西九州新幹線かもめの旅(小倉工場イベント)
小倉車両センターに着いた我々はまず昼食タイムになる。ふだんは社員食堂として利用されているところに「つばめ食堂」というのれんが掛けられていて、そこで昼食となる。
メニューはミニかしわうどんとカレーとなっている。このミニかしわうどんがとてもおいしかった。鶏肉が少々と少し甘めの出汁が入っているだけのシンプルなうどんだが、この出汁がおいしかった。今まで食べたうどんの中でも最高の部類に入る。社員食堂をやめて世間で商売してもやっていけるだろう。いっぽうカレーは特に普通だった。
食後は各自自由に工場内を回る。小倉工場内には水戸岡デザインの展示室があり、まずそれを眺める。水戸岡グッズのショップもあり、水戸岡さんのイラスト画、グッズなどが販売されている。
クハ481系が静態保存されていて、特急にちりんのヘッドマーク入りだ。そのほかは特に見るところはないのだが、じゃんけん大会などがあって時間をつぶして過ごす。
14時40分になると希望者向けにセンター内見学イベントが始まる。ヘルメットを着用しての見学だが、最近は感染症対策でヘルメットの下に紙製の中敷きを配布するところが多いのだが、ここはストレートに着用する方式だった。
まずD51機関車。だいぶ腐食が激しい。ボイラーの中が見えるようにカットしてあり、こういう展示は初めてだ。
続いてソニックの床下と台車の見学になる。
振り子用台車にはATS車上子とは別に走行位置を把握する車上子が先頭車に設置されていることを初めて知った。台車は振り子装置を搭載するため一般の台車と違う構造になっている。
15時30分、工場内見学が終わり、帰りは西鉄の観光バスで小倉駅に戻る。帰りたくないと泣きじゃくる子どもがいて、バスの運転手が「バスも楽しいよ」と声をかけて車内に笑いが起きる。バスは工場から30分ほどで小倉駅北口に到着した。
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