沖縄都市モノレール完乗の旅(沖縄県営鉄道転車台)
モノレールを旭橋駅で下車。駅に隣接して巨大な那覇バスターミナルがある。ここはかつて沖縄県営鉄道の那覇駅があったところである。沖縄県営鉄道は1914年開業の軌間762mmの軽便鉄道で、最盛期には那覇駅を中心に与那原線、糸満線、嘉手納線の3路線45km超の路線網を有し「ケービン」の愛称で親しまれていた。しかし沖縄戦の激化で線路や鉄道施設がほとんど破壊され、戦後復旧することはなかった。
ところが数年前に沖縄軽便鉄道那覇駅の転車台が発掘され、それが旭橋駅前の広場に復元整備されたのだ。実際にあった場所は少し違うようだが、それでもかなりの部材が見つかり、こうして現在見学できるのは貴重なことだ。
転車台の柵には現役当時の駅の写真が数枚展示されている。
6分の1スケールの模型も展示してあり、往時の姿が偲ばれる。
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