八広駅2番線
京成押上線八広駅は2面3線構造の駅です。下り線が島式ホームの両側に線路があり、上り線は片面ホームだけです。ところがこの配線を利用して朝の通勤時間帯のみ上り電車が下り線に入って後続の上り特急電車の待避を行うのです。
渡り線通過の様子を運転席後部から撮影しました。撮影を終えて、京成曳舟駅に着くと運転士がドアを開けて「これから幕を下ろしますがいいですか?」と聞いてきました。ここから地下区間に入るので暗幕を下ろす必要があるわけですが、私が後ろから撮影していたことに気づいていたようです。こういう時は今までどこの鉄道会社でも黙って幕を下ろされ、それがあたりまえと思っていました。そもそも我々が断ることはできないのですが、それでも同意を求めてくる運転士の配慮に嬉しくなりました。鉄道ファンのマナーが取り沙汰される時代ですが、お互いを思いやりながら、鉄道会社と利用者、ファンが一体となって鉄道を盛り上げていきたいと思いました。
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「渡り線・回送線・車庫線」カテゴリの記事
- 中野駅2番線(2024.12.08)
なかなかさばけた乗務員さんですね。嬉しくなります。朝の上り線運用時には1番線は待避の有無にかかわらず、立入禁止となり、ホームに上がる階段にロープが張られて規制されています。、
投稿: railway | 2023年3月16日 (木) 15時00分
railwayさま、こんばんは。
1番線は全く閉鎖する運用なのですね。混乱がなくていいですね。
投稿: ミスターK | 2023年3月19日 (日) 19時59分
こんにちは。
八広を取り上げていただき,京成応援団として嬉しく思いました。
このほか,成田側の渡り線は八広で折り返す京成トラベルのツアーでも体験できます。
京成グループのレアな存在は,大晦日終夜運転の金町~押上系統の高砂・柴又と押上の渡り線と北総線小室駅3番線があります。
小室駅3番線は,スカイライナー運行前は全ての下り列車が使っていましたが,下り本線が以前上り本線で有った2番線になってからはレアな存在です。
現行ダイヤでは休日11本(10:32は都営車)平日4本(夜間の2本は都営車)のもよう。
通常の所要2分のところを5分かかっている列車です。
3番線と分かるのは電光掲示板だけでした。
以上,本社・広報が編集していた「京成ライン」が懐かしい京葉ラインでした。
投稿: 横山聖一 | 2023年3月28日 (火) 06時11分
横山様、こんばんは。
細かい情報ありがとうございます。終夜運転の件や小室駅の件は知りませんでした。いつか押さえておきたいと思います。
投稿: ミスターK | 2023年3月28日 (火) 19時32分