらのオープンデッキの気持ちよいトロッコ旅が進む。トロッコの速度は時速15kmで、一方関門海峡の潮の流れが時速18kmなので、こちらのほうが負けている。

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途中、出光美術館前、ノーフォーク広場に停車し、終点関門海峡めかり駅までは約10分のショートトリップだ。出光美術館の駅名を聞いて、以前同じ会社に出光さんという先輩がいたことを思い出した。その人も福岡県の出身だった。

2023年8月12日 (土)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(九州鉄道記念館)

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開業記念式典が終わると、副館長の宇都宮さんから展示車両の解説が行われる。こちらはEF10型電気機関車。1953年に発生した北九州大水害の際、関門トンネル出口付近を走行時に天井からの大量漏水を発見、パンタグラフのショートを避けるため、漏水箇所でまず前パンタを下ろし後ろパンタだけで走行し、前パンタが漏水箇所を過ぎるとすぐさまパンタグラフを上げ、続いて後ろパンタを下して走行し、乗客の命を守ったとされる機関車。関門トンネルはその後水没したらしい。

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こちらはおなじみの481系特急電車。

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宇都宮さんのはからいで館内に所蔵されているヘッドマークの一部を出してくれた。

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こちらは記念館前の線路。軌道自転車の運転体験が行われている。当日はかなりの猛暑で屋外での見学はかなりこたえたが、宇都宮さんの熱心な解説で頭の下がる思いだ。

2023年8月11日 (金)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(門司港駅電留線)

櫛田神社のお参りを終えて、博多駅には7時10分頃に到着し、ツアーの受付を済ます。参加者は50名程度で、昨日豊橋鉄道に参加している人は見当たらなかったが、顔だけ知っている時々見かける年配の方が1名いた。

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ツアー列車は「いさぶろう・しんぺい」で本来は肥薩線で運用に就く車両だが、肥薩線が災害で不通になっているので、こちらでアルバイトをしているようだ。

7時44分、博多駅2番線を出発。門司港までは通常の旅客線を進むので気合いが入らないが、それでもあまり接しない景色なので気分転換になる。時々途中駅で後続車に抜かれるため待避する。

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九州鉄道記念館の副館長の宇都宮さんが本日の参加記念証などを持って車内を回ってきた。この方はかつて食堂車に勤務していた方で、その鉄道知識を買われて鉄道記念館で解説の仕事をしている。今日も門司港に着いた後、館内を案内してくれることになっている。

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門司、小森江と過ぎて門司港駅の手前で右に分岐し電留線に入った。本来運転席後部で入線の様子を写真に撮りたいのだが、営業線ではないので着席するよう指示があり、満足行く画像は撮れなかった。

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九州鉄道記念館横の電留線1番線に到着した。列車が到着すると同時にブラスバンドによる銀河鉄道999の演奏が流れ、歓声と拍手に包まれる。乗っている我々は認識がなかったのだが、この列車の到着が九州鉄道記念館開館20周年の記念イベントのひとつに組み込まれていたのだ。タラップが取り付けられ、そこから下車すると、いかにもおえらがたと思われる人から記念グッズが入った紙袋を手渡される。私に袋を差し出してくれた人は後ほど北九州市長と判明した。その他、JR九州社長、ミス北九州、門司港駅長などがいた。

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列車から降りると開業記念式典が行われ、我々は間近で観覧することになった。

2023年8月10日 (木)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(博多中州ワシントンホテルプラザ)

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中洲川端駅で下車。地上に駅を出るとそこはアーケード商店街の川端通りだった。地下鉄駅がアーケード商店街と直結しているのも珍しい。今夜の宿は地下鉄の中洲川端駅から5分ほど歩いた博多中州ワシントンホテルプラザだ。夏休みの週末なので博多駅近くのホテルは1か月前の時点でほぼ満室で、最初取れたのが素泊まり19,000円もするホテルだった。1週間前にもう一度探してみると、今回のホテルが1泊11,300円で予約できた。60歳以上限定シニア割引プランで通常より400円安くなっている。13_20230803061101

博多周辺のホテルがほぼ満室状態だったのはちょうど開催中の世界水泳の影響もあったようだ。街のいたるところに世界水泳のポスターが掲示されていた。

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 翌朝はホテルから博多駅まで歩いてみた。グーグルマップでは徒歩15分となっていた。博多駅に向かう途中、櫛田神社があったのでお参りしておく。3月に開業した福岡市営地下鉄七隈線櫛田神社前駅からも近いので初乗りしたときに訪問すべきだったが、その時は時間がなく訪れることができなかった。山笠と呼ばれる絢爛豪華な飾り屋台が境内に展示されていた。

2023年8月 9日 (水)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(ANA447便)

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福岡空港行きは機種はボーイング737-800で166人乗りの中型機である。私は後部右窓側の25Kという席を予約してある。座席は5割程度埋まっていたが、私の隣は2席とも空席で運が良い。

福岡空港は雷雲の影響で一時閉鎖されていたらしく、当機に対して福岡空港の管制から19時25分に離陸するよう指示があり、それまで滑走路端の離陸位置で待機する。羽田などは誘導路で順番待ちをすることはあっても、離陸位置で待機することはないので珍しい。中部国際空港は発着枠にまだ余裕があるようだ。

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機内サービスでは夏季限定のタリーズのアイスコーヒーをいただく。

福岡空港には20時25分に着陸した。飛行時間はちょうど1時間だった。福岡空港は市街地にある空港なので門限が22時と早く、時々門限に間に合わない航空機が出て新聞記事になったりするが、この飛行機は余裕だった。

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地下鉄でホテルに向かう。福岡市営地下鉄ではSuicaなどの交通系ICカードが利用できるが、それとは別にクレジットカードのタッチ決済による乗車も可能で手持ちのカードを利用して入場してみた。通常のICカードの読み取り装置の手前に別の読み取り装置があり、そこにタッチして利用するようになっている。使用感は普通のICカードと特に変わるところはなかった。

2023年8月 8日 (火)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(中部国際空港)

高師車庫見学を終えてツアーは解散となる。高師駅からは各自乗車券を買い新豊橋駅に戻る。私は先述の通り博多に向かうが、Tさんは尾道の花火臨が普段使われない待避線に入る可能性があるので、それに乗るため新幹線で現地に向かった。

豊橋から博多には新幹線で行く方法もあるが4時間ほどかかり体力的にきつく、またANAの株主優待券を持っていることもあり私は中部国際空港から福岡空港に向かうルートを選んだ。こちらのほうが乗り換えや待ち時間で博多到着は新幹線より若干遅くなるのだが行程に変化を持たせたい。

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豊橋から15時45分発の名鉄特急に乗り、神宮前で中部国際空港行きの特急に乗り換え、17時05分に中部国際空港に到着した。乗る飛行機は19時05分なので少し時間があるので空港内を散策する。

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こちらはおみやげや飲食店フロア。二層構造になつている。

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展望デッキは日差しが強く長時間はいられない。

時間の余裕があるのでカードラウンジでゆっくり過ごそうとまず保安検査場を抜ける。ぺットボトルを持っていたら、係員から飲んでもらっていいですかという指示。他の空港では機械にかけてもいいですかと聞かれることはあるが、こういう指示は初めてだ。指示に従い一口飲んで無罪放免となる。

制限エリア内に入りカードラウンジを探すが見当たらない。下調べが不十分で、羽田と違って中部国際空港には制限エリア内にはカードラウンジがないのだ。仕方なく何もない搭乗口付近のソファーで待つ。

2023年8月 7日 (月)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(高師車庫入線)

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老津駅での物足りない入換体験が終わり、高師駅に戻る。高師駅ではまず下りホーム側で停車した。図で赤線のところである。

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ここからさらに新豊橋方に進んで踏切を渡ったところで本線上で折り返し、

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車庫に入って洗浄線のある4番線を進み、建屋の中で停車する。

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入線体験はこれで終わりではなく、折り返して4番線内で洗車体験となる。その際窓閉めに関する注意喚起は何もなかった。鉄道会社によってはしつこいほど放送が流れるが、ここはあっさりし過ぎていてこちらの方が心配になる。洗車機を一往復してから、昇降台のある位置に停車して下車となった。

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車庫内では豊橋鉄道担当者による案内などは何もなく、各自が自由行動となる。リクエストに応じて車両の行き先幕を変更したりしているが、知らない行き先が多く盛り上がらない。会場ではグッズ販売などもなく時間を持て余す。当日は35度を超える猛暑で、車庫に入ることで目的を達した私は多くの参加者と同様に早々に引き上げた。高師駅に徒歩で戻り、駅に隣接するセブンイレブンでアイスを買って体温を冷やした。

2023年8月 6日 (日)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(高師駅入換+老津駅入換)

 

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高師駅から貸切電車に乗車する。列車はまず新豊橋方面行きホームに据え付けられた。ここには特に番線表示はないようだ。まず老津駅に向かうことになるが、同行のSさんがこのホーム側には下り方に出発信号機がないことに気づき、どう発車するのだろうかと気になる。14時14分、列車は新豊橋方面に動き出した。 

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 そして駅の隣の踏切を渡り越した本線上で折り返した。高師駅の上りホームからは下り方向に出発できないので、いったん新豊橋方面に出て、本線上で折り返す運用となっているようだ。

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上記配線図ではまず赤線で出発し、緑線で進行方向を変える形で三河田原方面に出場した。

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 列車は本線を下り、老津(おいつ)駅に到着した。ここで入換体験を行う。老津駅手前には左に分岐する線があるので、ここに入るのかと予想していたが、この線は雑草が生い茂り現在は使用されていないようだ。

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 老津駅にいったん停車した後、さらに三河田原方に進み、本線上で停車した。

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 ここで折り返し、新豊橋方面行きホームに入線する。これで老津駅入換体験は終了だった。老津駅には下図の通り、引き上げ線が2本あるのでそのどちらかに入るのではないかと予想していたが、そのどちらもなかった。本線上で折り返すことが入換体験だったようで、たしかに用語の使用に誤りはないが少々物足りない。

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 まず赤線に従って進行し、緑線で折り返すルートだった。

2023年8月 5日 (土)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(高師駅構内踏切)

スパゲッ亭チャオでの昼食を済ませ、新豊橋駅で再集合となり、まず13時45分発の定期列車に一般客と一緒に乗る。渥美線は単線にもかかわらず日中は15分間隔の運行を行っているため、新豊橋・高師間では交換設備の関係で臨時列車を入れる余地がないのだ。

 13時59分に高師駅に着き、ここでツアー専用列車に乗り換える。

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この高師駅は島式ホームで改札口へはホーム中ほどにある構内踏切を渡る仕組みになっている。

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構内踏切を渡るには階段を下りるのだが、この階段は普段は鉄板でふたがされていて、

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列車が出発して客が踏切を渡るときだけ駅員が鉄板を足でスライドさせて階段が現れるようになっている。

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さらに面白いのが、構内踏切の遮断桿は駅員が手動で上げ下げする仕組みなのだ。人手がかかるとともに、もし操作を怠ると重大な事故につながりかねないが、利用者も少ないので特段問題がないのだろう。

2023年8月 4日 (金)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(赤岩口車庫)

10時59分運動公園前電停を出発。井原で本線に合流し、東田坂上電停では本線上で折り返し、渡り線を通って赤岩口を目指す。

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赤岩口電停は停車せずゆっくり通過して電停の先で折り返しのため停車する。車庫に入る時のポイント操作は運転士が電車を降りて自分で切り替える珍しい方法だった。車庫内では担当者の説明などは特になく各自車庫内を撮影して回る。ここまでの行程は過去にすべて走破したことがあるので私にとっては珍しいことはなかったが、初めての人も多いようで皆熱心に写真を撮っていた。

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駅前電停に到着し、ここでお昼休憩のためいったん解散となり、再集合まで1時間ほどある。どこで食事をしようかと考えているとTさんがあそこはどうですかと看板を指差す。「スパゲッ亭チャオ」というお店で、いかにもB級グルメな看板だ。店内に入って見ると順番待ちになっていて地元で有名なスパゲッティ屋さんのようで有名人の色紙が何枚も飾られていた。

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こちらが私が選んだミラノ(930円)というメニュー。モチモチの麺の上にフライドポテトとソーセージが乗っていて、デミグラスソースがかかっている。これをスプーン無しでフォーク1本で食べるのが、この店の流儀のようだ。ソースが飛び散らないようにフォークで巻きながら慎重に食べる。私はSサイズにしたがこれでもかなりボリュームがあった。他の仲間はLサイズを頼んでいる人もいた。

お店のホームページはこちら。https://ogi-ya.co.jp/restaurant/honten.php

2023年8月 3日 (木)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(豊橋鉄道市内線)

かなり日差しが強いので受付を終えると駅前のJRのホテルのロビーを拝借して涼む。集合時刻になり駅前の電停に戻る。この電停は「豊橋駅前」ではなく単に「駅前」となっているのは路面電車らしい。10時07分発車の赤岩口行きに続行して駅前電停を出発。1両の路面電車に30名程度の参加者を乗せているのでかなりきゅうくつで座れない人もいる。座席定員以上の客を集めるツアーは珍しい。クラブツーリズムの主催だが担当者のあいさつはなく、その代わり運転士が熱心な人で、運転をしながら市内の名所案内をしてくれている。アナウンスの合間には信号喚呼を行い、安全運転に努めている。

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こちらは豊橋公会堂。テレビ番組の陸王のロケがここで行われたとのこと。

その先の競輪場前電停の隣には2編成分の車庫があり、ここには以前入ったことがある。

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井原電停を右に急カーブし運動公園前に向かう。このカーブは半径17mで日本一の急カーブになっている。運動公園前に10時39分に到着しトイレ休憩となる。後続車が追いついて縦列駐車になった。

2023年8月 2日 (水)

豊橋鉄道大満喫旅+門司港電留線の旅(豊橋まで)

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クラブツーリズムから「洗車体験や撮影会など10のお楽しみ付き!まるごと豊橋鉄道大満喫旅!日帰り」と題するツアーが発売された。豊橋鉄道市内線の赤岩口車庫、東田坂上電停の渡り線、渥美線の老津駅での入換体験、高師車庫尾入線などができるツアーで、車庫線好き、渡り線好きには見逃せない内容となっている。開催日は7月29日土曜日となっており、開催日の3か月以上前から予約ができたのですぐに申し込み、先着順なので無事予約できた。

このツアーに合わせて豊橋日帰りで旅程を計画していたところ、JR九州トラベルデスクから「九州鉄道記念館開業20周年記念ツアー」で門司港駅電留線に入れるツアーが7月30日に開催されることになり、豊橋の帰りに九州まで行ってくることにした。

豊橋の集合時刻は9時30分となっている。豊橋はこだまと一部のひかりしか止まらないので首都圏からは行きづらいところにある。こだまは1時間に2本程度しかなく、集合時刻に間に合わせるためには9時02分に豊橋に着くこだまで行くしかない。少し余裕がありすぎるがこれ以外にないから仕方ない。日程が早めに決まっていたのでこだまはグリーン早得で予約した。これだとこだまの普通車料金に400円プラスするだけでグリーン車が利用できるので大変お得だ。

ということで新横浜7時15分発のこだまでスタートする。ホームの自動放送アナウンスは以前より若めの女性の声に変わっていた。夏休みに入り、旅客は多いはずだがこだまのグリーン車だから新横浜発車時点で半分以下の乗車だ。ゆったりとしたグリーン車で各駅停車の旅を楽しむ。

車内放送のチャイムがTOKIOの「AMBITIOUS JAPAN」からUA(ウア)の「会いにいこう」に変わっていた。前に比べるともどかしいリズム感でインパクトも乏しく感じる。

9時02分、定刻に豊橋着。豊橋鉄道市内線の駅前電停でツアーの受付を行う。着くのが早すぎてまだ受付の準備中だった。受付を済ませるとだんだんと知った顔が集まってきて今後の情報交換などを行う。

2023年8月 1日 (火)

前の列車に接近しています

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田園都市線通勤になり、目新しい日々を過ごしています。そんななか、他の鉄道会社ではあまり聞かない車内放送を耳にすることがたびたびあります。「ただいま先行列車に接近しているため速度を落として運転しています」という車掌アナウンスです。下り列車の場合、急行で市が尾から藤が丘駅前後の区間で放送されることが多いです。長津田で緩急接続する先行の各駅停車に追いついてしまうからで、こういうことはどこの鉄道会社でもよくあります。しかしそれをわざわざ放送してくれる会社は珍しいです。田園都市線ユーザーはこういう速度低下に対して質問を投げかける人がいるからでしょうか。

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