蒲蒲線開業へ
JR・東急蒲田駅と京急蒲田駅を結ぶ通称蒲蒲線の2030年代開業に向けて、東京都と大田区が合意したようです。この計画は何十年も前からありようやく具体的計画が動き出すようです。
区間はまず矢口渡駅から地下に潜り、東急蒲田駅に地下ホームを作り、さらに地下線で進み京急蒲田駅の下にも地下ホームを作り、京急大鳥居駅で空港線に合流します。1期は矢口渡から京急蒲田駅までで、そこから先が2期になります。1期の間は京急蒲田駅の乗り換えが地下から高架になるためかなり不便そうです。
さらに気になるのは2期では蒲蒲線が空港線に乗り入れるとなっています。両線は軌間が異なるので接続に問題があるとの答申もあり、3線区間になるのか、直通運転は行わず単に大鳥居で乗り換えとなるのかも気になります。
こういう計画は平気で5年や10年は遅れるので、そうなると自分が生きている間に乗れるのかということが問題になります。宮脇俊三さんも「時刻表2万キロ」の最終章で、なかなか開業しない東北・上越新幹線、青函トンネル、瀬戸大橋に対して「もう私は若くはない。開通させる気が本当にあるのなら、早くしてくれないと困るのである」と述べているが、まさに同じ気持ちです。
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