JR富田連絡線の旅(伊勢治田駅貨物本線)
保々駅に続いて伊勢治田駅構内の貨物本線に入る。先ほどの保々駅でもそうだったが、貨物列車が常用的に使用する線は側線とは呼ばず貨物本線という呼び方をするようだ。
旅客ホームと貨物本線の他に側線が7本ある。この先の東藤原駅の側線が不足する時に、ここまで貨物列車を持ってきて待機させるためのものらしいが、現在はそこまでになることはないとのことで、その関係で側線5線は架線が撤去され入線できないようになっていた。ここの出発信号機は地面のすぐ上に設置されていた。
続いて東藤原駅に入る。この駅は1面2線構造だが、旅客列車は通常上りも下りも駅舎に近い1番線を使用している。これは2番線側が貨物列車の入れ換えに使用されることが多いためだが、この列車は2番線側に入った。これも事前の予告なしのサプライズだ。
東藤原駅の先には太平洋セメントの貨物積出施設があり、16両の貨車を8両ずつ分けて積み込みを行なっている。まず先頭の8両に積み込み、それが終わると貨物列車を前進させ、後部8両に積み込みを行うようだ。
ここから終点西藤原にかけての区間は、運転士の話では鹿がよく出没するようでたまに衝突事故もあるらしい。
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