JR富田連絡線の旅(保々駅貨物本線)
添乗員の誘導で三岐鉄道ホーム1番線に上る。我々が乗る列車は1番線の奥に縦列駐車の要領ですでに入線済みで10時ちょうど発の保々行きが発車してから入線してきた。車両は昭和39年製の元西武鉄道のものを三岐鉄道が譲り受けたもので、ロングシートはほこりにまみれていたが、1両に20人程度なのでゆったり座れるのはありがたい。
発車するとクラブツーリズム担当者から今日の行程や諸注意のアナウンスが始まるがスピーカーの音量が低くて全く聞き取れない。後で別の担当者が車内を回って肉声で説明するという無駄なことをやっている。そんな説明の途中、右手から後ほど乗るJR富田駅連絡線が近づいてきた。
列車は駅によっては対向列車待ち合わせで停車をし、駅によっては通過したりしながら進んでいく。三岐鉄道では旅客列車の快速運転は行っていないので駅通過はレア体験になる。
保々駅の手前に来ると運転席から控えの運転士が出てきて、これから貨物本線に入線すると教えてくれる。通常の列車はホームのある本線に入るが、この列車はホームのない側線(貨物本線)に入るらしい。クラブツーリズムの事前の告知にはないサプライズだ。
保々駅貨物本線でしばらく待機した後、出発信号機が切り替わり本線に戻った。
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