山陽新幹線岡山開業50年記念号の旅(ZARD MUSEUM)
堂島リバーフォーラムに向かったのはここで開催されているで「ZARD MUSEUM」を見学するためだ。ZARDは昨年デビュー30周年を迎え、それを記念して未公開の衣装、写真、歌詞、映像、思い出の品々などが展示されている。
イベントは予約制で私は19時からの展示見学と19時30分からの映像視聴の予定になっている。小雨降る中、18時30分頃現地に到着した。
19時ちょうど受付が開始される。入り口に検温器があり、37.3度もあり驚く。熱はないはずだが興奮して体温が上がっているのかもしれない。
中に入るとジャケット写真やプロモーションビデオで使用されたさまざまな衣装が展示してある。どれも今から20年以上前のものだからよく取っておいてくれたものだ。多少の経年劣化はあるもののどれも保存状態がいい。意外とサイズが小さく、こんな服が着られるのかと思うほどだ。衣装の展示だけで10着以上はあった。
続いて目を引くのが1997年発表のシングル「息もできない」のジャケット写真に登場する英国車ジャガーマークIIだ。だれが保存してくれていたのか、ピカピカで光り輝いていた。展示物で撮影が認められているものはこれだけだったが、これを撮影できただけでも大満足だ。
ここまで見学すると映像視聴の時間になった。映像は日替わりでこの日はアメリカ西海岸で行われたプロモーションビデオのメイキング映像で、スタッフが坂井泉水に作ったものを今回公開している。普段知ることができない坂井泉水の素の姿を垣間見ることができる。撮影の合間に交わすスタッフとの会話も収録されている。西海岸の冬の港の撮影では寒さでホカロンを手放せない様子が映っていたり、未公開映像が多く満足できる内容だった。
メイキング映像視聴は30分ほどで終了し、再び展示室に戻る。生写真コーナーもあり手に取って見ることができる。思わず盗みたくなるようなキレイな写真満載だ。ZARDが活躍していた90年代はまだフィルム写真の時代で、こういうほうが味があっていい。ポラロイド写真もあった。
さらに歌詞コーナーがある。ZARDの曲はそのほとんどが坂井泉水の作詞で、未発表の歌詞もテーブル一面に散りばめてある。ノートやルーズリーフ、ホテルの便箋などに書きつけたような詩でほとんどが鉛筆書きで記されていた。
小中学校時代の珠算や陸上競技の賞状の展示もあった。賞状の名前は本名の蒲池幸子名になっている。彼女が描いた油絵や水彩画の展示、実際に使用していた化粧道具、母親が彼女に用意した着物などの展示もあり、どの展示物もZARD MUSEUMの名に恥じないもので感動しだ。まだもう少し見学したいが、帰りの列車が決まっているので名残惜しいがこのあたりで会場を後にして、新幹線で帰途に着いた。
これで「山陽新幹線岡山開業50年記念号の旅」を終わります。
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