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2022年11月

2022年11月30日 (水)

2022年秋大人の休日倶楽部パスの旅(道南いさりび鉄道鉄印)

新青森を出るとかなり強い雨が降ってきて音を立てて窓に打ちつける。新幹線の中でいちばん乗降客数の少ない秘境駅奥津軽いまべつ駅に停車してから、いよいよ青函トンネルに入る。トンネルに入る前に車掌から青函トンネルの歴史や構造につきアナウンスがあり、初心者でも理解が深まる。青函トンネルに入る前にはいくつもの小さいトンネルがあり、いったいどれが青函トンネルか分からなくて困るのだが、今日の車掌は入った瞬間を放送で教えてくれた。トンネル内は貨物列車と共用なので最高速度が時速160kmに押さえられていてゆっくり走る。

青函トンネルを抜けてようやく北海道に上陸した。北海道に来るのは3年ぶりである。木古内に停車し、新函館北斗には10時53分定刻に到着。新函館北斗駅は階段やエスカレーターの数が少なく、乗り換えのとき混雑するのは相変わらずだ。

11時04分発の函館ライナーに乗り換える。3両編成ロングシートで立ち客も出る混み具合だ。車内の自動放送は北海道でおなじみの元FM東京アナウンサー大橋俊夫さんだ。低音の落ち着いた声で、この声を聞くと北海道に来たという実感がわいてくる。

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車内放送では「五稜郭公園に行く人は五稜郭駅ではなく終着函館からバスや市電をご利用ください」と注意喚起している。降り間違いが多いのだろう。後ほど利用した函館駅でも同様の放送があったが、最寄りでもないのに紛らわしい名前を付けると利用者にとって不便だ。奥羽本線の蔵王駅なども蔵王最寄りでないのに駅名を改称したので時刻表にその旨の注記がされていたことがあった。私は五稜郭駅自体に用があるので五稜郭駅で下車し、道南いさりび鉄道の鉄印をゲットした。私に続いて2人ほど鉄印をもらっていたので、同じはやぶさで来たのかもしれない。五稜郭駅は駅自体の運営はJRだが、待合室にある売店は道南いさりび鉄道の運営になっていた。

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五稜郭発11時31分発で隣駅の函館に向かう。今は数少なくなったキハ40だった。

2022年11月29日 (火)

2022年秋大人の休日倶楽部パスの旅(はやぶさ1号)

ということで11月26日土曜日、大人の休日倶楽部パスの旅が始まった。今回の最初の列車は東京駅6時32分発のはやぶさ1号で、これが新函館北斗行きの朝1番列車だ。東京駅発車時点ですでに半分の席が埋まっていて、私の隣も年配のオヤジが座っている。この人は長旅に備えてスリッパも持参している強者だ。車掌の放送では本日は全席満席とのこと。大人の休日倶楽部パス利用者風の年代の人=50代以上の人が多く、東海道新幹線とは客層が違う。

 大宮で満席になり、どんよりとした曇り空の下、左手に上越新幹線を分岐し最高速度を時速270kmまで上げて大宮からわずか7分で埼玉県と茨城県の県境の利根川を渡る。

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東北新幹線ではコロナ感染対策で中止されていたコーヒーの車内販売が10月から復活した。購入したレシートにははやぶさ1号の表記がある。福島付近から晴れになり、仙台着。乗り降りはあるもののほぼ満席だ。

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盛岡に停車。ここでこまち号を分割する。何度も見慣れた光景ではあるが、座り詰めでは疲れるので運動も兼ねて見に行ってきた。分割の場合は連結のようなドキドキ感はなく、スッと離れてしまうのでどちらかと言うと一抹の寂しさがある。

 分割の見学を終えて自席に戻る。車内は相変わらず満席だ。左手に岩手山を眺めながら北へと進む。二戸、八戸、新青森と少しずつ下車していくが、それでも新青森発車時点で5割程度の乗車だ。私の隣の男性も東京駅からずっと一緒だが、新青森に着くと空き座席に移っていった。

2022年11月28日 (月)

2022年秋大人の休日倶楽部パスの旅(初めに)

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  11月下旬から大人の休日倶楽部パスの利用期間が始まる。今回はJR東日本とJR北海道の両方が5日間乗り放題になるパスを利用して2泊3日で旅をしてこようと思っている。目的は道南いさりび鉄道の鉄印収集、未成線戸井線跡の探索、札幌市営地下鉄南郷7丁目中線発車、廃線間近の留萌本線乗車、引退間近のキハ183系乗車、それから先月復旧した只見線の乗車などである。

 大人の休日倶楽部パスの利用期間中は予約が取りにくいことが多く、特に北海道に行くことになるので往復のはやぶさは必ず押さえておきたい。予約開始時間の10時ちょうどに予約ができればいいが、仕事を持っている身ではそれは難しい。JR東日本のえきねっと予約では会員限定で通常の予約開始の1週間前に先行予約ができる仕組みがあるので今回はそれを利用してみた。先行予約と言っても実際の予約処理は当日一般の予約開始と同時に行われるので単に予約の受付だけ先行して行われるだけだが、いわゆる「10時打ち」に近い効果がある。ただ先行予約は1日1回分のみで同一乗車日に複数先行予約をすることはできない。結局先行予約と当日予約を併用して希望の列車を予約することができた。

ホテルは札幌駅近くの東横インが予約できた。残念ながら全国旅行支援は枠がすぐ埋まってしまったようで通常の予約になってしまったが、初冬の札幌の週末は1ヶ月前の時点でもホテルの空きがほとんどなく、予約できただけでも運のいいことだ。

2022年11月27日 (日)

桑名駅10号線復活1周年記念号の旅(10号線出発)

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 撮影タイムも終わり、先頭車のタラップから車内に戻る。13時47分、桑名駅10号線の出発信号機が黄色現示になった。発車かと思ったら運転士が「近鉄助役から出発承認が来ない」と言って他の乗務員の指示を仰いだり、無線でやり取りしたりしている。そのうち添乗している乗務員の誰かが「桑名駅10号線は出発現示をもって出発する」と言い出し、無線のやり取りでもそれが正しいことが分かり、2分ほど遅れて発車した。桑名駅10号線が近鉄の管轄になっているので運転上の取扱は複雑なようだ。

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 帰りの車中では養老鉄道グッズの抽選会が行われたが、私は結局当たらず終いだった。この列車は西大垣に着いた後は再び車庫に乗り入れて洗浄線体験を行うが、私は過去に体験済みなので今回はパスし離団した。

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 大垣駅に15時13分に着き、駅で養老鉄道みそせんべいを購入し、駅前で大垣名物水まんじゅうを購入し、15時51分発の特別快速で名古屋に向かった。

 今回の旅行はJR東海のずらし旅を利用しているのでグルメクーポンが付いている。まだ夕食には早いのでテイクアウトで矢場とんのわらじとんかつ弁当とドリンクを調達し、名古屋17時06分発ののぞみ236号で帰路に着いた。 

2022年11月26日 (土)

桑名駅10号線復活1周年記念号の旅(桑名駅10号線)

桑名のひとつ手前の播磨駅を過ぎ桑名駅が近づいてきた。

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ここで左に分岐しホームのない10号線に入線する。

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10号線が復活してからまだ1年だからバラストが新しい。12時32分10号線に到着した。

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いったん停止した後近鉄の助役の合図により停止位置の微調整を行った。桑名駅東方は近鉄名古屋駅の管轄なので近鉄助役の合図が必要とのこと。 

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先頭車の貫通扉にタラップが取り付けられ、そこから下車となり、構内での撮影会となった。ハローキティ編成も隣の養老鉄道ホームに停車し、並んでの撮影となりそれもツアーのウリのひとつだ。

ここでの撮影会には約1時間ほど時間が設けられている。炎天下なので長時間の撮影会はつらい。ここで離団する人もいた。10号線が主目的なのだろう。隣はJRの桑名駅でかつては桑名駅構内で養老線と国鉄線の線路がつながっていた時代もあったのだろう。昨日はこのあたりで線路面が冠水するほどの大雨で、よく見るとバラスト上に小さなゴミや草などが残っていた。外から列車を眺めていた人の話によると、昨日の冠水でレールにサビが出て、サビと車輪の接触で10号線入線時に火花を散らしながら走行していたとのこと。

 養老鉄道桑名駅にはトイレがないため、参加者には近鉄桑名駅の入場券が渡されていて、それを使用して近鉄のトイレを利用できるようになっていた。ただ主催者が入場券を用意した時間が早すぎて実際に入場する時には発売から2時間を経過してエラーになった。 

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時間があるのでリニューアルされた駅舎を眺める。東西の連絡通路が新設され、見違えるようになった。桑名駅近くにある三岐鉄道の西桑名駅を乗り換えに便利なようにこちらに延伸する話もあったが工事の気配もなく、どうなったのだろうか。

2022年11月25日 (金)

桑名駅10号線復活1周年記念号の旅(西大垣駅出発)

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 集合時刻となり、まず西大垣駅に隣接する車庫での撮影会となる。参加者は全部で30名程度だ。車庫の奥には小ぶりな転車台が残っていた。

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 今日使用する602編成に10号線復活を記念する特別な系統板を付けている。撮影会が終わるとイベントの告知にはなかったが、車庫から直接列車に乗れるようだ。駅から車庫に入る列車には乗ったことがあるがその逆は初めてだ。いったん大垣方の引き上げ線に入った後、そこからエンド交換して西大垣駅大垣方面行きホームに入り、ここから逆方向の桑名方に出発した。

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 西大垣を発車すると車内で記念グッズ販売が始まった。行列ができるほどの盛況だ。私もかつては鉄道関連のグッズをかなり持っていたが、最近はよほど特別なものでない限り買わなくなった。

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 グッズ販売の列が途切れないなか、養老駅3番線に11時17分に到着。ここで23分停車し、交換待ちと追い抜きがある。参加者には運転士が使用する本日の行路表のレプリカが渡されているが、発着時間が1秒単位で記載されていた。他の鉄道会社ではダイヤ作成上の単位は短くてもせいぜい5秒単位なので誤りだと思って乗務員に尋ねるとこれが正しいとのこと。養老駅での停車時間にお弁当が積み込まれた。お弁当は今回の専用掛け紙付きだ。

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 養老駅を発車し、ふたつ目の駒野駅で3番線に入線した。3番線は通常は当駅折り返しの列車だけが入線するので貴重な体験である。

2022年11月24日 (木)

桑名駅10号線復活1周年記念号の旅(西大垣まで)

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 養老鉄道から「桑名駅10号線復活1周年記念号」と題するツアーが発売された。桑名駅10号線とは桑名駅ホームに隣接する側線で、JR、近鉄を含めた桑名駅改良工事の関連で使用が休止していたが昨年9月に復活した。それから1周年になるのを記念して臨時列車が運行されるようだ。ツアーの開催案内によると、桑名駅で1時間半程度停車するとあるだけで肝心の桑名駅10号線に入るかどうかは分からない。単に10号線復活を記念した記念列車が走るだけなのかもしれない。10号線に入るなら乗りたいし、入らないなら乗る必要はない。養老鉄道に電話して聞いてみると、10号線に入ってタラップを付けて下車し、そこで撮影会を開催するとのこと。それならば普段入らない線に入れるわけで乗っておきたい。空き枠があったのですぐに予約し参加となった。開催の10日ほど前には養老鉄道から開催日当日に利用できる1日乗車券が送られてきて、これが参加証代わりになる。

 9月4日、新横浜発7時39分ののぞみ205号でスタート。日曜日の朝の列車なので指定席で3割程度の乗車だ。新横浜を出た時は曇り空だったが西に進むほど晴れてきた。名古屋に8時56分に到着し、9時02分発の特別快速で9時34分に大垣に着いた。

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 9時46分発の桑名行きに乗り換える。元東急7700系で車内は一部が転換クロスシートに改造されていた。

 最初の駅西大垣で下車。ここは養老鉄道の本社機能もある中心駅だ。受付で缶バッジや記念グッズの入った封筒をいただき、10時のツアー開始時刻を待った。

2022年11月23日 (水)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(帰路)

岡山からは新幹線で帰る。岡山に着いたのが18時39分で、乗る予定のひかりは18時29分発ですでに出発している。ここから18時53分発のみずほに乗ってひかりを追いかけることにしている。ひかりは西明石でみずほに抜かれるので追いつけるのだ。それなら最初からみずほ→ひかりで予約すれば良いという思うだろう。私はエクスプレス予約のグリーン特典が800ポイント貯まっていてひかりのグリーン車ならばその特典が利用できる。今月がその期限なので無駄にはしたくない。東京行きのひかりは18時29分発が最終なので後続の列車にするわけにもいかない。途中で列車を乗り継ぐ場合、ルール上の制約なのかシステム上の制約なのか、特典利用での途中乗り換えの予約ができなかった。そのため苦肉の策で間に合わないのを分かった上で岡山からひかりを予約し、後続の列車の自由席に乗ってひかりを追いかけることにしたのだ。指定の列車に乗り遅れた場合後続の普通車自由席に乗ることは認められている。ひかりは山陽新幹線区間では停車駅が多く、のぞみやみずほに乗れば追いつけるのだ。

 そういうわけで18時53分発のみずほ608号の1号車自由席に乗り、西明石でひかりを追い越し、新神戸で10分後に来るひかりに乗り換えた。

58_20220903111001 新神戸駅の駅弁販売コーナーは19時で閉店していて、仕方なくホームのセブンイレブンでビールとサンドイッチを買って夕食とした。

59_20220903111001 ひかりのグリーン車は新神戸の時点で5人くらいしか乗っていない。新大阪で多少乗ってきたがほとんどガラガラだ。京都で6分停車し、のぞみに抜かれる。もう少し食べたいのでこの時間を利用し、駅の売店で追加の食料を調達した。

今回の旅では新見列車区乗り入れがいちばんの収穫だが、列車区内での体験イベントも趣向を凝らしていてとても楽しかった。その他DMV乗車、381系乗車、鉄印収集など我ながら盛りだくさんな内容だった。

これで「おか鉄!ザ・鉄道体験in 新見」を終わります。

2022年11月22日 (火)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(国鉄色やくも)

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国鉄色やくもは6両編成でやってきた。ホームで撮影している人も多い。私は3号車を予約してある。車内はデビュー当時から改装され、床面を高くしたハイデッカー構造で、シートピッチを拡大したため窓割りと一致せず、私の席も若干視界が悪い。

 381系は振り子式でカーブでも速度を落とさず走れるのが魅力だ。ただその揺れで気分が悪くなる人も出るので、やくもではなく「はくも」と呼ぶ人もいる。実際に吐くほど気分が悪くなることはないだろうが、直線区間でも振動は多めに感じる。 

55_20220903110401 やくもに乗るのは1994年にミスターAN氏と山陰旅行に行って以来なので約30年振りになる。その時は開業したばかりの智頭急行に乗り、鳥取砂丘を訪れた後、松江に泊まり、松江城、出雲大社などを見物してからやくもで帰ってきたのだ。その当時の車両がまだ現役バリバリで走行しているとは定年が近い我々には驚きだ。

 備中高梁からは最高時速120kmにアップし、振り子の性能を如何なく発揮する。

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岡山駅に到着し、やくもはここで回送になる。

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塗装は国鉄色になったが、国鉄特急の目印JNRマークがなかったのは残念だ。

2022年11月21日 (月)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(新見駅)

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保線体験が終わり、新見列車区内の体験を全て完了した。当初は列車区乗り入れだけあれば、その他の行程はなくてもいいと思っていたが、実際に体験してみるとバラエティに飛んでいて、また担当者も熱心に教えてくれるので参加して良かったと感じた。ほかの車両基地体験と比べてもトップクラスの楽しさだった。

 帰りも列車区から乗ったままで駅まで戻る。行きと同じルートを進み、まずホームのない3番線に入り、続いて引き上げ線に入り、エンド交換してから5番線に入った。ここからこの列車は16時52分発の和気行き普通列車となる。ツアー一行はこの列車に乗車するが、私はここで離団し、17時32分発のやくも24号に乗ることにしてある。やくもに使用されている381系が2年後には引退する予定で、その前に乗っておきたいからだ。なかでもこれから乗ろうとしているやくもは国鉄色塗装に塗り替えられた編成だ。私が学生時代に乗り歩いていた時期はどこに行っても特急車両はクリーム色と赤のカラーリングで飽き飽きしていたが、最近は国鉄色が人気でわざわざ塗り替える編成もあるのだ。

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新見駅はシンプルで落ち着いた雰囲気の駅舎だ。

52_20220903105601 駅前には「電子投票発祥の地」の記念碑が建っていた。

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やくもの特急券はJRウエストカード利用のe5489(ゴヨヤク)割引で岡山まで1,200円で乗れる。通常の特急券が1,930円なのでとてもお得だ。ところが駅の掲示を見るとe5489利用で700円となっている。予約サイトにそんな表示はなかったがどういうことだろう。よく見ると当日か前日に予約すると9月30日まで限定でその割引が適用されるらしい。私は早めに予約しておいたので、その恩恵に与れなかった。こういう地方限定、期間限定のキャンペーンを把握しきるのは難しい。

2022年11月20日 (日)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(保線体験)

運転シミュレータ体験が終わると保線体験になる。

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まずレール変位の確認。糸を張り、レールとの隙間を測定する。線区の等級により許容される変位の量が決まっていてそれを超えると所定の日数以内に整備する決まりだ。

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レール突き固め用の機械。かなり重く、思い通りには動かない。

 レールの遊間(スキマ)の調整も重要な作業で開き過ぎの場合はボルトを緩めて、レール全体を移動させるとのこと。

 レール取り替え作業は400m単位で行われ、山陽本線などでは約80〜90分で完了させるとのこと。深夜の貨物列車の間合いに完了させるというからその手際の良さには感心する。その場合は100人弱の作業員で行うが細かな指示を与えなくても皆自分の動きを理解し、適切に作業に当たるとのこと。夜間に行われる作業でなかなか日の目を見ることがない仕事だが、そういう仕事もあることを知ってほしいと担当者は力説していた。

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犬釘打ち体験。なかなか釘に命中せず、全員空振りばかりだ。かと言って小さく振り下ろすと釘が刺さっていかないので、命中精度とパワーの両方な必要な仕事だ。

2022年11月19日 (土)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(運転シミュレーター)

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軌道バイク体験が終わると次は運転シミュレータ体験になる。車両は221系で画面は架空の鉄道である。両手操作の縦軸ハンドルで時速90kmまで加速してからノッチオフする。カーブになると椅子が傾き、実際に運転しているような感覚になる。ブレーキ操作はかけるタイミングと強弱が難しいが、指導員がブレーキの段数の指示を出すのでそれに従って操作したところほとんど停止目標通りの位置に止めることができた。

2駅間運転させてくれたが、途中で列車防護無線の受信や車内の非常通報ボタン動作音が発生したりしてリアルな感覚が楽しめた。

 続いて車掌の車補発行端末の操作体験になる。これは他の鉄道イベントでは体験したことのないものだ。この端末でJR北海道を除く全てのJRの発券が可能で、乗車券だけでなく自由席特急券の発券も可能である。ICカードやクレジットカードでの支払いにも対応している優れものだ。操作感覚は画面に従って入力すれば私でも発券可能だった。

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さらに起床装置の体験。布団の下に空気袋が設置されていてセットした時刻になると袋が膨らんで、その違和感で目が覚める仕組みだ。

最後にアルコール検査。検知器に息を吹き込み、アルコール濃度を測ってみる。私はお酒を飲んでいないので当然0になる。その後マウスウォッシュを口内に吹きかけ再度測定すると基準値を超えて警報音がなる。こういうものでもアルコールを検知するようだ。

2022年11月18日 (金)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(軌道バイク)

続いて軌道バイクの乗車体験になる。災害発生時の線路点検などに使用される4人乗りの作業車だ。車両基地祭りなどでときどき体験乗車できるが人気が高く順番待ちになることが多い。

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イベントに参加していた新見駅長により撮影いただいた画像。駅長は車両に乗ったまま列車区に入るのは社員の私でも今回が初めてだったと言っていた。

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軌道バイクに乗って200mほど移動し、除雪車見学となる。

43_20220903103801 レール面上15cmの積雪になると出動するとのこと。通常4人乗務で運転士1名、除雪板を操作する人2名、助手1名という構成で時速20〜30kmで走行する。あまり遅いと排雪できないのである程度スピードを出して走行する。そのスピードで標識を見ながらウイングやフランジャー(レール間の除雪板)を操作するので気の抜けない作業だ。芸備線は区間によっては1日3往復しか運行されないところもあるので次の列車まで間が空くとせっかく除雪しても積雪が増してしまうので列車運行時刻を見計らって除雪をするとのこと。

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実際に運転台に上り、ウイングやフランジャーを操作させてもらう。先頭部のフランジャーは降りているのかいないのか目視できないが、フランジャーに付いているポールにより動作状況を確認できるようになっている。

 除雪用ヘッドは片側にしか装着されていないので反対方向に走行する場合は車体をジャッキアップさせて人力で回転させるとのこと。一定の回転半径が必要になるので回転させる場所は決められている。

2022年11月17日 (木)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(軌陸車)

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車両体験が終わると続いて軌陸車体験になる。架線点検保守用の車両で作業台の部分は最大9.9mの高さまで上昇する。1台5,000万円もする高額車両でJR西日本には17台配備されている。昨日乗車したDMVと同様、道路と線路の両方を走れるようになっていて、踏切部分で車体をジャッキアップして人力で回転させ、鉄道用車輪を下ろして線路を走行するようになっている。

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高所作業になるのでヘルメットと転落防止用の腰ベルトを装着し、腰ベルトの金具を作業台の手すりに掛けて昇降体験を行う。最大高の9.9mまで上昇した。通常の架線点検では5m程度の高さで行うので、ここまでの高さにすることはないとのこと。

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新見列車区の全体が見える。作業台を上空で1回転させ、その後降下した。

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軌陸車の前で腰ベルトを手にしてポーズをとるミスターKです。

2022年11月16日 (水)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(車両体験)

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列車区に到着すると、10人がかりくらいで階段式のタラップが運ばれて、我々一行はそこから下車した。

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列車区内の会議室に入り、まずそこで昼食になる。

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新見の弁当業車の弁当で、牛しぐれ煮と錦糸卵の乗ったご飯でボリュームは少なめだが、おいしいお弁当だった。

 昼食が終わり、12時30分、列車区内での体験イベントが始まる。5班に分かれ、それぞれ30分程度のスケジュールで5つの体験を行う。我々D班の案内係は普段は電気関係の仕事をしているとのこと。

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我々の班はまず車両体験となる。先ほど列車区まで乗ってきた列車に乗って運転士から説明を受ける。運転士の乗務かばんの中を見せていただいた。今までの車両基地イベントで運転士のカバンの中身まで見せてもらったことはなかった。外側に入っているのは行路表。本日の乗務で使用している現物だ。タブレット端末も見せてくれる。以前は辞書のように厚い紙ベースの運転規程などを持ち歩いていたが、今はタブレットになりだいぶ軽くなったとのこと。タブレットは写真撮影機能もあり、状況により被害や事故の状況を撮影し、指令に報告することも可能になっている。その他に運転席に設置して列車の運行情報や指示を受信する小型端末、業務用スマートフォン、殺虫剤、人身事故発生時に使用する手袋や応急処置グッズ、ブレーキハンドル、水筒などなどが入っている。泊りの場合は着替えなどもこれに入れる。持たせてもらったが総重量は10kgを越えるらしく、かなり重たい。緊急情報は列車無線に入るがタブレットで着信することも可能とのこと。私物の携帯電話は電源を切った状態で専用のホルダーに入れれば持ち歩くことが可能だが、乗務中にそれを使用するとかなり重い処分があるらしい。

35_20220903102001 続いて運転台の見学。115系なのでかなり古めかしい造りになっている。機器類が動作しない場合は自分でヒューズボックスを確認し、ヒューズが飛んでいないかチェックするとのこと。天井からは非常時に使用する信号煙管の取っ手が出ていたが、今は防護無線を使用するので使っていない。

 その他ドア開閉や非常ボタン押下訓練などを行い車両体験は終了した。

2022年11月15日 (火)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(新見列車区入線)

今回のイベントは岡山駅8時55分集合となっている。参加者は30名程度で、乗り鉄系が3分の2、家族連れが3分の1といった構成で、乗り鉄系は知った顔が多い。

 イベントの開催地は新見なので、そこまでは通常の営業列車に乗車することになっていて、岡山発9時18分の列車に乗る。やってきた列車は黄色塗装の115系4両編成だった。JR西日本は国鉄分割民営化から35年を経過したというのに未だに国鉄車両を使っている。

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伯備線を各駅に停まりながら10時49分に新見駅に到着。ホーム上で班分けや諸注意が行われて、私はD班となり私を含めて4人グループとなった。

 いったんホームに降りたが、再び乗ってきた列車に乗り込み、ここから駅の倉敷方に隣接する新見列車区に向かう。

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伯備線からは列車区に直接入れない配線なのでまず米子方にある引き上げ線に入った。配線略図.NETの図に誤りがあり、赤線の部分に引き上げ線がある。

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28_20220903101101 ここでエンド交換し、誘導信号機に従い、新見駅3番線に入る。ここはホームのない線で芸備線ホームと伯備線ホームの間にある。

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さらに進んで、車掌による誘導合図により新見列車区内に入った。これで本日の主目的は達成された。

2022年11月14日 (月)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(岡山まで)

DMV乗車を終えて阿波海南発17時28分列車に乗車する。気温が高く西日も強い。駅前にローソンがあったのでアイスを買って車内で食べる。車両は単行ディーゼル車でロングシートとクロスシートが半々の構成でJR四国の最近の標準的な車両のようだ。客は15名程度で高校生とお年寄りという構成だ。乗り心地はDMVよりずっといい。

DMVは鉄道とバスのいいとこ取りで過疎化に悩む地方交通の切り札のような評判だ。鉄道モードの時は渋滞知らずで、バスモードになると線路にしばられず、観光需要のあるところに自由に行け、小型の車両でコストもかからないとされている。だが実際に乗ってみるとそれとは違うような印象を受けた。

線路にしばられないのは確かにその通りで、私もそのために室戸から乗車することができた。ただその道中は快適とは言い難かった。マイクロバス仕様なので、乗り心地が一般の路線バスよりはるかに劣るのだ。道路の継ぎ目を通る時などは搭載している鉄道車輪が音を立てて振動し不快な揺れが伝わってくる。

 また原則として座席定員制なので満席で乗れないことがあり得る。実際この日にも予約でいっぱいの便がひとつあった。普段使いする公共交通機関で満席で乗れないというのは本数の少ない地方では理解を得にくい。そもそも予約が必要となると通勤通学はもとより買い物などで利用する人にも使い勝手がとても悪い。今日途中駅で乗ってきたお年寄りはスマホやインターネット予約など使えそうには見えなかった。

 車両の導入コストは鉄道よりは安いようだが、マイクロバスがベースなので耐用年数は長く見積もってもせいぜい15年前後だろう。長い目で見ると決して安くはなさそうだ。また特殊な仕様なので、次回の更新時に製造を請け負ってくれるメーカーがあるのだろうか。

 この日最初乗ったバスは不具合があり車両交換となったが、阿佐海岸鉄道には全部で3台しかないのにこれでは先が思いやられる。

 鉄道線路の維持コストは従来と変わらずかかるだろうし、全体として見るとDMVを導入しても赤字がそれほど減るとも思えない。

 至るところに「世界初のDMV」の表示があるので、それをウリに観光需要を取り込もうというのならば分かるが、地方鉄道の赤字削減や交通弱者を守るという目的であればバス転換のほうがはるかにいいのではないだろうか。DMV導入の目的が明確でないような気がした。

1_20221113100101 阿南で前に1両増結し、19時43分に徳島着。ここから20時32分発の特急うずしおに乗車。特急なのに2両編成だった。うち1両は半車が指定席となっている。全体で20人程度でガラガラだ。2700系特急気動車に乗るのは初めてで力強いエンジン音が聞こえてくる。

 高松でマリンライナーに乗り換え岡山21時36分に到着。駅から3分ほど歩いたところにある東横インに宿泊した。

2022年11月13日 (日)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(DMV4)

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DMVを宍喰で下車し、この駅で阿佐海岸鉄道の鉄印を収集する。DMVデザインの鉄印だ。あわせて硬券入場券も購入しておく。

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 ここで再び折り返し、阿波海南に戻るのだが、帰りのきっぷはまだ用意していなかった。この駅では窓口でDMVのきっぷが買える。窓口氏が空いている席を教えてくれて、希望の席番告げるとペラっとした紙に印刷されたものを渡された。

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 宍喰発16時29分の列車で阿波海南16時42分着。ここでDMVを下車した。この列車に続行する形で12分後に次のDMVがやってくるのでモードチェンジの様子を外から眺めてみた。モードインターチェンジに入る時はタイヤがガードにすれる音がしてタイヤの耐久性が不安になる。前のタイヤは完全に持ち上がるが、後のタイヤは鉄道モードで駆動輪になるのでわずかに持ち上がるだけだった。ゴムタイヤが細いレールの上に乗って走行するので、これもまたタイヤの耐久性の不安要因になる。鉄道モードに切り替わると車鉄道両がレールに乗っているかを確認するため、運転士が車外に出て目視で確認している。

2022年11月12日 (土)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(DMV3)

12_20220903093301 続いて海部駅に到着。ここでは乗降はなかった。海部駅の先には「純粋トンネル」が見えている。一般にトンネルは山をくり抜いて建設されるが、ここは山も何もなく、ただ単にトンネルだけが存在している。くぐるためだけに作られたトンネルで奇妙な建造物だが、実は当初は山があったが駅周辺の区画整理で山が切り崩されトンネルだけが残ったらしい。宮脇俊三さんの「時刻表2万キロ」にも記述があるトンネルである。

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阿波海南の手前でいったん停止し、信号音がした後モードインターチェンジに入る。再び運転士の操作で今度はバスモードへの切り替えが行われる。ガクンと沈み込むような衝撃があり、車体が降下していく。鉄道モードになる時はスムーズだったが、逆は意外と揺れた。鉄道モードになる時は車輪の設置状況を目視するため運転士が下車して確認していたが、バスモードになる時は目視をせずそのまま発車していった。

阿波海南駅を発車し、一般道路を5分ほど走行して阿波海南文化村に到着した。ここがどういう文化施設か分からないが、真新しい建物がいくつもある箱物施設だった。

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ここで折り返し15時29分発の道の駅宍喰温泉行きに乗車。

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阿波海南駅ではモードインターチェンジに撮影スポットが設けられ、大勢のギャラリーに見守られて鉄道モードに変身した。

2022年11月11日 (金)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(DMV2)

9_20220903091901 14時37分、甲浦駅に到着。いよいよここからバスモードから鉄道モードに変身する。甲浦駅は高架にあるがDMVの乗り場は地平にあり、そこで乗降を行った後に一般車両の進入を防ぐゲートが開いて高架橋への急なスロープを上っていく。半円を描く急カーブで幅も狭いので車体を側壁にこすらないよう慎重にハンドルを切っている。

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スロープを上り切るとバスから鉄道への切り替えが行われるモードインターチェンジと呼ばれる場所に停車する。

運転士がスイッチを操作すると、「スタート」という音声とともに阿波踊りのような祭り囃子の音楽が流れて、車体前部が持ち上がり鉄道車輪が降りてきて、15秒ほどで鉄道モードへのチェンジが完了した。完了時に「フィニッシュ」という予期せぬ音声が流れて、車内に失笑が起きる。以前JR北海道でDMVの試験走行が行われていた時にはモードチェンジにかなりの時間を要したのだが、これならばスムーズな運行が可能だ。

 「チン」という鉄道の保安システムが作動する音がしてスタートした。DMVは車両が軽いので通常の鉄道保安システムが作動しないことから、新しいシステムを開発し線路脇の信号機は撤去され車内信号で運行されているようだ。そのため阿佐海岸鉄道は一般の鉄道車両は運行できずDMV専用となっている。安全性確保の観点での国土交通省の認可の条件でもあり、これが他社でDMVの導入が広がらない理由にもなっている。

鉄道モードでは前後にある1軸の車輪で走行するのでジョイント音が「タン、タン」という間延びした音だが、道路走行時に感じた不快な振動はない。やはり鉄道線路は安定している。

最初の駅「宍喰」に停車。車内放送では「次の停留所は宍喰」と言っていた。鉄道モードでも駅ではなく「停留所」のようだ。

 DMVは鉄道車両より床面が低いので各駅の乗り場は、鉄道ホームの隣に低床のホームが新設された。また鉄道の車両ならばホーム側のドアを開けばいいが、DMVの場合ドアは進行左側にしかないから棒線駅でもホームは線路の両側にある。

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宍喰では予約をしていない老人が乗ってきた。空きがあれば乗れるので運転士はタブレット端末を確認し、2番C席に座るよう指示していた。運賃箱はあるが両替機能がないため、運転士がカバンからお金を出してお釣りを払っていた。この方が低コストで済むのだろう。

2022年11月10日 (木)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(DMV1)

外側をひととおり眺めてからバスに乗り込む。DMVの乗車は基本的に予約優先で、空きがある時だけ予約無しでも乗車できるようになっている。私はあらかじめ発車オーライネットで席番を指定して予約済みである。予約の際届いたメールによればQRコードを示して乗車するよう指示があったが、運転手から「名前を言ってください」と声がかかり、QRコードは不要だった。 

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運転席周りは運賃箱や運賃表も含めて基本的にはバスと同じだが、鉄道線路を走行するための装置やスイッチ類も同時に搭載されている。

 運転席真後ろの先を予約してあり前面展望や運転操作が間近に眺められるが、アクリル板の仕切りがありクリアな視界とはいかない。

 シートベルトを締めて13時35分、定刻に8名の乗客を乗せて出発した。最初は一般道路を走るので普通のマイクロバスと変わらない。ただ走行に伴う振動で鉄道用車輪や運賃箱、アクリル板、座席などがカタカタなって意外と騒々しい。道路の継ぎ目を渡る時などは、床下からバキッという音がして今後の耐久性が心配になる。

 最初のバス停室戸岬には13時41分着。ここでは3名が乗車。そのうちふたりは奈半利駅から私と同じバスに乗ってきた人たちだった。ところで先ほど室戸岬周辺の道路で別のDMVとすれ違った。室戸に来るDMVは私が乗っている1台だけのはずだがどうしたのだろう。

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続いて室戸世界ジオパークセンターバス停に13時50分に到着。ここで運転手から案内があり、この車両に不具合があり、別のDMVに乗り換えてくださいというアナウンス。先ほどすれ違ったDMVが代替車両だったのだ。アナウンスの時、最初「この列車は」と言いかけて、「このバスは」と言い直していた。

 右手に海を眺めるシーサイドコースを行く。岬周辺の道路を走ると自然と「岬めぐり」の歌が口を突いて出てくる。この道路は今から15年くらい前に徳島方面から来て高知方面に抜けたことがあった。その時は自分の車で明石海峡大橋、鳴門大橋を渡ってやってきた。高知県馬路村にある水力式ケーブルカーや森林鉄道、祖谷溪にある旅館のケーブルカーなど珍しい乗り物に乗るためだ。公共交通機関では非常に行きにくいところにあるので、わざわざ大宮からマイカーでやって来たのだった。

2022年11月 9日 (水)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(海の駅とろむ)

奈半利駅からは高知県東部交通の路線バスで室戸に向かう。奈半利駅前を12時21分に出るが5分遅れでやってきた。駅からは私も含めて男性4人が乗車した。皆ひとり旅のようだ。

奈半利の市街を抜け、国道を南下する。時々旧道に入りながら、13時08分室戸営業所に到着。ここから500mほど歩いたところにある海の駅とろむが阿佐海岸鉄道のDMVが出発地点である。DMVは基本的には阿波海南文化村から道の駅宍喰温泉までの間を運行しているが、土日に1便だけ室戸岬まで延長運転している。DMVの利点を活かし、鉄道だけでは行けないところまで足を延ばす試みだ。

 海の駅に高速バス乗り場があり、ここがDMVの乗り場になるようだが、特に乗り場案内など何もなく本当にここでいいのか不安になる。海の駅自体は利用が少なく閉鎖されていて、ここを発着点とする意味があるのだろうか。いろいろ心配になったが発車の10分ほど前に回送でやってきた。 

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見た感じはマイクロバスとほとんど変わらないが鉄道モードでの運転のために前部に鉄道用車輪を格納するスペースがあり、ボンネットが突き出たスタイルになっている。鉄道とバスの二刀流で、エンジェルスの大谷翔平選手のようにマルチに活躍する車両だ。中は19人乗りで、マイクロバスなので一般の路線バスよりだいぶ小ぶりで立って乗車することはできない。

2022年11月 8日 (火)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(土佐くろしお鉄道)

 高知空港に9時15分に到着。ここから土佐くろしお鉄道の、のいち駅に向かう。空港からのいち駅までは連絡バスがなく、その代わりに地元のタクシー会社が乗合タクシーを運行している。前日までに電話かホームページで予約すれば1名でも乗れるので便利だ。空港のホームページにもその旨記載がある。

 飛行機を降りて、乗り場に向かうと空港乗り合いタクシーの表示がある黒いクラウンが待機していた。そばには金髪の運転手が立っていて「Kさんですか」と声をかけてきた。この日の客は私だけのようだ。空港から土佐くろしお鉄道に乗る人はまれなのだろう。10分ほどで到着。料金は500円で、普通にタクシーを利用すれば2,000円くらいはするはずだから、格安でとても使い勝手がいい。

 のいち駅9時54分発の奈半利行きに乗車する。土佐くろしお鉄道ごめんなはり線は今年で開業20周年にあたり、私は開業年に乗っているから20年ぶりとなる。

 単行ディーゼルカーで20名程度の客を乗せてスタート。曇り空の中、高架や盛土区間を走行し、右窓に海を見ながら進む。

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10時30分、安芸駅に到着。ここで下車し、土佐くろしお鉄道の鉄印をゲットする。私の他にも同じ列車から降りた2人が鉄印を収集していた。安芸駅ではD型硬券入場券を販売していたのであわせて記念に1枚購入した。

 次の列車まで約1時間あるので、駅に併設されたおみやげや物販施設の「じばさん市場」でブラブラと時間を過ごす。安芸市は「叱られて」「春よ来い」「雀の学校」などで知られる童謡作曲家弘田龍太郎の出身地で駅前には大きな看板が出ていた。

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 安芸駅発11時37分の列車でさらに進む。今度の列車はしんたろう2号というオープンデッキの付いた車両だ。「しんたろう」は高知出身の幕末の志士中岡慎太郎のことだ。

 車体側面がオープンデッキになっていて、特に速度も落とさず走行するので結構な風が入ってくる。トンネル内を走行する時は大人でも吹き飛ばされそうになる。よくこんな車両を国土交通省が認可したものだ。潮風を浴びながら12時04分奈半利駅に到着した。

2022年11月 7日 (月)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(ANA561便)

 8月27日土曜日、まず最初に乗るのは羽田発7時55分の高知空港行きANA561便である。早めに旅程が決まっていたのでスーパーバリュー21という運賃で予約してある。予約変更はできないが12,670円の割安運賃で購入できた。早めに予約できたにもかかわらず窓側の席は既にいっぱいで28Dという後部の通路側の席しか予約できなかった。しかし2日前に運良く空きが出て、窓側の席に変更できた。 

 羽田空港には6時26分に到着。普段はチケットレスで搭乗するが、紙のチケットが欲しくなったので発券した。出発までは1時間ほどあるのでカードラウンジで過ごす。カードラウンジは座席がひとつおきで利用するようになっているので朝7時前というのにほぼ満席に近い状態だった。 

 今回乗る機種はボーイング787-8で240人乗りの中型機である。この機種は2本の通路をはさんで3人がけの席が並んでいるが、私の予約した最後列の席だけは2人がけになっていて少しお得だ。ほぼ満席でこんなに混んでいる飛行機は久しぶりだ。旅客需要はかなり回復しているようだ。7時48分にドアが閉まり、7時51分にはスポットを離れた。 

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 A滑走路から離陸し、川崎の工業地帯、横浜ベイブリッジ、江ノ島などを眺めながら進路を西に取り、富士山もハッキリ見えてきた。雪がない黒い富士山なので少し趣きにかける。ドリンクサービスは期間限定でアイスコーヒーが提供されており珍しい。紀伊半島上空を横断するあたりからは雲海の上になり視界がきかなくなってきた。 

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 高知空港には定刻9時15分に到着。海側から着陸した。高知空港に来るのは約30年ぶりだ。前回は平成2年で勤務先の研修で須崎市に10日ほど滞在した。私はその時が初めての飛行機搭乗で離着陸時はかなり緊張したことを今でも覚えている。

2022年11月 6日 (日)

おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見(初めに)

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 JR西日本から「おか鉄!ザ・鉄道体験 in 新見 ~入区・シミュレータ体験等~」と題するツアーが発売された。列車に乗ったまま新見駅に隣接する列車区に入り、列車区内では運転シミュレータや軌道自転車乗車などの体験することができる。列車区に乗り入れる列車となるとこれに乗らない手はない。予約開始時刻とともに予約を入れて無事参加できることになった。

 開催日は8月28日の日曜日で岡山駅集合解散となっている。岡山に行って来るとなるとなると前日の土曜日に西日本方面で未体験のことをクリアしておきたい。

 その中で私は昨年12月から運行が開始された阿佐海岸鉄道のDMV(鉄道と一般道路の両方を走れる車両)に乗ってくることにした。それだけであればあえて乗る必要はないのだが、それに伴い阿波海南駅の線路が一部移設されたのだ。線路の移設が伴うのであれば乗っておきたい。阿佐海岸鉄道に乗るならば四国の未収の鉄印収集も行いたい。ということで、新見列車区入線と阿佐海岸鉄道DMV乗車、鉄印収集をまとめて1泊2日の行程で楽しんで来ることにした。

2022年11月 5日 (土)

東京舟旅(日の出~天王洲~五反田)

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 日の出桟橋に着いて、ここで8時40分天王洲行きに乗り換えます。料金は別払いで500円です。今度は屋形船タイプです。いろいろな事業者に運航を委託しての実証実験なので乗る船は大きさもタイプもさまざまです。

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 靴を脱いで船内に入ります。内部は座敷です。この船も客は私も含めて3人でした。先ほどの船は航行中、外に出られましたが、こちらは出られません。

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 レインボーブリッジ、新幹線大井車両基地線をくぐり、定刻より10分早着の9時に天王洲に到着です。

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 ここでさらに五反田行きに乗り換えます。今度の船は料金は200円です。やはり客は私は含めて3人でした。屋根のないオープンな構造です。

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 京浜運河から目黒川に入ります。ここからは一般道路の下を多くくぐるとともに鉄道の線路もたくさんくぐります。東京モノレール、京急、東海道線、京浜東北線、新幹線、品鶴線、山手線、池上線と目白押しです。

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紅葉が始まった木々もあり、川幅が狭いので周辺の自然が間近に見えます。今日乗った航路でいちばん楽しいのがこのルートでした。

2022年11月 4日 (金)

東京舟旅(日本橋~日の出)

 東京都・品川区の実証実験「東京舟旅」で都内をクルーズしてきました。舟運が身近な観光・交通手段となり、水辺のにぎわいを創出する取り組みの一環です。朝に4航路、夕方に3航路運航されています。通勤手段としての取り組みが主眼なので平日のみの運航となっています。なお本日が最終日なのでご注意ください。

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 私は11月1日火曜日に休みを取って乗ってきました。まず最初に乗ったのは日本橋7時40分発の日の出桟橋行きです。7時20分頃、船着場に着くとちょうどこれから乗る船が回送されてきました。

 受付周辺にはブルーのパーカーを着た係員が大勢います。乗船は予約制ですが空きがあれば当日でも乗れます。私は予約してこなかったので心配してきましたが、それは杞憂でした。受付周辺には乗りそうな人は誰もおらず、私が最初の客でした。予約なしの旨を告げ、チケットを購入します。担当者はタブレットを操作して空きを確認してから手書きの乗船券に赤ペンで出発時刻と行き先を記入します。料金は500円で支払いは電子マネー限定で現金支払いはできません。

 結局この船に乗ったのは私を含めて3人でした。3人とも通勤利用ではなく、船や今回の実証実験に興味がある人だけでした。この船を通勤利用しても会社に料金を請求できるわけでもなく、また通常の通勤から逸脱した経路で出勤すると労災の補償対象にはならないので、東京都の目論見のようには利用者はいないようです。

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 屋根付き船で内部は向かい合わせのテーブルが6つありますが、客は全員船体後部に出て写真撮影に余念がありません。定刻に出発し、首都高の下を進んでいきます。

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隅田川に合流し、永代橋をくぐり、右手に佃島のタワーマンションを眺めて晴海運河を進みます。こんなにタワーマンションが多いとは知りませんでした。

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佃水門から朝潮運河に入り、8時05分朝潮運河船着場に停船しますが、乗る客も降りる客もいません。ブルーのパーカーの係員の多さが目立ちます。

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10分間停船し、8時15分日の出桟橋に向けて出発します。朝潮運河を抜けると行手に日の出桟橋が見えてきて8時27分、定刻より2分遅れで到着しました。

2022年11月 3日 (木)

鉄道と美術の150年

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東京ステーションギャラリーで来年1月9日までの予定で「鉄道と美術の150年」と題する企画展が開催されています。今年は鉄道開業150年であるとともに「美術」という言葉が使われ始めてからも150年なのです。鉄道開業当初から画家は鉄道を描いてきました。当初は錦絵が中心でしたが、その後洋画の影響を受けた作品や写真も現れ、鉄道だけでなくそれを取り巻く人物や風景も題材にするようになりました。今回それらの作品150点を各地の美術館から集めた展示が東京ステーションギャラリーで開催されました。

その中で私の印象に残った作品は、勝海舟作が筆で描いた「蒸気車運転絵」(達筆で絵心があります)、外国人観光客誘致のため描かれた戦前のポスター「JAPAN、Japanese Government Railways」(スピード感があります)、林忠彦撮影品川駅に到着した復員列車から降りた軍人たちの笑顔の写真「復員(品川駅)」(戦争から解放された喜びがみなぎっています)です。

2022年11月 2日 (水)

開催延期、伊豆急全線ウォーク

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そろそろ伊豆急全線ウォークの開始時期なのでホームページを見たところ、ご覧のような告知がありました。例年秋に始まるのに今回は来春から開催されるようです。春スタートだと夏から秋にかけての期間設定になるのでしょうが、夏の暑い時期のウォーキングイベントは参加者にとって影響が大きいです。詳細が分からないのですが、存続されることは間違いないようなのでとりあえず一安心です。

私が伊豆急全線ウォークに初めて参加したのは2006年の第3回で、もう16年も経ちます。その時は各駅に駅員がいて一駅ごとにバッジがもらえて歩く励みになりました。最盛期にはラウンドトリップと称して往復コースが用意されるほど熱が入っていました。

このところ無人駅の増加やコロナの影響によりルールの改正が頻繁で、今回も開催延期となると大きな変更も想定されます。今後どうなるか発表を待つしかないですが、誰でもいつでも気軽に参加できるイベントになることを期待します。

2022年11月 1日 (火)

VSEで行く謎の線路経由ロマンスカーミュージアム行き(相模大野車庫)

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 相模大野駅では通過線の3号線でいったん停車した後、相模大野車庫に入り、78番線に停車した。ここには乗務員の詰め所があるが、構内が広いので、たまにここに来る乗務員は中で道に迷うこともあるようだ。

 今回のツアーでは乗務員への質問コーナーがあり、事前に渡された用紙にQRコードがあり、そこから入力することにより、乗務員が質問に答えてくれる。好きな運転区間は「秦野・渋沢間で前方に富士山が見える区間」、運転しにくい車両は「ブレーキがノッチではない1000型の未更新車両」、ライバルの鉄道会社は「時速120㎞運転ができるので京急」といったやり取りがあった。いずれも運転士、車掌の個人の感想だ。

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 相模大野車庫を出発し、再び相模大野駅3号線で停車し、最後のエンド交換をして、海老名駅に15時56分に到着した。

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 参加者には海老名駅に隣接するロマンスカーミュージアムの入場券とロマンスカーミュージアムで使える1,000円分の買い物券が渡されている。ロマンスカーミュージアムには以前入ったことがあるので、今回は中をサッと見て、おみやげを買って帰ってきた。ロマンスカーミュージアムを出ると台風の影響で大雨になっていた。

 これで「VSEで行く謎の線路経由ロマンスカーミュージアム行き」を終わります。

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