甲府駅電留線の旅(帰路)
甲府駅電留線で折り返しとなるが、すぐには折り返さず、乗務員による185系思い出トークが始まる。185系はよく揺れるので体幹が鍛えられたとの話や、湘南ライナーでの運行の場合、駅ごとにドアを開閉する車両が異なるが自動での対応ができないため駅間でブレーカーを入り切りしてドア開閉を調整していたとの話があった。画像に見える建物は山梨県立中央病院で、この位置ならばトレインビューホスピタルだ。
電留線でのトークが終わり、甲府駅に戻る。電留線出発時には「識別点灯、入換進行!」と発する運転士の信号喚呼の声を客室に流してくれた。この演出は最近よくある。
14時35分甲府駅を出発。中央本線をノンストップで上り、15時35分相模湖駅に停車する。相模湖駅は2面3線構造の駅だが、上り線の外側にホームのない側線があり、列車はそこに停車した。この側線は初体験だ。ここで後続のあずさを待避した。
相模湖で13分停車し、再び中央本線を上って八王子駅から横浜線に入る。橋本で運転停車した以外は横浜線をノンストップで走行する。17時ちょうど小机駅中線2番線に停車する。このホームも普段はあまり利用されない線で私も初めてだ。
今回は甲府電留線に入れたのが最大の収穫だが、相模湖駅側線に入れたのもサプライズだった。また今から60年も前に廃止された山梨交通電車線の遺構を見学できたものためになった。これで甲府電留線の旅を終わります。
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こんにちは。「識別点灯、入換進行!」の呼称は初めて認識しました。いろいろあるのですね。
投稿: railway | 2023年4月 2日 (日) 17時44分
railwayさま、こんにちは。
最近は信号喚呼の音声を流してくれることもあり勉強になります。
投稿: ミスターK | 2023年4月 3日 (月) 11時48分