さようなら新橋
約2年半勤務していた新橋から転勤することになりました。鉄道発祥の地新橋で仕事ができたことは鉄道を趣味とする私にとって最高の喜びでした。新橋に転勤が決まったときは「待っていました、人事の人はよく分かっている」と感激、感心しました。

駅前にある新橋SL広場はテレビではどこかのチャンネルで毎日のように映像が流れ、サラリーマンの街の代名詞のようなところでした。該当インタビューが行われているのもよく見かけました。
SL広場に静態保存されているC11蒸気機関車からは毎日正午、午後3時、午後6時に汽笛が吹鳴され、その音は私の職場にもよく聴こえてきて、仕事の進捗を確認する目安にもなりました。
SL広場の反対側の汐留側にある旧新橋停車場鉄道歴史展示室は貴重な資料や写真、模型などが無料で見学できる施設で、新しい企画展が開催される度に昼休みに訪れました。
食事の場所も充実していて、駅前のニュー新橋ビルはまさにサラリーマンの聖地です。B級グルメの店舗が多いですが、それが魅力で昼時は人気店には行列が絶えません。一方汐留や銀座、虎ノ門なども歩ける距離で昼休みに遠征することもありました。
そんな楽しさのある新橋でしたが、残念ながら異動となりました。新しい職場がどこになったかは明日ご紹介します。
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