まるごと三岐鉄道北勢線大満喫旅(うめきた新駅)
天王寺ではるかを降りて大阪環状線で大阪駅に戻る。梅田貨物線は移設に伴い大阪駅に近いルートを走行するようになったため、そこに新ホームを設けることになった。梅田北口エリアにあるため「うめきた新駅」と呼ばれることもあるが正式には大阪駅のおおさか東線乗り場になる。
大阪環状線の福島方のホームの端まで行くと下に降りる階段があり、そこを進んでいくと5分ほどでおおさか東線ホームに出る。通路の途中には意匠を凝らした柱や天井がある。
おおさか東線21番ホームに降りてみると、このホームだけフルスクリーンホームドアが設置されている。列車のドアの位置にあわせて、ホームドアがスライドするようになっている。あたかもふすまが動くように自由自在にホームドアが動く仕組みになっている。運転頻度が高い線区だと耐久性に問題がありそうだが、特急ホームでの運用ならば問題なさそうだ。
こちらは顔認証方式の自動改札。あらかじめ顔写真の登録をした人定期券利用者だけが試験的に利用できる。まさに顔パスで、時代も進歩したわけだ。ただ顔認証登録をしていない人も、ゲート入り口で一般のICカードをタッチすることで改札を抜けられるようになっている。
地上に出てみるが周辺は工事中で見るべきところはなく、すぐに地下に降りる。
今回のおおさか東線用ホーム開設に伴い、うめきた地下口改札から大阪駅西改札間の間は無料で通り抜けできるルールが設けられた。両改札の間のみを移動し途中でホームを通行しない場合に限り、券売機で無料の通行証が発行されるのだ。改札間の所要時間は20分以内の制限がある。ICカード利用の場合も同様で、両改札間を行き来するのであれば料金は差し引かれない。私も試しに利用してみたが、実際に利用する人は皆無だろう。というのもわざわざ地下改札まで降りて、アップダウンのある地下通路を進んで再び地上に出るくらいならば、最初から地上を歩いたほうがはるかに早いからだ。利用できる改札がふたつしかないから、よほどの物好きか鉄道マニア以外は利用しないと思われた。
なお梅田貨物線の地下化に伴い、地下ホーム前後の勾配が急になり、この区間を走行する貨物列車に補機が連結されるようになったが、残念ながらそのシーンを見ることはできなかった。
« まるごと三岐鉄道北勢線大満喫し(梅田貨物線) | トップページ | まるごと三岐鉄道北勢線大満喫旅(広電宮島口駅) »
「駅」カテゴリの記事
- たまプラーザ駅待避線(2023.07.31)
- 虎ノ門ヒルズ駅完成(2023.07.26)
- わたらせ渓谷鉄道鉄印収集(神戸駅)(2023.05.31)
- 幕張豊砂駅(2023.05.13)
- まるごと三岐鉄道北勢線大満喫旅(うめきた新駅)(2023.05.02)
「旅日記」カテゴリの記事
« まるごと三岐鉄道北勢線大満喫し(梅田貨物線) | トップページ | まるごと三岐鉄道北勢線大満喫旅(広電宮島口駅) »
コメント