沖縄都市モノレール完乗の旅(本部港+那覇港)
14時25分与論島出港。14時45分頃から船内で火災訓練が始まり、非常ベルや汽笛が鳴り響く。実際に非常汽笛も吹鳴された。我々は船内で火災訓練であることを告知されているが、周辺を航行している船舶が誤認することはないのだろうか。
沖縄本島が見えてきた。美ら海水族館の沖合いを航行し、最後の寄港地沖縄本部港に16時50分に到着。ようやく沖縄県に到着した。昨日の乗船から23時間もかかった。引き続き雨が降っている。船から見える木々の青さは本土とはだいぶ違う。沖縄の自然はやはりすばらしい。
本部港では家畜の運搬も行われていて、家畜用コンテナから降ろされた牛をトラックに乗せかえていたが、牛がなかなかいうことを聞かず難儀していた。
17時10分、本部港を出ていよいよ最後の区間となった。丸一日以上乗っていたが全く退屈しなかった。船内はフリースペースも充実しており、個室でなくても身の置き所に困ることはなさそうだ。Wi-Fiがしっかりとつながるのでパソコンで作業をしている人も結構いた。動画視聴も安定していた。
またレストランを利用しなくてもカップ麺やお菓子の自販機もあるので食事面で困ることはない。しかしビールの自動販売機にはアサヒとキリンしか入っておらず沖縄航路なのにオリオンビールがないのは残念だ。またビールの自販機は運転免許証かマイナンバーカードを挿入し購入できるものでこういう自販機は初めて見た。
個室にはフェイスタオルと歯ブラシがついているが、歯ブラシはとても簡素でしっかりと磨きたい人は自分で持って行ったほうがいいだろう。またバスタオルの備えはないので注意だ。
19時定刻に那覇港に到着。25時間乗り続けたが退屈することもなくとても楽しい船旅だった。
この港にもボーディングブリッジがないのでタラップから下船したが、那覇港のような主要な港でバリアフリーでないのは少々残念だ。那覇港で徒歩で降りたのは30名弱くらいだった。沖縄航路というものの奄美大島で半分以上がおりて、その後少しずつ降りていく流動で、この船で沖縄まで乗り通す人はごくわずかなようだ。
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