沖縄都市モノレール完乗の旅(奄美大島)
朝4時半頃に目が覚める。すでに奄美大島近くを航行中のようだ。さっそくスマホを操作し 「奄美」をゲット。これで593国目となる。
奄美大島新名瀬港の入港が5分早まり、4時55分となる放送があった。エントランスには下船する客が大勢待っている。大半が中学か高校の運動部の学生で練習試合の帰りなのだろうか。乗客のうちここで半分以上は下船した感じだ。
港に着くとすぐに貨物の積み下ろしが始まった。フォークリフトが次々と船内に入っていき、素早くコンテナの積み下ろしが行われている。その合い間に一般の車両も次々と出入りしていく。相当にあわただしいが、このフェリーが離島の物流を担っているのを実感できる。ヤマト運輸の大型トラックも下船していた。北海道航路でも貨物の積み下ろしは行われるが、トレーラーの積み下ろしが行われるだけでフォークリフトを使用しているのは見たことがない。
そんな様子を見届けてからレストランに行った。レストランの朝食の営業は朝5時20分から5時50分までとなっている。もう少し遅い時間でもよさそうだが波の穏やかな湾内にいるときに営業するのだろう。お腹は空いていないがこの時間帯を逃すとお昼まで我慢しないといけない。私は洋定食600円にした。クロワッサンが2つと目玉焼き、ウインナー、サラダ、コーヒーのセットだ。クロワッサンは冷めたものが出てきた。コーヒーはかなり濃いめだった。シンプルだが、これくらいのほうがちょうどいい。レストランを利用している人は少なくて15名程度であった。
食事を終えると5時50分に次の徳之島に向けて出港した。 岸壁にはJR貨物のコンテナも見えた。鉄道のない島でもJR貨物のコンテナがあるとは意外だ。
奄美大島に着いた時は雨が降っていなかったが出港時にはかなり強めの雨が降ってきた。気温も低く肌寒い。
朝食を済ませて部屋に戻り、ベッドで横になる。天候が悪い場合、徳之島、与論島を通過するか、もしくは別の港に入港する旨の放送が行われていた。雨が降り続く洋上を進んでいるが船の揺れは意外と少ない。北海道航路より小ぶりの船なのである程度揺れることは覚悟してきたが、雨が降っているのに想定外に穏やかな航行だ。低気圧ではなく梅雨前線による雨であることも関係しているのだろうか。
奄美大島を出ると携帯が完全に圏外になり電波が入らなくなった。しかし船内のフリーWi-Fiが利用でき、これはなかなか快適に利用できた。今までに乗ったフェリーの中でいちばん安定してつながる感じだ。
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