未成線長倉線の旅(上横町ガード跡まで)
0キロポストからウォークがスタートする。まず真岡鐵道の引き上げ線脇を通る。レールをよく見ると40と1964の刻印がある。1964年製の40kgレールであることを示している。前の東京オリンピックの年だ。線路はここで途切れるが、ここから北に向かって1000分の20の上り勾配で建設されていた。
芝生になっている遊歩道部分は築堤を取り壊した跡で、道路との交差部分には寺町ガードが存在していた。
コース上には案内板が整備されていてツアー参加者でなくても概要を把握することが可能だ。
ここは上横町ガードがあったところ。ガード撤去工事の際はコンクリート製橋台をブレーカーという大型重機で粉砕したが、コンクリートがあまりに頑丈で、粉砕の振動で水道管にヒビが入り漏水するほどだったとのこと。
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