西九州新幹線かもめの旅(かもめ号24号)
新幹線の長崎駅は2面4線で屋根は帆船風の大きな白い幕で覆われている。ホームのベンチにも屋根の幕と同じ素材を使われているとのこと。ホームには売店はおろかドリンクの自販機すら無い。これで新幹線駅なのだから驚きだ。これから乗る人はホームに上がる前にあらかじめ買っておく必要があるのは要注意点だ。
車両はすでに報道等で何度も見ているので目新しい感じはしないが、同じN700S車両とは思えないカラーリングで水戸岡鋭治さんのセンスはすばらしい。列車の行き先は暫定開業で武雄温泉で乗り換えが発生するにもかかわらず、博多となっている。実際の終着駅ではなく乗り換え後の終着駅を表示のは誇大表示になるだろう。
ホームの先には車止めが設置され、その先には長崎湾も見えている。新幹線の駅のホームから海が見えるのは珍しい。
自由席は横5人掛けだが指定席は4人掛けで、指定席は車両により座席の色合いが異なっている。木の素材を活かした水戸岡さんらしいデザインだ。
11時45分、長崎駅を出発。在来線を左手に見ながらすぐにトンネルに入る。いきなり加速していくので旅情もなにもない。時々明かり区間はあるもののほとんどトンネルの中を走行し、長崎を出てからわずか5分ほどで諫早到着を知らせる車内放送が始まり、駅間距離の短さを実感する。長崎からわずか8分で諫早に到着した。諫早からは大勢乗ってきて指定席はほぼ満席になった。続いて新大村に停車。この駅間も6分だ。
新大村を出ると左に新幹線の車両基地が見える。一昨日この車両基地に入線する特別な列車が運行されたが、予定が合わず乗れなかった。さらに左手には大村湾も見えている。嬉野温泉を通過し、12時13分武雄温泉に到着。長崎から28分の旅であった。
ここで同じホームの左右でリレー特急に乗り換えできるようになっている。私はここから佐世保に向かうので乗り換えずに改札を出た。
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