醍醐車庫見学ツアー(車庫見学)
醍醐車両基地に戻り、これから車両基地内の見学になる。参加者が4班に分けられ、私のグループはまず運転席体験になる。機器類の操作はできないが実際に座って写真などを撮れる。前進4段、制動7段の11段制御のワンハンドルマスコンだが、通常はATO運転が行われて、その時は31段の制御を行う。最適なブレーキパターンを得るため7,000回もブレーキ試験を行なったらしい。
続いて車両見学。走行装置は三菱のVVVFインバータで交流モーターを制御する方式で、制御方式は当初のGTOからIGBTに換装されており、分かる人には走行音の違いが分かるようだ。車両下部に潜り、台車の様子も見学する。中腰での移動なのでかなり腰に負担が来る。いつもこういった場所で作業されている人の苦労がよくわかる。
続いて車両屋根の見学。地下鉄のパンタグラフなのでとても小さい。昔ながらの菱形パンタグラフだ。エアコンも薄型で車内に半分くらい潜り込んでいるらしい。
車輪切削装置。京都市営地下鉄東西線の車輪径は660mmとかなり小径だ。620mmまで小さくなると交換になるとのこと。切削の際に出た削りカスは買い取る業者があるそうだ。
続いて全般検査の様子。台車を分離して車体が仮置きされている。台車はかなり汚れているので入庫するとまず洗浄装置にかけられるようだ。車両基地内の見学は約2時間で終了した。この後、希望者には地下鉄部品等の販売が行われるが、私はここで終わりにする。醍醐から山科経由で京都駅に着き、18時24分発ののぞみに乗車。駅で買った志津屋のパンとビールで旅の余韻に浸った。
今回の旅では鉄印5社分を収集するとともに、京都市営地下鉄の車庫線、引き上げ線に乗れた大満足だった。
これで醍醐車庫見学ツアーを終わります。
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