沖縄都市モノレール完乗の旅(壷川東公園シュガートレイン)
旭橋駅の転車台を見学した後、隣の壷川(つぼがわ)駅から歩いて壷川東公園に向かった。ここには1983年まで南大東島で使われていたサトウキビ輸送用のDLが静態保存されている。DLは歯車ではなくチェーンでエンジンの動力を車軸に伝える仕組みになっていて珍しい。画像では分かりづらいがDLの後部に連結されているものは同じく南大東島で使われていたSLの台車部分である。
南大東島では1983年までサトウキビ輸送用の貨物鉄道があり、島民輸送用に便宜的に旅客も便乗させていたようだ。翌日訪問するネオパークオキナワではゆたかはじめ氏(本名は石田穣一)が南大東島を訪れた際の動画が放映されていた。ゆたかはじめ氏は那覇地裁所長や東京高裁長官を歴任した裁判官である一方、鉄道ファンとしても知られ、沖縄の鉄道に関する著作も多い。
車両は南大東島のものだが、その下の線路は沖縄県営鉄道のもので、この公園を整備する際にここで出土されたものらしい。那覇駅とその隣の壺川駅の間に位置するが、周辺は都市化が進み鉄道廃線跡の雰囲気を感じさせるものは全くなかった。
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