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2023年1月

2023年1月31日 (火)

西九州新幹線かもめの旅(小倉工場イベント)

 小倉車両センターに着いた我々はまず昼食タイムになる。ふだんは社員食堂として利用されているところに「つばめ食堂」というのれんが掛けられていて、そこで昼食となる。 

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 メニューはミニかしわうどんとカレーとなっている。このミニかしわうどんがとてもおいしかった。鶏肉が少々と少し甘めの出汁が入っているだけのシンプルなうどんだが、この出汁がおいしかった。今まで食べたうどんの中でも最高の部類に入る。社員食堂をやめて世間で商売してもやっていけるだろう。いっぽうカレーは特に普通だった。 

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 食後は各自自由に工場内を回る。小倉工場内には水戸岡デザインの展示室があり、まずそれを眺める。水戸岡グッズのショップもあり、水戸岡さんのイラスト画、グッズなどが販売されている。

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 クハ481系が静態保存されていて、特急にちりんのヘッドマーク入りだ。そのほかは特に見るところはないのだが、じゃんけん大会などがあって時間をつぶして過ごす。

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 14時40分になると希望者向けにセンター内見学イベントが始まる。ヘルメットを着用しての見学だが、最近は感染症対策でヘルメットの下に紙製の中敷きを配布するところが多いのだが、ここはストレートに着用する方式だった。

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 まずD51機関車。だいぶ腐食が激しい。ボイラーの中が見えるようにカットしてあり、こういう展示は初めてだ。 

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 続いてソニックの床下と台車の見学になる。

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  振り子用台車にはATS車上子とは別に走行位置を把握する車上子が先頭車に設置されていることを初めて知った。台車は振り子装置を搭載するため一般の台車と違う構造になっている。 

 15時30分、工場内見学が終わり、帰りは西鉄の観光バスで小倉駅に戻る。帰りたくないと泣きじゃくる子どもがいて、バスの運転手が「バスも楽しいよ」と声をかけて車内に笑いが起きる。バスは工場から30分ほどで小倉駅北口に到着した。

2023年1月30日 (月)

西九州新幹線かもめの旅(小倉工場入出庫線)

 小倉駅に11時17分に到着し、ツアー受付開始は11時30分なので時間を待って集合場所に行く。参加者は小学生や未就学の子どもを連れた家族が多く、乗り鉄系は意外と少なく、知った顔もいなかった。列車は12時16分頃2番線に入線とのことでホームの待合室で時間調整する。本当はこの時間を利用して食事を済ませたいが、小倉工場の社員食堂で食事が出る予定なので食べるわけにはいかない。 

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 列車は2両でやってきた。私は前寄り1号車を指定されている。車両は「いさぶろう・しんぺい」だ。

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 12時26分小倉駅を発車し、日豊本線を下っていったん西小倉駅3番線に停車する。ここを左に分岐すると日豊本線だが、列車は直進し小倉工場線へ入っていく。 

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 工場線に入るものの日豊本線のすぐ隣の線路を進行していく。途中から手旗を持った職員が乗り込んできて誘導を行なう。乗り込んできた位置が西小倉駅と小倉車両センターとの境界になるらしい。 

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 12時48分、手旗信号の誘導により再出発。線路が右にいくつも分岐していき、昇降台のあるところで停車した。

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 発進と停止を繰り返して進んだのでここまで小倉駅から約25分ほどかかった。ドアコック扱いで下車した。線路の隣にはブロック塀があるが、この隣は日豊本線で通過してく列車の屋根が見える。ほとんど本線の隣を走行したが、普段乗れない線に乗れて大満足だ。

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なお今回の乗車ルートを示すと赤線の部分となる。

2023年1月29日 (日)

西九州新幹線かもめの旅(筑豊本線連絡線)

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  折尾駅の観察を終え、10時36分に7番線から発車する直方行きに乗車。出発すると高架から地平に下り、鹿児島本線の下をくぐる。

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 鹿児島本線の下をトンネルで抜ける。トンネル内で鹿児島本線から分岐してきた連絡線が左から合流してくる。東水巻に10時39分に到着し、ここで折り返し10時44分発の門司港行きに乗車する。

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 右に見える廃線がかつての筑豊本線連絡線。新しい線はここから左にカーブして鹿児島本線の高架下へ向かう。

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 鹿児島本線下のトンネル内で若松方面行きの線を左に分岐し、トンネルを抜けると鹿児島本線が左から近づいてくる。高架線を上って、折尾駅に到着。

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 連絡線専用の折尾駅2番線に停車した後、高架線を下りてゆくと、右側から旧連絡線が近づいてきて、新連絡線は終了した。折尾駅周辺の線路は大改造され、かつての面影が偲べないほどの変わりようで、駅周辺の整備は進行中なので数年後の変貌が楽しみだ。

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今回の乗車ルートを示すと上記の通りとなる。まず赤線部分を乗車し、帰りは青線を部分を走行した。

2023年1月28日 (土)

西九州新幹線かもめの旅(折尾駅)

 博多で下車し、8時37分発の門司港行きで折尾駅に向かう。折尾駅は以前は鹿児島本線と筑豊本線のホームが立体交差する駅だったが、駅周辺の区間整理とあわせて線形の変更が行われ、各ホームが並行に並ぶようになった。その中で注目すべきところが、筑豊本線連絡線の移設だ。筑豊本線連絡線は従来は折尾駅の手前から分岐し鷹見口を通って筑豊本線に合流していたが、移設後は折尾駅までは鹿児島本線と同じルートを通り、折尾駅を出てから筑豊本線に合流するようになった。

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 というわけで折尾駅で下車して様子を観察する。ホームは4面7線で筑豊本線短絡線、鹿児島本線上下線、筑豊本線の順に並んでいる。筑豊本線は若松方から来ると高架になり、鹿児島本線のホームにスライドしながら接し、その後鹿児島本線の下をくぐり、トンネル内で短絡線と合流するという複雑な構造になっている。

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 高架ホームの下にはかつてあった線路が床に描かれていてイメージが湧きやすい。その隣では東筑軒の駅弁売りが行われていた。ここでお弁当を買いたいところだが、この後のツアーで昼食が出るので買うわけにいかないのは残念だ。

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 一部に線路も残されている。

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 駅舎は旧駅舎を模した作りになっている。駅周辺の整備はまだこれからで、囲いで覆われたところが多い。鷹見口の駅舎や線路は撤去中だ。

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 こちらはねじりまんぽと呼ばれるレンガ橋。西鉄北九州線がこの橋を渡って高架で折尾駅前まで入線していた。私は何度か折尾駅発着の西鉄北九州線の電車に乗ったが、こんな趣きのあるレンガ橋を渡っていたとは知らなかった。

2023年1月27日 (金)

西九州新幹線かもめの旅(筑後船小屋駅渡り線)

 熊本発7時34分発つばめ338号博多行きに乗車する。このつばめは筑後船小屋駅で後続のみずほの通過待ちを行うが、筑後船小屋駅には上り線に待避線がなく、この列車は上り列車にもかかわらず下り線の待避線を使用するという珍しい運用になっている。

24_20221022174101  ガラガラの客を乗せて熊本を発車。新玉名、新大牟田と停車し、筑後船小屋に近づくと減速が始まった。まず下り線にいったん転線する。続いて下り線の待避線に入るのだが、これが結構時間がかかった。

25_20221022174101 測っていたわけではないが体感では1分近く下り線を逆走してから待避線13番線に入った感じだ。なかなか乗りでのある待避線体験だった。

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 筑後船小屋駅13番線で5分停車し、みずほの通過待ちを行う。13番線から発車する上り列車はこれだけで1日1回だけの貴重な体験だ。筑後船小屋を発車してから上り線に移るのはすぐだった。

 次の新鳥栖駅は将来西九州新幹線を分岐する関係で2面4線の緩急接続タイプの駅だった。ここでも待避が可能だが、ここを利用せず筑後船小屋で手の込んだ待避をしたのはなぜだろうか。

2023年1月26日 (木)

西九州新幹線かもめの旅(熊本市電)

 熊本で新幹線を下車し、駅前から22時17分発の健軍町行き市電に乗車。宿泊するホテルは駅前ではなく熊本の中心部辛島町にある。夜10時半頃だというのに市電は座席が全て埋まるほどの混み具合で、多くの人に利用されている。辛島町までのルートは右折左折が多い割りに信号に引っかかることも少なくスムーズに進行していく。辛島町で下車し、すぐ目の前にあったセブンイレブンで買い物をして熊本県を獲得した。

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 ホテルはこのすぐそばにある東横イン熊本新市街で、3連休中なので駅から遠いところしか空いていなかった。

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 こちらは朝食の様子。栄養のバランスや彩りに乏しいいつもながらのチョイスだ。

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 ホテルで朝食を済ませ、辛島町7時04分発で熊本駅に向った。一部が芝生の軌道になっている。

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 熊本駅には約10分ほどで到着。

2023年1月25日 (水)

西九州新幹線かもめの旅(平成筑豊鉄道鉄印)

 直方駅に着き、19時になるやいなや花火の大きな音が聞こえてきた。私は当然のことながら花火大会には向かわず、直方発19時05分の平成筑豊鉄道で鉄印収集のため金田(かなだ)駅に向かった。

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 19時26分金田着。この時間帯はすでに窓口の営業は終了しているが、平成筑豊鉄道では鉄印の自販機があり、それで鉄印が買えるようになっている。他の会社では見たことのない対応だ。本来は鉄印帳を所持していることと当該鉄道会社を利用したことを確認してから鉄印を販売するルールだからだ。しかし特例が認められ、遅い時間帯でも鉄印が収集できるのはありがたい。 

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 鉄印は小箱に丸められた状態で自販機から出てきた。日付の欄はブランクになっていて自分で記入するようになっている。

 鉄印を購入し終えて直方行きホームに行く。屋根がホームの列車寄りまで設置されておらず、雨が降りしきるなか到着した列車に小走りに乗り込む。 直方には19時56分に到着し、JRに乗り換える。花火大会の帰りの人で列車は満席だったが新飯塚で降りる人が多く、そこで座れた。博多で新幹線つばめ339号に乗り換え、熊本には22時12分に到着。市電で辛島町まで行き、今夜の宿東横インに宿泊する。

2023年1月24日 (火)

西九州新幹線かもめの旅(松浦鉄道鉄印)

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 武雄温泉駅から5〜6分歩いたところにあるセブンイレブンに向かい佐賀県を制覇した。駅に戻り売店をのぞいてみると、西九州新幹線開業記念缶ビールやバームクーヘン、菓子パンなどが売っていた。駅構内に大きなテーブルのある待合室があったので、そこで賞味する。

 武雄温泉発13時17分の早岐行きに乗車。今までポツポツと小降りだったが、ここから本降りの雨になった。早岐で佐世保行きに乗り換え、佐世保着。

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 ここで松浦鉄道の鉄印をゲットする。鉄印収集のルールではその会社の乗車券を所持していないといけないが私は用意していなかったので合わせて買い求めると手書きの出札補充券を発売してくれた。これはいい記念になる。

 14時39分のみどり博多行きに乗車。旧式の783系ハイパーサルーンでちょっとがっかりだ。車齢は30年を越えているはずで相当に老朽化している。途中最大3分の遅れを出したが、回復運転して定刻16時35分博多着。16時52分の小倉行きに乗り換る。雨のためレールが濡れているため発車時に空転を起こしかけてソロソロと加速していく。

 折尾で乗り換え、直方に向かう。ゆかたを着ている人が大勢乗っている。直方で花火大会が開催されるようだ。結構激しい雨が降っているが大丈夫なのだろうか。

2023年1月23日 (月)

西九州新幹線かもめの旅(かもめ号24号)

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 新幹線の長崎駅は2面4線で屋根は帆船風の大きな白い幕で覆われている。ホームのベンチにも屋根の幕と同じ素材を使われているとのこと。ホームには売店はおろかドリンクの自販機すら無い。これで新幹線駅なのだから驚きだ。これから乗る人はホームに上がる前にあらかじめ買っておく必要があるのは要注意点だ。

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 車両はすでに報道等で何度も見ているので目新しい感じはしないが、同じN700S車両とは思えないカラーリングで水戸岡鋭治さんのセンスはすばらしい。列車の行き先は暫定開業で武雄温泉で乗り換えが発生するにもかかわらず、博多となっている。実際の終着駅ではなく乗り換え後の終着駅を表示のは誇大表示になるだろう。

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 ホームの先には車止めが設置され、その先には長崎湾も見えている。新幹線の駅のホームから海が見えるのは珍しい。

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 自由席は横5人掛けだが指定席は4人掛けで、指定席は車両により座席の色合いが異なっている。木の素材を活かした水戸岡さんらしいデザインだ。

 11時45分、長崎駅を出発。在来線を左手に見ながらすぐにトンネルに入る。いきなり加速していくので旅情もなにもない。時々明かり区間はあるもののほとんどトンネルの中を走行し、長崎を出てからわずか5分ほどで諫早到着を知らせる車内放送が始まり、駅間距離の短さを実感する。長崎からわずか8分で諫早に到着した。諫早からは大勢乗ってきて指定席はほぼ満席になった。続いて新大村に停車。この駅間も6分だ。

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 新大村を出ると左に新幹線の車両基地が見える。一昨日この車両基地に入線する特別な列車が運行されたが、予定が合わず乗れなかった。さらに左手には大村湾も見えている。嬉野温泉を通過し、12時13分武雄温泉に到着。長崎から28分の旅であった。

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 ここで同じホームの左右でリレー特急に乗り換えできるようになっている。私はここから佐世保に向かうので乗り換えずに改札を出た。

2023年1月22日 (日)

西九州新幹線かもめの旅(長崎駅)

 長崎空港には定刻8時55分に到着。構内にあるセブンイレブンで買い物をして、長崎県のセブンイレブンを制覇した。ここから9時10分発の長崎県営バスで大村駅に向かう。バスの運営主体が都道府県なのは珍しい。他には都バスくらいだろうか。空港からは15分で大村駅に到着。大村駅は1918年建築の木造駅舎で歴史を感じさせる造りなのだが、駅舎改修工事のため、残念ながらその外観を眺めることはできなかった。

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 9時34分発の長与回り長崎行きに乗車。車両はYC1系2両編成だ。ディーゼルエンジンで発電した電気でモーターは回して走行する電車だ。YCは優しくて力持ちの略らしい。走行音は静かで乗り心地もいい。JR東日本の同種の車両は加速時の騒音がかなり大きかった記憶がある。

 大村駅乗車時にすでに立ち客も出る混雑で、諫早でも下車する人はほとんどおらず長崎まで直通する人が多そうだ。喜々津から旧線に入り、大村湾沿いの風光明媚な入り江沿いを走る。長与でもかなり多くの乗客が乗ってきて吊り革も全てふさがるほどの混み具合になった。浦上で長崎本線の喜々津・浦上ルートの線と合流。浦上からの在来線は2年前に高架化と線路移設が行われ、その区間が未乗だったのでしっかりと確認したかったが、この混雑では無理だ。いったん長崎駅まで乗り進め折り返しの列車に乗ることにした。

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  10時35分、長崎駅着。頭端式ホームで在来線側は5番線まである。ホームの先からは海も見える。屋根は幕でできていて白くてキレイだ。

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 駅前広場では屋台などが出てイベントを行っている。先ほどの混雑は新しくなった駅をひと目見ようとする人たちの混雑だったわけだ。駅舎は新幹線開業により新装なったが、西九州新幹線は最大6両編成なので東海道・山陽新幹線の航空母艦のような巨大駅ではなく、ごく普通の高架駅である。

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 長崎駅から11時02分発の列車で隣の浦上駅に向かい高架の様子を観察する。右手に見える新幹線はすぐに離れていった。左手には高架上の車両基地が設置されている。車両基地が高架にあるのは珍しい。

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 浦上まで真新しい高架が続く。11時21分発の列車で折り返す。先ほどの列車は超満員だったのに今度の列車はガラガラだ。再び高架線の様子を観察しながら長崎駅に戻った。

2023年1月21日 (土)

西九州新幹線かもめの旅(長崎空港まで)

 9月23日に西九州新幹線が開業した。新線が開業したらなるべく早く乗りに行きたい。沖縄都市モノレールの場合はコロナや諸々あって延長開業から2年半も乗りに行けなかったから、西九州新幹線は早く乗りに行きたい。と思っていたところ、JR九州トラベルデスクから小倉工場に入れるツアーが発売されたのでこれと絡めて乗りに行くことにした。九州に行くとなると、その他にも鉄印収集や折尾駅線路移設、筑後船小屋駅渡り線なども押さえておきたい。ということで10月9日、10日の2日間の日程で九州を往復してくることになった。 

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 今回は羽田6時55分発のソラシドエア2431便で長崎空港から九州入りする。ANAとのコードシェア便なのでANAの株主優待が使えるのでありがたい。搭乗便は冲止めでバスに乗ってスポットに向かう。離陸していく飛行機が間近に見えるので旅行気分も盛り上がる。

 機種はボーイング737-800で、通路をはさんでそれぞれ3人掛けの席が並ぶ中型機で、3連休中日で約8割程度の乗りだが、運良く私の隣の席は2つとも空席だった。

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 B滑走路から離陸し、左下にレインボーブリッジ、スカイツリー、国立競技場、新宿高層ビル街を眺めながら飛行する。東京都心を間近に眺められる絶景コースだ。

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 遠く富士山も見えている。今回搭乗しているソラシドエアは10月にエアドゥと共同持株会社を設立したので、ドリンクサービスでは期間限定でエアドゥのオニオンスープが飲めるようになっていた。九州に向かっているのに北海道の飲み物が飲めるのだ。 

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都心の絶景は展開したが、その後はずっと雲の上を行き、雲が切れないまま着陸体制に入った。雲を抜けると直下にこれから乗る西九州新幹線の高架橋が見えてきた。おそらく武雄温泉と嬉野温泉の間あたりだろう。

2023年1月20日 (金)

マクドナルドハッピーセットにきかんしゃトーマス登場

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マクドナルドのハッピーセットにきかんしゃトーマスが登場しました。全部で6種類あります。ふたつ買ってみたところ、トーマスとカナが出てきました。カナというキャラクターは初めてです。透明なので中の仕組みが透けて見えるようになっています。連結することもできるので楽しく遊べそうです。

2023年1月19日 (木)

湘南モノレール車庫線ツアー(帰路)

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 車庫線乗車が終わり、車両基地に戻り最後に記念ヘッドマーク前で参加者一人ひとり記念撮影してもらう。

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参加記念の車補型メモ帳をいただいてここでのイベントを終了となる。続いて湘南江の島駅での運転シミュレータ体験がある。担当者の誘導はなく各自がモノレールに乗って湘南江の島駅に向かう。 

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湘南江の島駅の改札を出るとローソントラベルの担当者がいて、そこで運転シミュレータの操作体験となる。私は10番の番号札を渡され、1人5分ほどかかるのでしばらくお待ちくださいと言われる。シミュレータ自体は運転士向けに開発された特別なものではなく、普段は一般人が自由に操作できるものを我々が利用するのでちょっと物足りない。待ち時間も長いので私はシミュレータは参加せず帰ることにした。他にも同様の人が何名かいた。

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 湘南江の島駅からの帰りは運転台後部に立って、湘南ジェットコースターと呼ばれる眺めを堪能する。アップダウンやカーブが多く、ゴムタイヤ車両なので加速も良く、まさにジェットコースターだ。モノレール下の道路はかつては京浜急行道路という日本初の有料道路で、1930年に京浜急行が鎌倉山を別荘地として開発するために設けたものらしい。この道路は最終的には1980年代に鎌倉市に譲渡され一般道路となったが、昔の道路マップには有料道路の表記がしてあったのを覚えている。元有料道路のせいか歩道が狭く、そういえば先ほど湘南深沢駅から車両基地に向かう道も歩きづらかった。

 これで「湘南モノレール車庫線ツアー」を終了します。

2023年1月18日 (水)

湘南モノレール車庫線ツアー(車庫線乗車)

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  運転台見学が終わり、いよいよメインイベントの入換体験になる。車両基地から湘南深沢駅まで往復する。

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 13時43分入換信号機が切り替わり、まず本線の手前まで進行する。

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 ここでいったん停止した後、本線の列車の切れ目を縫って本線に合流し、湘南深沢駅の江ノ島方面ホームに入線した。

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 湘南モノレールは単線で日中は7分30秒間隔の運転なので入換列車を押し込むだけでも大変だ。湘南深沢駅に到着後、すぐに運転士と車掌が入れ替わり、車庫に向けて戻った。

2023年1月17日 (火)

湘南モノレール車庫線ツアー(車両基地見学)

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 時間になり全員が集合し、ヘルメットを装着して車両基地3階に上がる。まず台車の見学となる。懸垂式モノレールの台車を見るのは初めてだ。大型タイヤがあり、その上に超小型のパンタグラフが付いている。架線は剛体架線で赤く塗られている。一般の鉄道の場合はパンタグラフから取り入れた電気はレールから出ていくが、懸垂式モノレールの場合、鉄のレールがないので電気を逃す別のレールが設けられている。台車は4本のボルトで車体に固定されているが万が一そのボルトが破断しても、別の鋼索で結び付けられているので車体が落下することはない。

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 台車の見学が終わると運転台見学になる。一人ひとり順番に運転台に入り、担当者から説明を受ける。運転席自体は一般の鉄道車両と同じ右手操作のワンハンドルマスコンだ。ワイパーボタンは立ち上がらないと手の届かない位置にあり不便そうだった。運転台のメーター類には京王重機の封印がされている。検査時には車両を京王重機に陸送するのではなく、京王重機の担当者がここまできてメーター類の点検を行うとのこと。モノレールの整備は特殊なようだ。

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 ドア開閉やマイクを使用しての車掌体験も行う。車内放送は基本的には自動化されているが、急病人が出た時や大地震で列車が止まった時、停止位置を直しますといった時などもタッチパネルを操作することにより、肉声でなく自動音声を流すことが可能になっている。自動放送を流している間に車掌が現場に駆け付けることが可能だ。なお知らなかったが湘南モノレールは車掌が乗務しておりワンマン運転ではなかった。

なお湘南モノレールには洗車機がないので外部の業者に委託して手作業で洗車しているとのこと。

2023年1月16日 (月)

湘南モノレール車庫線ツアー(車両基地まで)

 ローソントラベルから【鉄道開業150周年記念企画!湘南モノレール 車両基地見学と車庫線乗車&シミュレーター体験(1日フリーきっぷ付き)】と題するツアーが発売された。タイトルに車庫線乗車とあり車両基地から湘南深沢駅まで往復するモノレールに乗れるらしい。となると車庫線マニアとしてはこれに乗らない手はない。ローソントラベルという会社は初耳だが、予約も無事完了して10月1日に参加してきた。

 まず湘南モノレール大船駅定期券売り場で名乗ると1日乗車券を渡され、それを使用して集合場所である湘南深沢駅に向かう。この駅で降りるのは初めてだ。ICカード用の簡易改札機があるだけで自動改札もない無人駅で、切符の場合は備え付けの箱に入れるよう案内放送が流れていた。

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 駅から湘南モノレールの車両基地まで歩く。車庫線が分岐していくので、その下を歩いて行けば間違いないはずだが、他に参加者らしき姿も見えず、集合場所を示す案内板もないので不安になる。敷地の中をウロウロしていると管理棟のような建物の中からたまたま担当者が現れて、ここで間違いないことが判明した。入り口で検温、手指消毒、誓約書への記入をして会議室で開始時刻を待つ。

 私は12時45分集合の回に当たっている。この回の参加者は15名ほどで、家族連れは少なく乗り鉄、撮り鉄風の人が多い。 今日は4回に分けての開催で参加者合計60名だが、キャンセル待ちが40人もいたということで12月にも開催する予定があるとのことでなかなか盛況だ。

2023年1月15日 (日)

JR東日本懐かしのスタンプラリー

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JR東日本で1月13日から「懐かしのスタンプラリー」が開催されています。昨年も開催されたスタンプラリーです。国鉄時代の「私の旅スタンプ」を復刻したスタンプを集めて回ります。全部で50駅に設置されています。

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そのうち10駅分を集めると、50駅収集用のスタンプ帳と復刻時刻表風オリジナルノートがもらえます。復刻時刻表は1988年3月号で青函トンネルが完成した際の時刻表で、とても懐かしいものです。

私はさっそく初日に出勤前と昼休みを利用して10駅分ゲットしてきました。スタンプコーナーにはどの駅にも先客がいて人気の高さを感じました。

2023年1月14日 (土)

JR貨物コンテナ弁当・明石の鯛めし編

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JR貨物コンテナ弁当の「明石の鯛めし編」です。「神戸のすき焼き編」に続く第2弾です。

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黄緑色のコンテナですが、かつての国鉄コンテナではなく、鉄道コンテナ50周年で特別に50個だけ製作されたコンテナをモチーフにしています。

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中身は鯛めしに鯛のそぼろや塩焼きを乗せたお弁当で甘口の鯛がとてもおいしいです。製造は神戸の淡路屋ですが、東京駅でも販売されています。みなさまもぜひ一度ご賞味ください。

2023年1月13日 (金)

名張車庫見学ツアー(帰路)

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福知山からは14時42分発のはしだて4号で京都に出る。グリーン車付き4両編成で全て指定席である。特急券は当日予約のチケットレスで650円と格安だ。車内は6割程度の乗りでそこそこ混んでいる。福知山駅構内にあるミスタードーナツで買ったドーナツで遅いお昼とする。

京都には16時07分に到着。16時30分の新幹線に乗り換えた。新幹線はすでに通常運行に戻っていた。

今回は台風の影響を軽く見ていて、想定外の宿泊を余儀なくされた。幸い翌日も休みだったので良かったが、次の日が出勤だったら職場の仲間に迷惑をかけることになった。このところタイトなスケジュールで出かけることも多く、今後の反省材料としたい。なお帰りの新幹線が運転打ち切りとなったので、東武トラベルに未使用のチケットを送付したところ、半額が返金となった。

2023年1月12日 (木)

名張車庫見学ツアー(京都丹後鉄道鉄印)

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 京都丹後鉄道の鉄印販売は天橋立駅なのでまず福知山発11時13分発の京都丹後鉄道宮津行きに乗車する。運動部の高校生が大勢乗って来て立ち客もでる状態で発車した。彼らは宮津のひとつ手前の宮前で下車していった。宮津で豊岡行きに乗り換える。乗り換えた列車も天橋立観光の客が多く、これも通路までいっぱいだった。

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12時28分天橋立駅到着。天気もよく観光客でにぎわっていて、昨日新幹線が運転打ち切りになったのが信じられない。駅の隣の観光案内所でどちらも同じ三角屋根の建物だ。

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 ここで鉄印をゲット。観光列車「丹後の海」をデザインしたものだ。

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 天橋立発13時18分の列車に乗車。普通運賃だけで乗れる観光列車のあおまつ号で、これも通路まで立ち客が出る混み具合だった。観光需要が復活してきているようだ。ただ宮津で乗りかえた福知山行きはガラガラだった。

2023年1月11日 (水)

名張車庫見学ツアー(福知山行き高速バス)

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 ホテルで朝食を済ませ、駅近くのミントというビルの1階にあるバスターミナルに向かった。チケットは予約していないのでカウンターで購入。幸いいちばん前の席が取れた。バスは鳥取に本社のある日本交通で、バスケットBリーグの西宮ストークス塗装の車両だった。9時10分、バスターミナル7番乗り場から10数人の客を乗せて発車。台風の影響など全くない晴れた空だ。先日名古屋高速でバスが分離帯に激突する事故があったばかりなのでシートベルトをしっかりと締める。普通の乗用車と同じく3点式のシートベルトだった。運転手の動作に不審なところがあればすぐに行動を起こせるよう注視する。放送用マイクがヘッドセットではなくハンドマイクなのが気になる。

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 発車してすぐに六甲山を貫く長い新神戸トンネルに入り、それを抜けると神戸電鉄谷上駅付近を見下ろしながら走行した。32_20220925113901

その後中国自動車道、舞鶴自動車道を経由して、1時間半ほどで福知山駅前に到着した。渋滞もなく快適なバス旅だった。

2023年1月10日 (火)

名張車庫見学ツアー(相鉄フレッサイン)

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 ユニクロで替えの下着などを買って、ホテル近くのセブンイレブンでビールを買って、ホテルにチェックインした。泊まったのは相鉄フレッサイン神戸三宮で、駅から3分ほどのところにあった。ニュースによると列車に乗っていて途中で運転打ち切りになった人も多く、泊まるところがなくてネットカフェで一夜を明かした人もいたようだ。私の乗る予定だった列車も結局3時間遅れで新大阪に到着し、そこで運転打ち切りとなった。それにしても神戸は過去の旅行中に定期入れ紛失、カメラ紛失などがあり、これに今回の運転打ち切りも加わったから、私にとっては鬼門であることは間違いない。

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 新神戸駅で買った神戸牛めし弁当で夕食とした。せっかくのできたて弁当だったのに買ってから2時間くらい経ってしまいほとんど冷めていたが、食事にありつけただけでもありがたい話だ。 

 食事を終えて翌日のスケジュールを検討した。関西地方の天候はまったく問題ないので関西圏のどこかに寄って、台風が過ぎ去った後の夕方の新幹線で帰るのが良さそうだ。ちょうど鉄印帳を持っているので、どこか行っていないところに行くのがいいだろう。この近くだと、智頭急行、京都丹後鉄道、信楽高原鉄道などが考えられるが、未収会社の分布状況を勘案し京都丹後鉄道に行ってくることにした。都合のいいことに京都丹後鉄道の起点福知山にここ三ノ宮から直行便の高速バスがあることが分かり運賃も安かったので、バスで福知山に行き、天橋立で鉄印をゲットして、山陰本線経由で京都に出て、16時30分の新幹線で帰るコースとした。翌朝起床後エクスプレス予約を操作すると午前中の列車は予約不能だったが、午後は可能だった。福知山から京都までの特急は当日予約だと料金が格安になるサービスが利用できた。それにしても翌日が休日で良かった。これが出勤日だったらひんしゅくものだ。

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 翌朝のホテルの朝食。ホテルに1階に「さち福や」という外食チェーンが入っていてそこでの朝食となる。福岡のチェーンなので明太子がたくさんおいてあり、おかわりして食べた。

2023年1月 9日 (月)

名張車庫見学ツアー(台風15号)

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 ロープウェイ乗車を終えて18時20分頃新神戸駅に戻ってきた。ここから19時10分発ののぞみで帰る予定だ。駅でおみやげを買い、帰りの車中で食べるお弁当を購入。構内の淡路屋では注文を受けてその場で作ってくれる駅弁を販売している。売店の隣に調理場があり、目の前でその様子を眺められる。ビールは冷えたのが飲みたいのでホームの売店で買うことにしている。 

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 ところが改札に来て目を疑った。東海道新幹線が台風の影響で運転を見合わせているではないか。台風15号が北上していることは知っていたが暴風域もない小型の台風だし本州上陸はないルートだったので新幹線の運行に支障ないと勝手に判断していたのだが、思いの外雨量が多く規制がかかったようだ。JR東海のホームページを見ると新大阪で出発待ちの列車が数珠つなぎになっていて、その関係で山陽新幹線も新大阪駅に入れず各駅で足止めをくらっている。私の乗るのぞみ52号も岡山駅に止まったままだ。それどころか私の前の列車6本も新神戸の手前で立ち往生している。駅間に待機している列車もある。

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気象情報を確認すると発達した雨雲が静岡県内で大雨を降らしているようだ。 

 私が利用しているチケットはずらし旅のツアーきっぷなので本来変更や払い戻しが効かないのだが、こういう場合どうなるのだろうか。予約時のメールを見ると乗車後のキャンセルはできないが、2時間以上の遅延もしくは運休の場合払い戻しするとなっている。東海道区間の新幹線はすでに90分程遅れていて今日中の復旧は無さそうだし、仮に復旧して予定の列車に乗れたとしても、これでは東京に着くのは終電が出た後で「列車ホテル」になるのは目に見えている。とすると今晩は神戸に泊まるしかなさそうだ。新神戸の駅前にはANAクラウンプラザホテルがあり、ここに泊まるのが手っ取り早いが料金が3万円近くするので諦め、楽天トラベルで検索して三ノ宮駅近くのビジネスホテルを予約した。それでも14,000円ほどした。日帰りのつもりできたので着替えがないので三ノ宮でユニクロを見つけ、替えの下着を調達した。

2023年1月 8日 (日)

名張車庫見学ツアー(神戸布引ハーブ園ロープウェイ)

 新神戸に着いて、ここからずらし旅クーポンを利用して神戸布引ハーブ園のロープウェイに乗ってくる。乗り場は駅から10分ほど歩いたところにある。駅前のANAクラウンプラザホテルの中を通って乗り場に向かう。ロープウェイは索道といい、広い意味で鉄道に分類される乗り物だ。 

22_20220925105001  全長1460m、高低差330mの日本ケーブル製の循環式ロープウェイだ。神戸の街とポートアイランド、神戸空港などが一望できる。眺めは最高にいい。鉄道には敵わない絶景だ。 

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 視点を斜面に向けると滝が見えてきた。これがおそらく布引の滝だろう。 

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 約10分で山頂駅に到着。

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 山上はハーブガーデンになっている。ずらし旅クーポン利用者にはハーブティーの無料サービスがある。

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 下りの時は夜6時くらいとなり、街の灯りも点きはじめた。もっと遅い時間帯なら神戸の夜景が堪能できるだろう。

2023年1月 7日 (土)

名張車庫見学ツアー(神戸市内散策)

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 北条町で鉄印をゲットして粟生に戻り神戸電鉄に乗り換える。神戸電鉄粟生線は廃止の話も出てくるローカル線ではあるが、乗車率は特段悪いようには感じられない。3両編成の車両にそこそこの客を乗せて粟生を出発した。神戸新開地に向けてアップダウンを繰り返して進んで行く。 

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粟生から約1時間の新開地で乗り換え、阪神三宮で下車する。ここから10分ほど歩いたところに日本一短い国道174号線がある。神戸税関付近の道路で距離はわずか187mとなっている。あっという間に歩き終えてしまう距離だ。道路なので他の道路との境界も明確でないので 、日本でいちばん短い国道と言われてもピンとこない。

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 続いてこの近くから連接バスポートループに新神戸まで乗車する。従来は三ノ宮が終点だったが、今年から新神戸駅まで延長された。通路まで立ち客がいる状態でやってきたが、次の三ノ宮駅でほとんど下車した。

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 最後部の席が空いていたのでそこに座る。カーブや交差点で曲がるとき車体がくねるように曲がるのがよく見える。

2023年1月 6日 (金)

名張車庫見学ツアー(北条鉄道)

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14時08分粟生着。ここで14時09分発の北条鉄道に乗り換える。同じホームでの乗り換えなので1分でも余裕だ。車両は今年3月に導入された国鉄型キハ40でボックスシートの懐かしい座り心地を楽しむ。客は10人ほどで空いているのでワンボックスを占領し前の席に脚を投げ出して座る。

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 途中の法華口駅は2年前から列車交換ができるよう改良された駅で新設されたホームに右側通行で入線する。閉そく方式はタブレットやスタフなどではなく、今回全国で初めて採用されたICカードを使用した票券指令閉そく式と呼ばれる簡易な方式で、無人で低コストでの列車交換が可能になる。これにより北条鉄道では従来全線一閉塞だったのが、法華口駅で列車交換が可能になり増発された。ただ交換が発生するのは朝の通勤通学時間帯のみで、今の時間帯は運転本数が少ないので交換待ちは発生しない。

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終点北条町には14時32分に到着。北条鉄道の運賃は車内精算だが、フリーきっぷを買いたいので運転士に申し出て列車を降りて駅の窓口で購入する。フリーきっぷは1枚1,000円で、粟生・北条町間の片道運賃が420円だから私のように単純に往復するには割高だが、北条鉄道が保有する4両全てがデザインされたきっぷなので記念の意味も兼ねて購入した。鉄印は4種類ありキハ40バージョンにした。

 北条町駅に来るのは国鉄時代の昭和59年が最初で、第3セクター化後の昭和63年が2回目で、今回は34年ぶり3回目となる。駅舎はコンクリート製のものに建て替えられていた。

2023年1月 5日 (木)

名張車庫見学ツアー(新快速Aシート)

 名張駅車庫入線体験が終わり、列車は上本町に戻る。帰りは私の席がいちばん先頭になる。予約のタイミングが良かったのか、日頃の行いが良かったのか、ラッキーだ。雨は少し小振りになってきた。上本町に12時13分に到着しツアーは解散となった。帰りの新幹線は新神戸発19時10分を予約してあるので、まだだいぶ時間がある。この時間を利用して北条鉄道の鉄印を収集してくる予定である。鶴橋で大阪環状線に乗り換え、大阪駅12時45分発の新快速に乗る。

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 新快速には1日数本だけAシートという指定席を連結した列車が運転されていて、これから乗る列車がちょうどその列車なのだ。Aシート車両は2扉なので中間ドア付近に並んで待っている客に駅員が注意を促している。

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 私は8番D席を予約してあるが、なんとこの席は窓がない席だった。中間ドアを埋め込んだあたりの席で、高い指定席料金を払うのにこんなサービスの悪い車両は初めてだ。こういう車両を平気で作るJR西日本の神経を理解できない。

 西明石付近での信号確認の影響を受けて5分遅れで大阪を発車した。Aシートはほぼ半分くらいの埋まり具合で、1日数本しかない列車なのにピンポイントで予約して乗ってくる客も多いようだ。車内精算はできないらしく無札で乗った客に車掌はスマホを操作して予約するよう促していた。

 雨は完全に止んで晴れ間も見えるようになった。加古川には4分遅れで到着。これから乗る加古川線は1分後の発車だが接続待ちをしてくれた。これを逃すと1時間待ちになるので助かった。加古川線に乗るのは14年ぶりで、単行の電車に定員いっぱいの客を乗せて発車した。

2023年1月 4日 (水)

名張車庫見学ツアー(名張車庫)

10時15分名張駅1番線に到着。10時21分いよいよここから名張車庫に入線する。

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 名張駅は本線北側に検車区がある。まず名古屋方にある2本の引き上げ線のうち本線から2本目の引き上げ線に入る。

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 続いて折り返して大阪方にある引き上げ線に入る。 ここも2線あり本線から2本目の引き上げ線に入った。

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 ここでまたまた折り返し今度は建屋内の6番線に入る。

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 ここでまたまた折り返し、今度は大阪方の引き上げ線のうち本線側の引き上げ線に入った。

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 再び折り返し、今度は4番線に入り、洗車機体験となる。雨が降っているので洗車しても変わらない。

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 洗車機を抜けるとたまたま車庫内で待機していた電動貨車を動かしてくれ、我々の列車と並走して走り出した。これは当日決まったサプライズらしい。

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 4番線を出るときにも洗車機を通り、大阪方引き上げ線、名古屋方引き上げ線に入り、本線を横断して11時04分名張駅3番線に入線した。約45分間のうち7回もエンド交換する大サービスだった。当初から下車しての撮影会などないイベントだったが、大雨の中、滞りなく進んだ。車庫内での入換中も他の営業列車の出入りも頻繁だったので、タイミングを取るのに大変だっただろう。

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なお転線の順番を示したのがこの図です。

2023年1月 3日 (火)

名張車庫見ツアー(上本町出発)

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 上本町駅地上ホームに上がるとちょうど列車が入線するタイミングだった。4両編成の漆色をした団体専用列車「楽」だ。二階建てビスタカーを種車としている。私は4号車1番A席を割り当てられている。

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 最後部のいちばん後ろの席だ。座席はあらかじめ後ろ向きに設定されていて、走り去る景色を最前列で眺められるうれしい席だ。 

 9時08分、上本町駅7番線から発車。すぐに参加記念品の配布が行われる。「楽」の新旧車両の非売品鉄カードだ。 

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 それに続いて「楽」の開発者からの開発秘話が披露される。観光列車として1990年にデビューした「楽」は車内装備の老朽化からリニューアルが計画されたが、2階建てハイデッカー構造のため天井が低く、販売カウンターなどの設置ができないため、観光列車としては使い勝手が悪いことから引き続き団体専用列車としてリニューアルされることになったとのこと。旧「楽」では260人だった定員を160人まで減らした。シートピッチも拡大し、フリースペースを随所に設ける一方、車いす用トイレの拡大なども行われた。

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 そんな話を聞きながら、雨の降りしきるなか列車は名張に向けて東進していく。大和八木と榛原で運転停車をした。榛原駅は3面5線の駅で、大阪方面に折り返す当駅始発列車だけが使用する5番線ホームがあることに気がついた。この5番線もいずれ乗らねばならないだろう。

2023年1月 2日 (月)

名張車庫見学ツアー(上本町まで)

 近鉄から「団体専用列車『楽』で行く!名張車庫車窓見学ツアー」と題するツアーが発売された。近鉄の「楽」という団体専用列車に乗って名張車庫に入れる車庫線好きには見逃せないツアーになっている。大阪上本町を出発し、名張車庫に入り、車窓見学をして、どこにも下車せずにそのまま上本町に戻ってくるという単純極まりない行程で、最近はやりの車庫内での写真撮影や体験イベントもない。乗り鉄の私にとってはこのほうがありがたい。所要時間も3時間程度なのもうれしい。集合時間の定めもなく、あらかじめ送付されたチケットで直接列車に乗り込めばいいのもありがたい。小田急トラベルのツアーなどでは発車の1時間以上も前に集合させておいていったん解散となるので時間を持て余してしまうのだ。というわけで9月23日に日帰りで大阪に行ってくることになった。 

 大阪までの往復はツアー後の行程も勘案し、神戸往復の旅行商品ずらし旅利用とした。ずらし旅は単純に往復するより安くて、無料のイベント体験もついてくるお得な商品だ。今までにも何回か利用したことがある。この商品はJR東海ツアーズだけが取り扱っていると思われがちだが、実際にはいくつかの旅行会社で取り扱いがある。神戸往復はなぜか東武トラベルのみで、初めて東武トラベルを利用したが、JR東海ツアーズと異なり、席番指定予約が可能で、またチケットの受け取りも駅の指定席券売機でできるのでこちらの方が使い勝手がいい。

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 そういうわけでまず新横浜始発6時ちょうどのひかり533号でスタートした。この日は台風15号の影響で関東地方は朝から大雨になっているが、3連休初日ということもあり、新横浜発車時点でかなり混んでいて、私はA席を予約してあるがC席にも客がいた。小田原と静岡にも停車し、私の隣のB席も埋まり、全体でも満席になった。

台風の影響で名古屋発の特急南紀は終日運休となる旨放送されている。今回の台風は勢力も弱く、また紀伊半島には上陸しそうもないのにずいぶんと慎重な対応だ。しかしこの対応を慎重と感じた私に、後で思わぬ結果がもたらされるとはこの段階では想像だにしなかった。

 名古屋、京都と満席の状態が続き、新大阪には1分遅れで到着した。ずらし旅のチケットは新神戸まで使えるが前途を放棄し、新大阪駅で下車する。チケットを自動改札に投入するとエラーになり有人改札から出場した。御堂筋線、千日前線と乗車し、谷町九丁目駅で下車。出発地の近鉄大阪上本町駅はここから近い。

2023年1月 1日 (日)

あけましておめでとうございます

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新年あけましておめでとうございます。本年も「ミスターKの乗り鉄旅日記」をよろしくお願いいたします。あわせてみなさまのご多幸とご健勝をお祈り申し上げます。

今年は相鉄・東急の新横浜線開業、うめきた新駅の開業及びその前後の線の移設、福岡市営地下鉄七隈線延伸、宇都宮ライトレールの開業など新線開業が多い年で乗り鉄には楽しい年です。今からどういうルートで行こうか思案しています。

昨年還暦を迎え、これから初心に戻り、残された人生を再び一からスタートするつもりで幅広い視点で何事にも取り組んでいきたいと思っています。

画像は先ほど初詣に行った新橋烏森神社です。

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