おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(DMV1)
外側をひととおり眺めてからバスに乗り込む。DMVの乗車は基本的に予約優先で、空きがある時だけ予約無しでも乗車できるようになっている。私はあらかじめ発車オーライネットで席番を指定して予約済みである。予約の際届いたメールによればQRコードを示して乗車するよう指示があったが、運転手から「名前を言ってください」と声がかかり、QRコードは不要だった。
運転席周りは運賃箱や運賃表も含めて基本的にはバスと同じだが、鉄道線路を走行するための装置やスイッチ類も同時に搭載されている。
運転席真後ろの先を予約してあり前面展望や運転操作が間近に眺められるが、アクリル板の仕切りがありクリアな視界とはいかない。
シートベルトを締めて13時35分、定刻に8名の乗客を乗せて出発した。最初は一般道路を走るので普通のマイクロバスと変わらない。ただ走行に伴う振動で鉄道用車輪や運賃箱、アクリル板、座席などがカタカタなって意外と騒々しい。道路の継ぎ目を渡る時などは、床下からバキッという音がして今後の耐久性が心配になる。
最初のバス停室戸岬には13時41分着。ここでは3名が乗車。そのうちふたりは奈半利駅から私と同じバスに乗ってきた人たちだった。ところで先ほど室戸岬周辺の道路で別のDMVとすれ違った。室戸に来るDMVは私が乗っている1台だけのはずだがどうしたのだろう。
続いて室戸世界ジオパークセンターバス停に13時50分に到着。ここで運転手から案内があり、この車両に不具合があり、別のDMVに乗り換えてくださいというアナウンス。先ほどすれ違ったDMVが代替車両だったのだ。アナウンスの時、最初「この列車は」と言いかけて、「このバスは」と言い直していた。
右手に海を眺めるシーサイドコースを行く。岬周辺の道路を走ると自然と「岬めぐり」の歌が口を突いて出てくる。この道路は今から15年くらい前に徳島方面から来て高知方面に抜けたことがあった。その時は自分の車で明石海峡大橋、鳴門大橋を渡ってやってきた。高知県馬路村にある水力式ケーブルカーや森林鉄道、祖谷溪にある旅館のケーブルカーなど珍しい乗り物に乗るためだ。公共交通機関では非常に行きにくいところにあるので、わざわざ大宮からマイカーでやって来たのだった。
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