JR富田連絡線の旅(伊勢鉄道鉄印)
鈴鹿で下車したのは鉄印を収集するためである。高架下にこじんまりした駅舎があり、駅員が1人だけ勤務していて窓口の営業時間が細かく指定されている。
鉄印は今まで見たことのないヨレヨレの素材だが、鈴鹿の伝統工芸「伊勢型紙」の技法で製作されているようだ。ホームページの記載では「伊勢形紙に彫刻を施し、その伊勢型紙を本来の用途である染型紙とし使用し、「鉄印」として鈴鹿抹茶の色合いに染め上げました。伊勢鉄道の文字、伊勢鉄道オリジナルキャラクター「いせまるくん」は伝統工芸士の小林満氏に、三重県をイメージした特徴的な背景模様は伝統工芸士の兼子吉生氏に彫刻していただきました」となっている。「形紙」と「型紙」の用法の違いは分からないが珍しい鉄印だ。
伊勢鉄道の窓口で富田までの乗車券を買うと手書きの出札補充券だった。富田駅は近隣の駅だが、それすら印刷した切符は用意されていないようだ。駅名のゴム印には数字が併記されており、これは駅コードの類なのだろうか。
8時38分発の快速名古屋行きに乗車し、四日市で各駅停車に乗り換えて9時18分富田下車。富田駅は無人駅だったので先ほどの補充券が労せずして手に入った。
ここから5分ほど歩いて近鉄富田駅に向かう。受付で本人確認資料、ワクチン接種証明を提示、検温で問題ないことを確認して参加が認められた。参加者は40名程度でよく知った顔も多い。
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