西九州新幹線かもめの旅(折尾駅)
博多で下車し、8時37分発の門司港行きで折尾駅に向かう。折尾駅は以前は鹿児島本線と筑豊本線のホームが立体交差する駅だったが、駅周辺の区間整理とあわせて線形の変更が行われ、各ホームが並行に並ぶようになった。その中で注目すべきところが、筑豊本線連絡線の移設だ。筑豊本線連絡線は従来は折尾駅の手前から分岐し鷹見口を通って筑豊本線に合流していたが、移設後は折尾駅までは鹿児島本線と同じルートを通り、折尾駅を出てから筑豊本線に合流するようになった。
というわけで折尾駅で下車して様子を観察する。ホームは4面7線で筑豊本線短絡線、鹿児島本線上下線、筑豊本線の順に並んでいる。筑豊本線は若松方から来ると高架になり、鹿児島本線のホームにスライドしながら接し、その後鹿児島本線の下をくぐり、トンネル内で短絡線と合流するという複雑な構造になっている。
高架ホームの下にはかつてあった線路が床に描かれていてイメージが湧きやすい。その隣では東筑軒の駅弁売りが行われていた。ここでお弁当を買いたいところだが、この後のツアーで昼食が出るので買うわけにいかないのは残念だ。
一部に線路も残されている。
駅舎は旧駅舎を模した作りになっている。駅周辺の整備はまだこれからで、囲いで覆われたところが多い。鷹見口の駅舎や線路は撤去中だ。
こちらはねじりまんぽと呼ばれるレンガ橋。西鉄北九州線がこの橋を渡って高架で折尾駅前まで入線していた。私は何度か折尾駅発着の西鉄北九州線の電車に乗ったが、こんな趣きのあるレンガ橋を渡っていたとは知らなかった。
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