2022年夏大人の休日俱楽部パスの旅(観光急行)
直江津に戻り、15時03分発の観光急行に乗車する。国鉄型455系交直両用急行電車で、えちごトキめき鉄道では昔を懐かしむファンのため運行している。乗車には急行料金500円が必要になるが、急行券が硬券タイプなので記念になる。車両はクハ+モハク+モハの3両編成だがデッキが付いていないタイプだ。直江津のホーム屋根はレールを柱にした古めかしいタイプで国鉄型車両とよく合っている。
各車両ワンボックスにひとり程度の乗車でせっかくの国鉄型車両もガラガラでもったいない。観光急行は直江津駅1番線から発車した。1番線は行き止まり式の切り欠きホームになっているので糸魚川方面にしか出発できない構造になっている。過去にこのホームから乗ったことはおそらくないだろう。
直江津を出ると列車はモーターの唸りもたくましく時速100km以上で快走した。
この列車は糸魚川までノンストップのダイヤ設定だが、実際には途中の能生で20分ほど運転停車し、撮影タイムとなっていた。先頭車付近ではえちごトキめき鉄道の社長の鳥塚氏が乗客と談笑している。ヘッドマークも「鳥塚」となっている。
能生での撮影タイムが終わると糸魚川に向けて出発。糸魚川の手前でデッドセクションを通過するので車内灯が消える。最近はバッテリーが備えてある車両が多く、体験することがなくなった仕掛けだ。
15時51分、糸魚川着。糸魚川は数年前に大火があり復旧が気になっていたが、焼けたままの建物は見られず、更地も少なく、見た限りは大火のあった街には見えなかった。
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