西九州新幹線かもめの旅(長崎駅)
長崎空港には定刻8時55分に到着。構内にあるセブンイレブンで買い物をして、長崎県のセブンイレブンを制覇した。ここから9時10分発の長崎県営バスで大村駅に向かう。バスの運営主体が都道府県なのは珍しい。他には都バスくらいだろうか。空港からは15分で大村駅に到着。大村駅は1918年建築の木造駅舎で歴史を感じさせる造りなのだが、駅舎改修工事のため、残念ながらその外観を眺めることはできなかった。
9時34分発の長与回り長崎行きに乗車。車両はYC1系2両編成だ。ディーゼルエンジンで発電した電気でモーターは回して走行する電車だ。YCは優しくて力持ちの略らしい。走行音は静かで乗り心地もいい。JR東日本の同種の車両は加速時の騒音がかなり大きかった記憶がある。
大村駅乗車時にすでに立ち客も出る混雑で、諫早でも下車する人はほとんどおらず長崎まで直通する人が多そうだ。喜々津から旧線に入り、大村湾沿いの風光明媚な入り江沿いを走る。長与でもかなり多くの乗客が乗ってきて吊り革も全てふさがるほどの混み具合になった。浦上で長崎本線の喜々津・浦上ルートの線と合流。浦上からの在来線は2年前に高架化と線路移設が行われ、その区間が未乗だったのでしっかりと確認したかったが、この混雑では無理だ。いったん長崎駅まで乗り進め折り返しの列車に乗ることにした。
10時35分、長崎駅着。頭端式ホームで在来線側は5番線まである。ホームの先からは海も見える。屋根は幕でできていて白くてキレイだ。
駅前広場では屋台などが出てイベントを行っている。先ほどの混雑は新しくなった駅をひと目見ようとする人たちの混雑だったわけだ。駅舎は新幹線開業により新装なったが、西九州新幹線は最大6両編成なので東海道・山陽新幹線の航空母艦のような巨大駅ではなく、ごく普通の高架駅である。
長崎駅から11時02分発の列車で隣の浦上駅に向かい高架の様子を観察する。右手に見える新幹線はすぐに離れていった。左手には高架上の車両基地が設置されている。車両基地が高架にあるのは珍しい。
浦上まで真新しい高架が続く。11時21分発の列車で折り返す。先ほどの列車は超満員だったのに今度の列車はガラガラだ。再び高架線の様子を観察しながら長崎駅に戻った。
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