羽田空港アクセス線着工
2031年度の完成を目指して羽田空港アクセス線の工事が始まるようです。ルート図などを参照すると田町駅の手前で東海道線から単線で地下に分岐し、その後トンネル内でた複線になり、地上に出てから休止中の大汐線を改修し東海道新幹線の大井車両基地線と並走し、東京貨物ターミナル駅の敷地を通って、再び地下に入り羽田空港の地下に至るルートになります。駅は空港第2ターミナル寄りに建設されます。これが完成すると宇都宮線、高崎線、常磐線から直通列車が運行され、東京駅からわずか18分で到着し、利便性が大幅に向上します。これは東山手ルートと呼ばれますが、その他に西山手ルートと呼ばれる大崎から分岐するルートの計画もありますが、こちらは着工時期は未定です。
いずれも都内の交通体系に大変革をもたらす計画で完成が待ち遠しいですが、こういう事業は必ず完成が遅れるので自分の命のあるうちに乗れるのだろうかと不安になります。中央リニア新幹線はいつ開業するのでしょうか。宮脇俊三さんは時刻表2万キロの最終章で「もう私は若くはない。開通させる気が本当にあるのなら、早くしてくれないと困るのである」と述べていますが、その心境がよく理解できます。
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