また発生した高速バス事故
先日名古屋高速でバスが分離帯に激突炎上し2人の方が亡くなる事故が発生しました。亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。今回の事故はまだ原因が判明していませんが、ブレーキ痕が無いことから、何からの理由で運転手が意識を失っていた可能性があるようです。
近年高速バスでの事故が頻発しています。原因は運転手の操縦ミスや過大な労働環境など事案に応じてさまざまな理由があげられています。バスは鉄道や航空機と違って運転者のミスをシステム的にカバーする仕組みに乏しく、基本的には人間の注意力のみに頼って運転するので、事故の発生は公共交通機関の中でも高いものになっています。今までも事故が起きるたびに再発防止策が検討され実践されてきたはずですが、いつまで経っても無くならない高速バスの事故です。自動ブレーキや運転手の異変を察知するシステムなどを導入を急ぎ、同種の事故を防いでもらいたいと思います。
私は以前は夜行バスを利用して遠くに出かけることが時々ありましたが、最近は事故多発を受けて極力乗らないようにしています。ただバス全般に全く乗らないという訳にもいかず、乗る時にはしっかりシートベルトを締めるなどして残念ながら当面は自己防衛に努めるほかないのでしょう。
« 鉄道開業150年記念185系で行く貨物線の旅(相模貨物駅) | トップページ | 逆線発車西船橋駅9番線 »
「鉄道雑感」カテゴリの記事
- ニューシャトル丸山車両基地入線(タムロン鉄道風景コンテスト)(2023.11.30)
- 「いたずら」って何?(2023.10.16)
- いつかはクラウン(2023.10.30)
- さよならマークII(2023.10.29)
- 波賀森林鉄道復活(2023.09.02)
コメント